『歴史としての軍事を語るには』から『三国志ライターの悲哀』最後は『五行説』
- jonathanohn
- 6059
- 0
- 1
- 0
三国志の話をしている人の中に定期的に現れる「蜀は国力差から言って博打を打たなきゃ勝てっこない。だから孔明はカス。魏延最高」みたいな論調の人ってなんなんだろうな。軍隊をゲームの駒かなんかと勘違いしてる。戦争も単なるゲームだと思っていそうだ。いや、戦う人の意識はゲームの延長だろうけど
2012-05-25 01:31:51何て言うか。たとえ単なる戦争談義でも、兵に多大な犠牲を強いるようなやり方を平気で提案したり、褒めたり、それを当たり前のことのように言ったりする人とは、永遠に分かり合えないよね。命をなんだと思っているのか
2012-05-25 01:37:31「例え10人に9人が死んでも、勝ちさえすれば国は守られ、銃後の多くの人が助かる。だから戦って死ね」と言う指揮官についていく兵がいるとしたら、そいつはイカれてる
2012-05-25 01:39:32【RT】「バクチしないと戦争には勝てない」って言う子を見ると、「あのね、民衆や兵隊はバクチのチップじゃないのよ?つか、バクチしなくても勝てるように努力するのが為政者ですよ?」ってもにょりますね。民衆や兵隊の命をチップにするようないいかげんな指導者は何やってもうまくいきませんよ
2012-05-25 05:35:37@shinsiteki フリードリヒ大王がどれだけの準備をしてあの戦争に臨んだかを考えると、「計算が外れたから、博打を打って巻き返すしかなかった」ということだろうと思います
2012-05-25 07:44:01【RT】兵隊が命を賭けようとするのは、自分を大切にしてくれることへの感謝や、「自分が死んでも遺族を大切にしてくれそう」という信頼からで、可能な限り誠実に兵隊の命を大切にして、死なせない様にしようと心を砕いた結果なんだってことを忘れるのは良くないですね
2012-05-25 05:40:48あの詩は「アンタは恩賞もらってウハウハなんだろーけど、そのために何人兵隊死なせたかってことは忘れんなよな」って意味ですからね RT @trinh_JP: @sweets_street 一将功成って万骨枯る、は一面の真実かも知れませんが、基本的には警句ですからね。
2012-05-25 06:01:20@centurio_P 軽かったからこそ、兵隊にしっかりと給与を払って、何かと面倒を見る軍隊が強かったという面がありますね。古代から軍学者が兵隊を大切にすることを説いたのは、「命が軽いから兵隊も軽い気持ちで手を抜くんだよ」ということの裏返しですし
2012-05-25 06:07:30兵隊の命が戦場では紙のように軽いのは事実ですが、だからこそ兵隊は「飯が食えたら良いや」程度の軽い気持ちで軍隊に入って、「飯がしょぼい」程度の軽い気持ちでとたんに戦意をなくすわけです。だから、昔から軍学では「兵隊を大切にしないと命を張ってくれない」と言うわけですね
2012-05-25 06:16:35@centurio_P 井筒俊彦さんの「イスラム生誕」のなかに描かれた、無明時代のベドウィン騎士達の戦士道徳もそのイメージがありました。ムハンマド以降段々となくなっていったとのことでしたが。
2012-05-25 06:20:08@centurio_P 部族ごとの抗争の枠をムハンマドが宗教によって外してしまって、そのことで旧来の戦士道徳をとかされる危機感があったとのこと。ムハンマドが地元の人達からも攻撃されたのはそのあたりも関係してるという説でした。
2012-05-25 06:44:31@centurio_P 蛮性が強い軍隊でも、腕力があって気前がよい指揮官が好まれますね。腕力があれば逆らえないというのもあるけど、基本的には「強そうだから付いて行っても生き残れる」「気前がよいから付いて行けば裕福になれる」という実にわかりやすい理由
2012-05-25 06:22:45