『歴史としての軍事を語るには』から『三国志ライターの悲哀』最後は『五行説』
- jonathanohn
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@sweets_street 逆に言うとその種のツッコミも今更というしか。諸葛亮マンセーだった時代へのカウンターとして私が昔配置したものなので。そういう説が必要だった頃もあったというだけの話ですよ。と張本人の言。
2012-05-25 05:37:48@Jiraygyo 最初に議論の場ににそういう説を投げ込んで、皆が勉強して諸葛亮の戦争を徹底検証する良いきっかけになったと思ってますよ。ただ、この説もいずれは他の論者が投げ込んだカウンターによって検証される必要があるんですが、カウンターが強くないなあと感じるので(´・ω・`)
2012-05-25 05:55:25@Jominian @sweets_street 「多大な犠牲」の線引きはどこなのだろう? 言ってしまうと1人の人間が死ぬのですらイカれていることなんだよ。そしてその線引きは誰にもできないからそれぞれの主観に依るしかない。別にバクチ云々以前に前提として戦争はイカれてるんです。
2012-05-25 05:55:45@Jominian @sweets_street どうしようもない人間たちの話をどうしようもない僕達が、どうしようもないという表情でどうしようもない話をするという、ある種の下司としての自覚が軍事を語るのには必要だと思う。そう、人を殺す戦争でできた歴史の中に自分たちがいるのだもの。
2012-05-25 06:00:04@Jominian @sweets_street そして人間の心理として無為でジリ貧になるよりは、思い切ったバクチを打ちたくなった人は無数にいるし、かなりの勝利者もそんなバクチを売った場面はあったわけで、正直その心理はむしろ分かるなあ、と思うのだよね。
2012-05-25 06:02:36@Jominian @sweets_street 自分の中に最悪の愚将や惰弱な兵士を飼っておかないと、あんま名将や精鋭ばかり詰め込んでも片手落ちの議論になっちゃうよなあ、というまは最近つくづく感じるわけです。
2012-05-25 06:04:43@Jiraygyo @Jominian 「勝つためには犠牲が必要だ」的な事をいう子は、合理的な計算のみで何の人間的な迷いもなく軍略を練る名将や、お国のために命を平然と投げ出せる精鋭ばかりを心の中に飼っているのではないかと感じます
2012-05-25 06:26:13@sweets_street つか、無双で一旦三国志の議論はリセットになってたりするんだな。2000年代ごろ正史系の議論が盛んになったんだけど、無双で大量に新規層が広がって、また関連書籍などの記述がもどっちゃったというのはある。
2012-05-25 05:57:37@Jiraygyo 確かに2chの過去ログを見ていても、ある時期を境に三国志系の考察のレベルが激しく落ちてますね。10年前ぐらいの三戦のログを見ると、レベルの高さに驚くことが多いというか
2012-05-25 06:04:30@sweets_street 無双で底辺が広がったのは確かに喜ばしいことなんだけど、やはりけっこうみんな真面目に研究していた所に「そんなのしったこっちゃねー!」ってノリで覆い尽くされてしまった無力感ってのは当時の三戦板にはあったねえ。
2012-05-25 06:06:02ここから話は無双後の三国志ライターの悲哀に
@sweets_street あとは仕事的にも正史系考証系のしごとが一気になくなって、私も三国志関連の仕事がなくなってた時期やね。無双に火がついた時期は。まったく正史系考証系の需要がなくなってもーた。
2012-05-25 06:07:31@sweets_street そういう意味では魏延バンザイあたりからやり直している層もあるんだろうなあと。ただ、それって当時の無力感を思い出させるわなあ(笑) 本気で私が筋金入り商業ライターなら昔の焼き直しで諸葛亮否定論(笑)あたりやってるだろうけど、やだー。
2012-05-25 06:12:40@Jiraygyo ある時期を境に学者さん以外が書く正史系の本が出なくなったのは、そういう事情があったんですね。光栄の三国志が売れ始めた頃と同じく、新規参入者のための初心者講習からやり直さなければならなくなったと
2012-05-25 06:28:45@sweets_street やりなおさなくてはというよりも、純粋に売れないし、営業側もパイの大きな方を狙った本を求めるわけ。うほー世知辛ーイ・・・うん淘汰されました当時(笑)
2012-05-25 06:30:10@Jiraygyo そのあたりから焼き直している層を見ると、ついツッコミを入れたくなるんですが、話し方が難しいですよね。昔の自分もそうだったけど、どこに議論を深めるためのソースがあるのかすらわからないままに、他人が流した説の断片で議論しちゃってますから
2012-05-25 06:31:19@sweets_street そして、逆にゲームライターあたりでちょい調べて書くぐらいの安い人が一杯いたから、変にお高い私はリストラされましたわなー(笑) 2003年あたり頃はもう三国志の仕事やらんだろうなあと思ってた。
2012-05-25 06:41:56@Jiraygyo 学者さんが砕けた口調でわかりやすく解説するような本でさえ、マニアでないと手を取りませんものね。初心者向けのわかりやすさと、マニア向けのわかりやすさがあって、商売になるのはたいてい前者です
2012-05-25 06:50:54@sweets_street つか解説書そのものが売れませんでした、というオチでその先には待ってたんだぜ(笑) そういう本を買う三国志マニアは、新規でもこじれた人たちなのでした。たいていのユーザーはゲームやキャラ絵で満足していたのです。
2012-05-25 06:53:38@Jiraygyo 解説書を欲しがるマニアは、もともと読書する習慣が身についてる子が多いですね。歴史小説とか自己啓発書とかで
2012-05-25 07:01:03@sweets_street そして無双の頃ね便乗してでた本の爆沈レベルはすごかった。まあ、それをまたレッドクリフでも繰り返すんだけどね。レッドクリフのときにまさかまた三国志で仕事できるようになるとはなあ、と。
2012-05-25 07:03:05@Jiraygyo 実は僕が本格的に三国志について考えだしたのもレッドクリフ出るちょい前あたりだったから、メディアの力凄いって話ですね。レッドクリフ自体には興味なくて、レッドクリフ効果で人が増えたから賑わいに引かれたってだけですが
2012-05-25 07:07:38@sweets_street メディアの踊り方というより出版界がなんとかしてムーブメントをおこそうとしていたからねえ、少年漫画誌にやたら三国志漫画の連載が始まって・・・おお、こわいこわい、な結果に・・・
2012-05-25 07:09:18@sweets_street ただでさえ仕事なくなった時期があったのに、なおかつ昔の発達してなかった頃の自分の話蒸し返されるというのだから、なんという羞恥プレイ(笑)
2012-05-25 06:32:31