測定値と検出限界

測定値は検出限界の意味を理解した上で読みましょう。
73
シトリィ @sitry001

@Mihoko_Nojiri おみくじのように、何度もはかると必ず出てくる誤差が大きいデータ……自分は確率誤差とか呼んでます。

2012-05-26 17:14:40
🐱野尻美保子(1) @Mihoko_Nojiri

はいそれで宜しいと思います。というか、それ以外の誤差はこの表示にはいってないかも。RT @sitry001: @Mihoko_Nojiri おみくじのように、何度もはかると必ず出てくる誤差が大きいデータ……自分は確率誤差とか呼んでます。

2012-05-26 17:15:21
シトリィ @sitry001

@Mihoko_Nojiri やっぱりそんな感じなんですね。ありがとうございます。

2012-05-26 17:22:58

こちらのまとめもぜひあわせてご一読ください。

まとめ 食品測定の心得とリスク 食品の放射線測定をこれからはじめる人のために 20200 pv 345 26 users 12

その後、「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識 」の著者、田崎晴明先生(@HalTasaki )が検出限界・定量限界の解説を公開して下さいました。ぜひご一読下さい!

Hal Tasaki @Hal_Tasaki

「放射線と原子力発電所事故・・・(←タイトル忘れた)」のページで、解説「『検出限界』とは何か?」(pdf 1.3 MB)を公開。初等的な例で、検出限界・定量限界の意味を正確に解説。9月の講演会配付資料(宿題)の大幅改訂版。遅くなりました。 http://t.co/I7D4NoYO

2012-11-06 12:52:27
ryugo hayano @hayano

待ってました! @HalTasaki_Sdot: 「放射線と原子力発電所事故・・・」のページで、解説「『検出限界』とは何か?」を公開。初等的な例で、検出限界・定量限界の意味を正確に解説。9月の講演会配付資料(宿題)の大幅改訂版。 http://t.co/9gPa7HfM

2012-11-06 12:55:04

付録:±2σが「95%信頼区間」なら±σ、±3σは何%信頼区間?
(以下に出てくるギリシャ文字の「σ(シグマ)」はバックグラウンド誤差を表します)

nao @parasite2006

@h_okumura 好奇心からの急がない質問です。±2σを「95%信頼区間」というなら、±σと±3σはそれぞれ何%信頼区間に相当するのでしょうか?

2012-06-02 15:25:40
Haruhiko Okumura @h_okumura

68%,99.7%です RT @parasite2006: @h_okumura 好奇心からの急がない質問です。±2σを「95%信頼区間」というなら、±σと±3σはそれぞれ何%信頼区間に相当するのでしょうか?

2012-06-02 16:19:02
nao @parasite2006

@h_okumura 早速のご回答恐縮です。1000回測定してまぐれで±2σの範囲をはずれるのは50回、±3σの範囲をはずれるのはたったの3回という計算になるのですね。

2012-06-02 16:38:35
nao @parasite2006

@h_okumura 大きい方にはずれる回数と小さい方にはずれる回数は理論上等しいので、検出限界に3σを採用した場合、まぐれの検出限界越えは1000回の測定中1回か2回という少なさ(少なくとも私のような一般人の目には1000回に1-2回は十分少なく見えます)。

2012-06-02 16:45:45
nao @parasite2006

@h_okumura これを見れば(ATOMTEX流の2σではなく)最低でも3σを検出判定基準として使いたい気がいたします。(もっともATOMTEXは5月末に食品用測定装置のデータ解析ソフトを改訂し、検出限界として2σと3σをユーザー側で選べるようになったと聞きます)

2012-06-02 16:50:17

注意:検出限界の算出に使うのは「バックグラウンドの誤差」ではない

Michiharu Wada @mw_mw_mw

以前にもお話し致しましたが、「バックグランド誤差の3倍」は誤解されているように思います。BG計数がbの時、BGの誤差は√bですが、(3σを限界なら)検出限界は3√(2b)です。2が入るのは、BGを引いた正味計数が有意である為です。@parasite2006 @h_okumura

2012-06-03 00:04:31
Haruhiko Okumura @h_okumura

「バックグラウンド誤差」という言葉で混乱が生じているのですね。トータルからバックグラウンドを引いた値の誤差σで考えればいいのでは RT @mw_mw_mw: …「バックグランド誤差の3倍」は誤解… @parasite2006

2012-06-03 07:06:22
Michiharu Wada @mw_mw_mw

はい。例えば「判定基準をBGを引いた正味値の標準誤差σの3倍とした時に」くらいなら誤解避けられるでしょう。@h_okumura @parasite2006

2012-06-03 11:02:14
nao @parasite2006

@mw_mw_mw @h_okumura いつもすみません。σは「バックグラウンドの測定誤差」ではなく「正味の測定値(=生の測定結果からバックグラウンドを引いた残り)の測定誤差」だとのご指摘ごもっともです。「正味の測定値-その測定誤差の3倍が正の値なら検出と判定」ならOK?

2012-06-03 10:27:58
nao @parasite2006

@h_okumura 確かにグラフに表示した測定値の点から上下に3σのエラーバーを延ばして、その範囲にゼロレベルを表す横軸が入っていないことをもって検出と判定するのが本筋でしょうが、これまで測定(それも誤差の取扱いが必要な測定)の経験がない人に直感的に理解してもらうには(続く)

2012-06-03 10:53:20
nao @parasite2006

@h_okumura (続き)特に言葉だけで説明して理解してもらうには、ゼロレベルの横軸から上下に3σ(この場合σはバックグラウンドの測定誤差になってしまわざるを得ない)のエラーバーを延ばして、測定値がエラーバーの範囲より上にあるから検出判定というイメージの方がはるかに便利でして

2012-06-03 11:03:19
Michiharu Wada @mw_mw_mw

それが検出限界の考えであり、「バックグランド誤差」で無く、例えば「コールド試料の測定結果」が0±σの時に3σを基準にする、のならば正しいのです。そのσはカウント数単位ならば√(2b)になります。@parasite2006 @h_okumura

2012-06-03 11:17:01
nao @parasite2006

@h_okumura 厳密性を欠くことはわかっていても、とっさに出てくるのはどうしても直感的に理解しやすい方

2012-06-03 11:17:32