ICRP2007 における胚/胎児の防御に関する議論より

発端は、二つの低線量被ばくの影響パンフレットを比較したことからです。 一つは内閣府発行の http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/120228.pdf 続きを読む
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ここから、メンションラインで議論

リーフレイン @leaf_parsley

@M_shirabe ALARAとLNTは確かにICRPの慎重さを最大に発揮した部分なんだけど、その前に慎重な論文精査作業があって、それなりの数値も提示してあることを忘れてはいけないです。ALARAとLNTだけでいいなら、そんな綿密な作業、全く必要ないっしょ? 

2012-05-29 11:08:10
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe ICRPを論理を借りてくるのなら、ICRPの綿密、な精査作業の結論もきちんと明記してあげないと、かわいそうです。あとね、忘れられがちなんですが、ICRPにはpub101があって放射線防護の最適化プロセスの拡大について書いてあります

2012-05-29 11:12:41
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe ここでは、もろに、「対費用効果」が綿々と論じられていて、ICRPがとことん現実的な視点にたっていることも明らかなんです。そういう部分を無視して、良心だけに走ったら、ICRPじゃないですy

2012-05-29 11:14:32
リーフレイン @leaf_parsley

@M_shirabe 対費用効果は、より効果的な方法を選択するためにあるんです。 それは真の意味で住民の健康を考えてのことだと言えると思いますy。個人個人でもそうでしょ?お金を使うときに一番目的にかなったように遣います。(続く

2012-05-29 11:24:39
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe 例えば家を建てるときに、地震対策のために、全ての開口部を閉じてしまいましょう、とかやらないでしょ? 採光も、通風も欲しいんです。強度が落ちてもね。あるいは地震対策のために地盤強化に費用の9割を使うとかもしないです。

2012-05-29 11:26:17
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe 放射線防御を、一つのファクターとしてとらえ、アンバランスな手段をとってしまわないようにと配慮しているのが、対費用効果の議論なんです。

2012-05-29 11:27:07
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe だけど、一番最初にツイートしたように、実質の被ばく値が低いなら、こんな議論はしなくていいと思いませんか?「安心して暮らして、あんまり油断しすぎないように下げていきましょう」でいいじゃないですか?生産現場や流通現場では(続く

2012-05-29 11:32:56
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe まだまだ問題が山積していて、そっちのほうの立て直しをなんとかしていきたいですy。

2012-05-29 11:33:59
リーフレイン @leaf_parsley

@M_shirabe  対費用効果の件をもう少しきちんと考えてみてください。例えば50億の予算が県におりてきたとして、いったいそれを何に使いたいですか? 

2012-05-29 11:36:35
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe そこのへんを具体的にイメージできて、はじめて、建設的な議論が進んでいくと自分は思いますy。

2012-05-29 11:40:16
リーフレイン @leaf_parsley

@M_shirabe それらの判断は個々の人が判断する部分ですが、そのための指標になる数字が子どもを守るパンフレットのほうにはほとんどないです。 ICRPには書いてあるのにです。(しかも間違ってる部分もあったし)それでは徒に不安だけを煽ってしまいませんか?

2012-05-29 12:00:40
リーフレイン @leaf_parsley

@M_shirabe 数字の件ですが、最初に連続ツイートしたQ4の部分です。ICRPでは現存被曝状況における胚/胎児については、現存被曝状況での公衆への防御レベルで良いと明確に書いてあるので、緊急活動用の数値だけをクローズアップするのはおかしいです。

2012-05-29 12:44:13
リーフレイン @leaf_parsley

@M_shirabe 個人的な判断を前面に出しちゃったのは、たしかにおっしゃる通り迂闊です。すいません。

2012-05-29 12:56:06

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リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe こちらのパンフレットは「内部被ばくの健康への影響に関しては留保をつけておりますが、それ以外についてはICRP 2007およびUNSCEARのレポートなどの国際的な組織に示される見解に忠実に従うことを私どもは旨といたしました。」

2012-05-29 15:32:52
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe と謳ってあるわけです。そして、ICRPの勧告は、緊急時被ばく状況、計画被ばく状況、現存被ばく状況と明確に場合を分けて、それぞれの規定をしています。もし現存被曝状況で、胎児に特別の配慮が必要と思っていたのなら、そう書いてあるはずです

2012-05-29 15:35:46
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe そうは書いてないのに、緊急時の但し書きを適用すべきという示唆は、ICRPに忠実に従っているのではなくて、個人的な見解というべきです。 

2012-05-29 15:41:02
リーフレイン @leaf_parsley

@M_shirabe  ええとまず前提を共有しましょうか。https://t.co/QLo5Z53f これがICRP2007の表8になります。あのパンフレットで緊急時と書いてあるのは、おそらく計画被ばく状況の職業的被ばくの項目だと思います。(違っていたらごめんなさい)

2012-05-29 15:53:32
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe なぜここで胎児が1mSvと明記してあるかといえば、計画被ばく状況での公衆の制限値が1mSvだからで、そちらに合わせてあると自分は思っています。

2012-05-29 15:55:09
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe ではなぜ計画被ばく状況の公衆の制限が1mSvかといえば、そもそも計画被ばく状況は、「わかってて被ばくするシチュエーション」を想定していて、それなら、特に作業者でもなんでもない公衆の被ばく値を増やす必要はないという意味です。

2012-05-29 15:56:20
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe  これに対して、現存被ばく状況は、ある程度の被ばくはやむを得ないという状況を想定しています。公衆もその中に巻き込まれている場合のカテゴリーです。コントロールはしきれない状況で、できもしない厳しい値を設定しても意味がないです。

2012-05-29 15:58:30
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @M_shirabe ICRP2007での現存被ばく状況の勧告は、ストレートにあの表どうりのもので、拡大解釈をする必要はないです。

2012-05-29 16:00:00
リーフレイン @leaf_parsley

@M_shirabe 109ですね、了解、今読み始めました(昨年4月に一回読んだきりですっかり忘却、、、)暫くお時間ください。

2012-05-29 16:26:57
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