NHKラジオ 私も一言!夕方ニュース 「震災から1年3か月 住まいの復興を進めるには」(2012/6/11)
須藤「応急仮設住宅には、巡回型支援員と、滞在型支援員がいる。後者の平均年齢は72歳。朝夕の安否確認をしている。6割以上が支援員自身が仮設に住む被災者。
2012-06-11 18:10:48須藤「みなし仮設は929世帯でおよそ3000人。県内で730世帯がみなし仮設住宅で。11人の支援員が、県内のみなし仮設を訪問。月にのべ500件ほど訪問している」
2012-06-11 18:15:06須藤「去年の10月に町独自に調査を開始。県内全市町村に問い合わせし、実際に訪ね歩いて名簿を作成した。始まった当初は修正と削除の繰り返しだった」
2012-06-11 18:15:15須藤「南三陸町民の中で、県内でも730世帯以上がみなし仮設。12市12街にいる。昨年10月に独自で情報収集して把握した情報を下に、みなし仮設の支援員が1件ずつ訪問している。修正と削除繰り返して名簿作成。
2012-06-11 18:14:16須藤「周囲に同じ町内の人がいない、みなし仮設の期限が切れたあとのことを心配している。など。南三陸町内には戻れる住宅に限りがあり、帰郷の希望にこたえられない現状」
2012-06-11 18:15:33応急仮設に住む住民の意見はどうか→須藤「高台移転がどうなるのか気にかけている。隣近所が毎日仲良くやれることを来にしている。支援員が仮設住宅を歩きまわることに安心を感じてもらってはいる。
2012-06-11 18:16:14山本「戻りたいけれども戻れない、戻ってきて欲しいけれども住宅がない、こういった現状をどうしていくのか」「(仮設)1年延長になりましたけども、その後は。すべての人にというわけにはいかないが、行政として手を差し伸べていきたい」
2012-06-11 18:24:21山本「職がない、お金がない、資産がない、そういった状況も人によってことなる。住宅再建のアドバイザーの試みが始まっているが」 大水「住宅再建のプランなどを被災者個別にという試みがいま始まったところ」 山本「生活再建のための助成制度は極めて複雑」
2012-06-11 18:24:35山本「住まいをどう再建するか、お金も試算もない、二重ローンを抱えている…。住宅再建の相談のカウンセラーは東京にはいるが、遠いので被災地に行けない。できれば国がお金を捻出し、派遣をしてほしいが…。本当は現地に滞在がより良いが。なかなかそこまで回っていない。
2012-06-11 18:20:15アナ「 石巻の雄勝地区では、4件のガソリンスタンドが全壊した。住民はずっと遠くまで取りに行っていたが、今日やっと1件再開したというニュースが入ってきた。震災から1年3ヶ月。
2012-06-11 18:23:43大水「雇用と住まい、安全のことは十分考えなければならないが」「それが出来たときに住む人がいないというのでは、何のための建設かわからない」
2012-06-11 18:25:04大水「これからに対する不安というのをみなさん持っていると思う。相談体制の充実を」「きょう何が出来た。あしたこうなりそうだという事が少しずつ見えてくることが被災地の希望になる。情報発信を」 山本「市町村単位、もっと小さく、旧町村単位や小学校単位での情報発信も」
2012-06-11 18:31:08大水「教訓というほど、被災地が前に進んでいるかというと、そういう状況ではない。このような状況にあることを、首都圏の人たちも受け止めて」「たとえば首都直下地震が起きたときに、おそらくどうしたらいいのか考えていく」
2012-06-11 18:31:29アナ「今後、首都や東海の自身も懸念されるが、今後への教訓はあるか。 →大水「まだ教訓を言える段階ではない。が、被災地以外の方々もこのような問題に関心を持って受け止めていただきたい。
2012-06-11 18:29:09山本「作っては壊す時代から、使えるものを活用する時代へと。全国的に空家の増大と活用が課題になっている。みなし仮設をもっと積極的に活用していく必要がある」
2012-06-11 18:31:36番組後の山本先生のツイート
@gotakanabe @sjozk @HAMANASU_RX ありがとうございました。あまり時間がなく、いいたいことは半分程度。
2012-06-11 19:13:12@gotakanabe ええありましたが、最後のコメントはテレビ並みにまきがはいり、30秒ちょっとのコメントで尻切れ。今回は、見なし仮設住宅に焦点があたりましたが、次回は住宅再建と地域再生の両立について話したいですね。
2012-06-11 19:32:25@sanrikumurakami @gotakanabe @sjozk @HAMANASU_RX 大水さんとディレクターさんには番組終了後、陸前高田の実情を話しました。次回がありそうです。
2012-06-11 19:28:04