『晩熟な人だから』と言われる人の『お利口さん』な生き方の心理

人には各々価値観や生き方を選ぶ事ができる。 しかし、周囲がその受動的な生き方に隠された深層心理を知らずに、振り回され悩まされ疲れさせられる問題がある。 皆が善しとする『お利口さん』な生き方は、本人にとっては安泰で平和で楽な生き方かもしれない。 しかし表面的にしか見れず動かされる周りにとっては、実は非常に迷惑な問題でもある。 『何もしないと云う事は、何も与えないと云う事である』 続きを読む
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@peakun825

自分からは何もアクションを起こさず、ただ相手の要求を受け入れるだけの人を『晩熟な人』だからと周囲は位置づけている。しかしそれはただ無難に生きる実は『世渡り上手な人』だ。受動的な生き方は本人にとっては有益、相手にとってはエネルギーを消耗するだけで無益。

2012-06-12 04:00:28
@peakun825

何もしない事は、相手の存在を利用し、自分を満たすものであり、最後は相手に責任転嫁し、逃げ口上を用意している行為。晩熟な人は大抵の場合、想像も付かぬほどの強烈な自己主張を内面に秘めている事が多い。

2012-06-12 04:05:55
@peakun825

故に自分の好き嫌いがハッキリしている。自分の物差しが善しとする事しか受け入れない。そして善しとしない事に対しては往々にして許容はせずキッパリと否定する。これが本当に『晩熟な人』と言えるのか、決してそうではない。

2012-06-12 04:10:13
@peakun825

一見、受動的に見えるようでも、それは生きる術としての演技に過ぎない。人間は誰しも自己を主張せねば無視されるか排除されてしまい、それは絶対に耐え切れない問題だからだ。晩熟でいれば誰かが「仕方ないなぁやってあげるよ」と手を差し伸べてくれるのをちゃんと解っている。

2012-06-12 04:15:40
@peakun825

駄々をこねれば、いつかはやってもらえるか怒られるか。行動を起こさなければ誰かがやらざるを得ない。それが『晩熟な人』と思われている人の深層心理だ。

2012-06-12 04:18:56
@peakun825

無欲な振りをして行動や言動に移さない。しかし人間は何かしらの欲を必ず持たなければ生きられない。その人の欲とは何か?『支配欲』だ。周囲が自分のために懸命に動く姿を見て「支配しているかの様な錯覚」それが彼らの重要感として満たされているのは間違いない。

2012-06-12 04:25:24
@peakun825

観察をしていると、その多くの人にある傾向や原動力が劣等感から来ていると解る。容姿、頭脳、財力他、人が表面上で判断する事柄に対して抱かれるもの。人の上に立ちたいと思う心理は誰の中にも存在する。何か一つでも良いから負けたくない、自信を持って生きたいという欲望は誰にでもあることだ。

2012-06-12 04:34:11
@peakun825

アクションを起こさずして『晩熟な人』として順応して当たらず触らずの生き方をしながら得ている内面に秘められた『欲望を満たす方法』世間の誰からも認められる、これを俗に言うお利口さんというのだ。

2012-06-12 04:39:07