三浦つとむ
『再録 写真論』を読んでいる。目次で目をつけていた〔表現における「枠」の問題〕は思った通りフレーミングについての考察であったが、難しい話を小難しく書いているのでちょっと困った。筆者は独学で映画論 言語学 哲学を学び、スターリンの論文を批判したりもしている篤学の士であるという。あぁ。
2019-04-18 11:01:34その筆者である三浦つとむ氏について書かれたこれを読んでいた。ばかな自分にもこの文章はわかりやすい。 en-soph.org/archives/37660…
2019-04-18 12:02:362人の極端な独学者 三浦つとむとエリック・ホッファー1 danchino.blog.fc2.com/blog-entry-162… pic.twitter.com/fgF38iCezu
2020-11-30 01:35:00引用
そして、なんとイーデン・フィルポッツを引用する三浦つとむ! pic.twitter.com/dKVZSJN2tn
2019-09-13 17:05:25弁証法は、絶対に変化しないものは認めないのか?ただ一つを除いては認めません。「すべてが変化する」ということそれ自体は、絶対に変化しないと主張しているからです。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)
2019-07-17 08:26:28地球上の山や川も永遠の昔から、あるいは神の創造以来変わらないままでいる、と地質学者は考え、動植物の種も永遠に同一で、同じ種は同じ種をうむ、これは、「万物は流転する」という弁証法的な世界観の否定を意味しています。これは形而上学的な世界観です。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)
2019-07-22 08:28:39唯物論の立場からすれば、精神は人間の頭の中にしか存在しません。人間をはなれて、世界のどこかに存在する精神などというものを認めるのは、人間の精神を空想的に人間の頭から切りはなして、自然の中へ持ちこんだものだといわなければなりません。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)
2019-07-24 08:28:54この意味でヘーゲルのいわゆる「絶対理念」は神学的です。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)
2019-07-24 08:29:40ヘーゲルのいわゆる客観的弁証法は、実は弁証法ではなく、全自然がそれ自身として持っている法則的な性格です。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)
2019-07-25 08:20:37「いわゆる客観的弁証法的思惟は、自然全体にわたっておこなわれている。そしていわゆる主観的弁証法すなわち弁証法的思惟は、自然のあらゆる部分をつらぬいている運動の反映にすぎない」(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)
2019-07-25 08:21:22わたしたちの洗練された味覚は、自然のままでなく、人間の実践によって創造された「味」を媒介して育てられたものです。わたしたちの洗練された美徳も、人間の実践によってよって創造された「美」によって芸術によって育てられたものです。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)
2019-07-26 08:32:34いいかえれば人間の労働による人間自身の創造です。もし、直観的に、対象をその目の前のありかただけでとらえるなら、それがどうしてうまれたかの過程が忘れられ、人間の実践によって創造されたことが忘れられてしまうでしょう。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)
2019-07-26 08:36:48「賃金労働者は、雇傭契約を結んで自分の労働に対して報酬を受けとり、働きたくなければ自由に退職できる、人権を尊重した非常に「自由」なもののように見えますが、事実は奴隷制度の近代的なありかたにすぎません」三浦つとむ
2020-10-30 21:08:26「(承前)労働者は自分の労働を売らなければ生きていけないという意味で、労働力の買い手である資本家階級に堅くしばりつけられています。労働者は賃金奴隷です。工場で働いている労働者にも、本社の事務所で働いているサラリーマンにも、目に見えぬクサリがつながっています」三浦つとむ
2020-10-30 22:08:27「奴隷の中から監視人が生れるように、労働者の中にも職制が生れます。このようにして、労働の命令者としての仕事が次第に資本家以外の人間にうつり、熟練したその道の専門家を生みださざるをえないというところに、来るべき新しい社会の一つの準備が(略)休みなく進行しているのです」三浦つとむ
2020-10-30 23:08:25「では、資本家のする労働を、肩代りしている労働者がそのことを自覚しているかどうか。残念ながら、これを自覚している人はきわめてまれで、反対に自分の労働の資本家的な性格がその意識を資本家的につくりあげていくのに抵抗できずにいるというのが現実です」三浦つとむ
2020-10-31 08:08:28三浦つとむ「民主主義ということ」(初出1960年) weblog.benweb.net/archives/1901 #三浦つとむ #民主主義
2020-11-29 01:32:55