三浦つとむについて私的まとめ

0

三浦つとむ

田浦ボン @taulabon

『再録 写真論』を読んでいる。目次で目をつけていた〔表現における「枠」の問題〕は思った通りフレーミングについての考察であったが、難しい話を小難しく書いているのでちょっと困った。筆者は独学で映画論 言語学 哲学を学び、スターリンの論文を批判したりもしている篤学の士であるという。あぁ。

2019-04-18 11:01:34
田浦ボン @taulabon

その筆者である三浦つとむ氏について書かれたこれを読んでいた。ばかな自分にもこの文章はわかりやすい。 en-soph.org/archives/37660…

2019-04-18 12:02:36
リンク En-Soph 在野研究のススメvol.11 : 三浦つとむ : En-Soph ↑三浦つとむ『この直言を敢えてする』、こぶし書房、1996。 三浦つとむ(1911-1989)。哲学者・言語学者。本人は「科学者」の呼称を好んだ。本名は三浦二郎。マルクス・エンゲルスを独学で研究し、弁証法への理解を深める。戦後、スターリンの言語学を批判した時枝誠記を支 6 users 22
石部統久 @mototchen

2人の極端な独学者 三浦つとむとエリック・ホッファー1 danchino.blog.fc2.com/blog-entry-162… pic.twitter.com/fgF38iCezu

2020-11-30 01:35:00
拡大
リンク Wikipedia 三浦つとむ 三浦 つとむ(みうら つとむ、1911年(明治44年)2月15日 - 1989年(平成元年)10月27日)は、日本の言語学者。マルクス主義者で在野の主体的唯物論者。 本名、三浦二郎。東京都生まれ。 フリードリヒ・エンゲルス及びヨセフ・ディーツゲンを師と仰ぎ、写植の仕事をしながら独学者として勉強し、映画論などを発表。戦後は『弁証法はどういう科学か』のヒットから著述業に専念し、晩年には吉本隆明主宰の雑誌『試行』に論文を定期的に掲載した。 弁証法的唯物論の立場から時枝誠記の時枝文法・言語過程説を批判的に継承する 13 users 7

引用

岡和田晃_Akira OKAWADA @orionaveugle

そして、なんとイーデン・フィルポッツを引用する三浦つとむ! pic.twitter.com/dKVZSJN2tn

2019-09-13 17:05:25
拡大
フルハシ ヤストシ(鎌倉読書教室) @shonanmanabiya

弁証法は、絶対に変化しないものは認めないのか?ただ一つを除いては認めません。「すべてが変化する」ということそれ自体は、絶対に変化しないと主張しているからです。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)

2019-07-17 08:26:28
フルハシ ヤストシ(鎌倉読書教室) @shonanmanabiya

地球上の山や川も永遠の昔から、あるいは神の創造以来変わらないままでいる、と地質学者は考え、動植物の種も永遠に同一で、同じ種は同じ種をうむ、これは、「万物は流転する」という弁証法的な世界観の否定を意味しています。これは形而上学的な世界観です。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)

2019-07-22 08:28:39
フルハシ ヤストシ(鎌倉読書教室) @shonanmanabiya

唯物論の立場からすれば、精神は人間の頭の中にしか存在しません。人間をはなれて、世界のどこかに存在する精神などというものを認めるのは、人間の精神を空想的に人間の頭から切りはなして、自然の中へ持ちこんだものだといわなければなりません。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)

2019-07-24 08:28:54
フルハシ ヤストシ(鎌倉読書教室) @shonanmanabiya

この意味でヘーゲルのいわゆる「絶対理念」は神学的です。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)

2019-07-24 08:29:40
フルハシ ヤストシ(鎌倉読書教室) @shonanmanabiya

ヘーゲルのいわゆる客観的弁証法は、実は弁証法ではなく、全自然がそれ自身として持っている法則的な性格です。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)

2019-07-25 08:20:37
フルハシ ヤストシ(鎌倉読書教室) @shonanmanabiya

「いわゆる客観的弁証法的思惟は、自然全体にわたっておこなわれている。そしていわゆる主観的弁証法すなわち弁証法的思惟は、自然のあらゆる部分をつらぬいている運動の反映にすぎない」(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)

2019-07-25 08:21:22
フルハシ ヤストシ(鎌倉読書教室) @shonanmanabiya

わたしたちの洗練された味覚は、自然のままでなく、人間の実践によって創造された「味」を媒介して育てられたものです。わたしたちの洗練された美徳も、人間の実践によってよって創造された「美」によって芸術によって育てられたものです。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)

2019-07-26 08:32:34
フルハシ ヤストシ(鎌倉読書教室) @shonanmanabiya

いいかえれば人間の労働による人間自身の創造です。もし、直観的に、対象をその目の前のありかただけでとらえるなら、それがどうしてうまれたかの過程が忘れられ、人間の実践によって創造されたことが忘れられてしまうでしょう。(「弁証法はどういう科学か」三浦つとむ)

2019-07-26 08:36:48
批評bot @Kritik_bot

「搾取することと、彼の財産がふえることとは必ずしも一致しない」三浦つとむ

2020-10-30 20:08:28
批評bot @Kritik_bot

「賃金労働者は、雇傭契約を結んで自分の労働に対して報酬を受けとり、働きたくなければ自由に退職できる、人権を尊重した非常に「自由」なもののように見えますが、事実は奴隷制度の近代的なありかたにすぎません」三浦つとむ

2020-10-30 21:08:26
批評bot @Kritik_bot

「(承前)労働者は自分の労働を売らなければ生きていけないという意味で、労働力の買い手である資本家階級に堅くしばりつけられています。労働者は賃金奴隷です。工場で働いている労働者にも、本社の事務所で働いているサラリーマンにも、目に見えぬクサリがつながっています」三浦つとむ

2020-10-30 22:08:27
批評bot @Kritik_bot

「奴隷の中から監視人が生れるように、労働者の中にも職制が生れます。このようにして、労働の命令者としての仕事が次第に資本家以外の人間にうつり、熟練したその道の専門家を生みださざるをえないというところに、来るべき新しい社会の一つの準備が(略)休みなく進行しているのです」三浦つとむ

2020-10-30 23:08:25
批評bot @Kritik_bot

「では、資本家のする労働を、肩代りしている労働者がそのことを自覚しているかどうか。残念ながら、これを自覚している人はきわめてまれで、反対に自分の労働の資本家的な性格がその意識を資本家的につくりあげていくのに抵抗できずにいるというのが現実です」三浦つとむ

2020-10-31 08:08:28
リンク okrchicagob.web.fc2.com 三浦つとむ『レーニン批判の時代』
リンク 晴珈雨読 三浦つとむ「民主主義ということ」(初出1960年) 民主主義は多数決と同じではない 民主主義ということばは、君主主義に対する政治の上のことばであった。国王や天皇など、君主が国の主人なのではなくて、国民こそが国の主人なのだという考えかたであった。したがって、民主主義の政治 … 4