橋爪大三郎×大澤真幸『ふしぎなキリスト教』に対する批判38
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サンガジャパンを本屋で見たら、特集は『業』で大変興味深いのだけど、評判が悪く皆にけちょんけちょんに言われてた『ふしぎなキリスト教』の著者の対談が。『神の棄てた裸体』の石井さんとか他の執筆者はなかなかいいんだけどなぁ。サンガジャパンは執筆者のユニークさがいいんだけど今回はなぁ…
2012-06-20 17:34:11そういえば、サンガジャパン届いてないなあ。 RT @BooksToday2: サンガジャパン Vol.10(2012Summer):アルボムッレ・スマナサーラ(寄稿), 大澤真幸×橋爪大三郎(対談), 石井光太×プラユキ・ナラテボー(対談), 大田俊寛×山形浩生(対談),
2012-06-20 17:43:45本日発売の『サンガジャパン』vol.10に、山形浩生さんと私の対談「「幻惑する知」に抗するために」が掲載されております。やや長めの記事ですが、どうぞご一読下さい。大変ご多忙のなか、対談に応じてくださった山形さんに、深く感謝申し上げます。
2012-06-20 19:15:02私個人として、広く関心を持って読んでいただきたい箇所は、対談の後半で「死者の追悼SNS」というアイディアについて論じている部分です。それほど実現困難ではなく、もし存在すれば、それなりに有意義なものになると思うのですが。自分なら作れるという方がいましたら、ぜひトライしてみて下さい。
2012-06-20 19:15:20@tamo2_1965 ご質問有難うございます。Z会の読み物がオウムに関係したという話は、私はこれまで、まったく聞いたことがありません。調べた人もいないと思います。拙著の第二章はロマン主義的宗教論を扱っていますが、そういった内容の読み物であったということでしょうか?
2012-06-19 13:34:31@t_ota 貴殿の本を読み進めています。第二章を読んでいて、既視感があり、何かと思えば、小生の世代(47歳)のZ会(有名な受験通信教育会社)の読み物でした。Z会からオウムへの理路を調べた方はいるのでしょうか?
2012-06-18 20:59:20@tamo2_1965 ご質問有難うございます。Z会の読み物がオウムに関係したという話は、私はこれまで、まったく聞いたことがありません。調べた人もいないと思います。拙著の第二章はロマン主義的宗教論を扱っていますが、そういった内容の読み物であったということでしょうか?
2012-06-19 13:34:31@t_ota 記憶の範囲になりますが、インドのタントラなどの読み物がかなりあったと思います。チャクラとか、そういう単語はそれで記憶した、と。1981-1983年の記録を当たられたら面白いかと思います。
2012-06-19 15:40:00「ふしぎなキリスト教」読んでたら、戦時中の日本人は進化論と天皇は神だということの両方を信じていたという話が出てきて、まさに二重思考じゃないかとちょっと感動
2012-06-20 22:17:56- 八木谷涼子氏による
2012/6/17/著者と語るふしぎなキリスト教@福音ルーテル東京池袋教会レポ
(批判36に植田氏によるレポあり)
2012/6/17/著者と語るふしぎなキリスト教@福音ルーテル東京池袋教会◆橋爪大三郎教授の話を、当日配布されたレジュメも参照しつつ、当方が一部のみ要約。手元にふしキリ本があってそれを参照しているわけではないし、あくまで私的要約に過ぎません。その限界を強調しつつ以下連祷~~
2012-06-20 10:20:5601■『ふしぎなキリスト教』というタイトルは最初から〔企画書を作り講談社に持ち込む前から〕決まっていた。なぜ「ふしぎ」か。多くの人からはキリスト教はふしぎに見える。信仰の道に入ったとしても、なおふしぎは残る。このふしぎはどこに核があるのかという意味で、キーワードにした。
2012-06-20 10:21:4202イエスが救い主で神の子であること、復活・昇天・再臨などは、信者なら受け入れるのは当然。だがこれらが教会の中で表立って議論されることは少ない。様々な論争があり、たとえば三位一体は議論で決まった教義(ドグマ)で、理屈では理解不能。非信仰者に説明できない。そのふしぎさ。
2012-06-20 10:22:5303非信仰者からは、上記のこと(復活など)は理解不能だし判断もしたくない。また、信仰の話をするような人とは関わりを持ちたがらない。それが日本の状況。教会の外でも中でも話さないから、日本人はキリスト教にも、そのふしぎの根本に触れられない。それは残念なこと。
2012-06-20 10:24:1904ドグマと戦うことで生まれたキリスト教文明。それを背景にした近代社会を理解するために、一度ふしぎはふしぎとして、しっかり見つめた方がよい。そうすれば、今の社会についてもキリスト教の信仰についてもよくわかる。それが「ふしぎ」を核にしようと思った理由。以上タイトルについて。
2012-06-20 10:25:2005■予定説はキリスト教。ただし、全クリスチャンがどの時代でもそう考えていたわけではない。予定説をとる人=救済は神が決定しており人間の出る幕はないが、救われるという前提で生きる。予定説をとらない人=最終的には神の恵みで救われるという信仰で生きる。結局は、ほとんど同じこと。
2012-06-20 10:25:5706受洗の有無や教会員であるかどうかは、救いとは原則無関係。受洗や教会員になることは、神の恵み・働き。また一方で、神の主権が働いて、すべての人に霊=命が与えられ、各々が生かされている。それも神の恵み・愛。最後の裁きの時にも、神が同じ恵みや愛を与えてくれないわけがあろうか?
2012-06-20 10:26:4907だから救われない可能性におびえる必要はない。いろいろな信仰の形があるなかで、そういう考え方も可能である。以上予定説について。次は締めくくり部分。■『ふしぎなキリスト教』は、キリスト教の初心者が興味をもって読めること、また、
2012-06-20 10:28:1708非信仰者が段々勉強して最後は信仰の道へと至るルートを(細くとも)作っておくことが重要と思って書いた。うまくいかなくてもあきらめてはいけない。本書が大失敗でも次の工夫を考えるべきだし、他の人は(音楽会など)各々のやり方で人々に種を植えていこう。それが広い意味での福音宣教。(了
2012-06-20 10:31:45ここで私が「じゃこの本に書いてることとずいぶん違うが」と言いかけたところ、なんと3回目の当のおばあちゃんが質問を始めた。実際はおばあちゃんというよりおばちゃんで、しかも未受洗だったらしい。「日本人であることを喜ばしく思った」と。
2012-06-18 16:33:09@marikobabel 二番目に質問した女性の発言はこうでした。ふしキリを読んで一番自覚したのは「自分は日本人なんだな」ということ。同書のなかで『日本人はこういうことをよくわかりませんね』という箇所が、全部わからなかったから、と。RT「日本人であることを喜ばしく思った」と。
2012-06-20 10:35:08