【Shunyaliana】享受論、私たちが求めた、哲学【暇と退屈のユーティリティ】
- L_O_Nihilum
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実際、「ゲーム的リアリズム~」や「動ポモ」にしても、ちょうど『IT企業必読書』とか書いてあって、これ誰に向けて放たれた本なのか、っていう僕の問いに結構答えてたんですよ。そう、それはこれ使って生き残る戦略にしたいって人に有用な「情報」だぞ、つまり「買え」と。
2012-06-21 22:00:28このテの本のひっでぇのは、それが命令口調を一切使わないにもかかわらず、世の中を動かしちゃってる、つまり、『命令』しちゃってるところにあるんです。実際、ああいう本が出てから同じような事GREEの社長が「成功の秘訣」としてテレビで言ってたりするし。
2012-06-21 22:01:28僕が、東浩紀ら批評家の一部を指摘して、「お前らのせいで御宅が死んだんだ!」って言っている理由は、まさにここにあるわけです。
2012-06-21 22:01:57@youme2525 鋭い!…それ、ぼくからさらに言葉を導こうとしてますね…ぷろでゅーさー、「シニシズム」ですよシニシズム!ジジェクですよ!ジジェク!わかっているけど、騙されていることしかできず、だからわかっていて踊らされる、そういう状況を、あいつらは暗に肯定している!
2012-06-21 22:03:16これね、アナレクタ(さっきから出してる佐々木先生の本)に僕が端っこに書いた分析を引き出すと、こういう事です。
2012-06-21 22:03:58國分、エフ、佐々木、乃至岡田斗司夫らは、「~すべき」と格率提示はするが、決して「命令」していない。「情報化」しない。
2012-06-21 22:04:58しかし批評家は、「~すべき」と一度も提案提示をしてくれず、「○○である、○○である」といいつつ(=情報化)、流行を暗に命令している、と言う事です。
2012-06-21 22:05:52哲学者&思想家:「~だ!~できる!~しよう!」(No決めつけ、提案) 批評家:「~である、~になった、だからお前らは~だ」(No提案、決めつけ) …ああ、なんてわかりやすい。
2012-06-21 22:07:03そしてそういう状況を、つまり情報化に「騙されている」のに、それをわかっているというのに、受け入れてしまう状況(前も僕がまとめで紹介した「シニシズム」がそれです)が出来てしまって、だから、東浩紀らのような「膿」が出てしまうんだ、という無限ループ。
2012-06-21 22:08:17今や批評界でも東はあまり出てこないとかいうけれど、それは問題ではない。だって今でも彼の思考が持ち出されうるから。情報化された命令に踊らされている状況であって、そこから抜け出した創作肯定でないから、そういうところに僕の意見があるわけで、
2012-06-21 22:09:19それは同時に、「御宅への世の中の態度は、東が「御宅への批評問題を解決したい」とか言ってるけど、全然彼自身同じ穴のムジナになっているぞ」と、僕が言ってる、つまり、「御宅を馬鹿にしているという問題は全く(東以前から)ずっと潰えていない!」という僕の直感でもあるわけです。
2012-06-21 22:10:39@youme2525 そうそう、ようめさん、そのユーティリティのための記述って、面白いんですよ…あのアイデアが面白いんですよ、いくら強調してもしすぎることは無いw。本日、その話がしたくてここにいます。
2012-06-21 22:11:42私たちは異なる。あなたと私は違っている。同じにしようとして間違う。同じ乗り物に乗っている、ただそれだけのこと。@L_O_Nihilum
2012-06-21 22:14:00実際、東は「ゼロアカ道場」なんてのでそのバトルを開催してるけど、その評価文を読んでみてくださいよ(笑)。「この文が売れるかどうか」っていう、そういう文脈で見てる、って自言してますよ。ていうか、最初からそういうつもりで書いて来ただろお前!って、僕はあの道場サイト行くと思う。
2012-06-21 22:14:10そして、彼は一切「結論」にて「~すべき」とは言わない(その旨はリアゆくでも彼自身明かしている)。いや、それこそが命令になってしまっているんだ、と言う事に彼は気づかない、世の中のシニシズム故に、それに気付かない!しかし、確実にこういう世の中が来る、と命令した!
2012-06-21 22:15:08それを、僕は幾度もこう呼ぶわけです。「無自覚な確信犯」と。だから、僕は彼を強く批判しつつ、そして彼らの知らない享受領域を描くのです。御宅の、本分の領域を、つまり、「今私のいるところの、本当のカタチ」を。そしてそこの可能性を。
2012-06-21 22:16:18@youme2525 ですから、これから僕が僕の使い方でようめさんから借りるのです。てか今日電車の中でビビったのは、あのユーティリティの考え方が、今僕が追っかけてる思想家に通じると思ったことです。
2012-06-21 22:17:20そんなはずはない、と追い求めたが末の、第一の出会い、「初音ミクの消失」。(中論をとおした考察まとめがあります、「初音ミクの執着」で調べてみてください!)
2012-06-21 22:21:00そしたら、自然と考えた。「スペイン人はスペインで、料理を作り、食べる。食べた味は誰が知ろう?批評家か?いや、違う。現地に住んでいるスペイン人たち自身だ!彼らにしかその味や楽しみは解らない!」
2012-06-21 22:22:38