もう酔っぱらってるから書いちゃうけど、今になって思うと、あかほりさんは本当に偉かった。深沢さんも、水野さんも。ライトノベルの第一世代になるのかな。
2012-06-25 02:43:54@tsumugu_h ありがとうございます。勝手に、ですが…橋本さんの言葉で頑張ろうと思いました。作業、頑張ってください。
2012-06-25 02:45:01あかほりさん、水野さん、深沢さん、中村さん……あの偉大なる人たちと触れ合えた世代だけど、時代の恵みに感謝するばかり。彼らは、我の発散としてではなく、職人としてライトノベルを書いていた。それはすごいこと。
2012-06-25 02:49:03僕や上遠野さんのころから、少し流れが変わりはじめ、そのうちに「自分」を主人公にする作家さんたちが増えてきた。ちゃんと書いておくけど、それを否定するつもりはない。どちらもそれぞれ、意味がある。ウナギとブリを比べたって仕方ない。
2012-06-25 02:50:35まず、儲かる、儲からないかでいったら……これ書くと、編集さんに怒られるかもしれないけど、ライトノベルのほうが儲かります。ヒット作を出せれば、だいたい三十万部くらい売れて、シリーズだから、十巻書くと三百万部。
2012-06-25 02:57:35@tsumugu_h そんな変化があったのですね。ライトノベルを好きになったのがちょうど中学生の頃で、本についていた感想を書くハガキを出したら、紡さんから伊勢の写真のハガキなどが返ってきてとても嬉しかった記憶があります。
2012-06-25 02:59:13三十万分を年四冊出せれば……高額納税者かな。ライトノベルはそれが可能な状況にある。正直、同じ部数を出すのは、一般文芸では難しいです。そもそも年に四冊も書けないし。
2012-06-25 03:01:17@dormantcat あの写真、僕が撮ったんですよ。今この瞬間も同じようなことをしてますけど、こつこつ印刷して、宛名書きしてました。伊勢のことを書きたくて、でも難しくて……リバーズのころか、半分の月の最初のころですよね。
2012-06-25 03:05:41ライトノベルは今、すごいです。とんでもなく売れます。……あのまま残っていれば良かったんじゃないかと思うくらい。まあ、レーベルごとの偏りはあったりしますが。
2012-06-25 03:07:07@tsumugu_h そうです!リバーズは1巻目で悲しすぎて次が買えなかったので、半分の月の頃です。だから、この風景が舞台なんだなぁって思って、少しわくわくしていました。
2012-06-25 03:07:50昔話に戻ると、中村さんはぶっ飛んでたし、水野さんは紳士でした。あかほりさんは……約束通り、銀座のクラブに連れて行ってくれたら、思いっきり褒めます。
2012-06-25 03:08:11一度、水野さんと飲んだことがあって……ロードスで一千万部を売った人ですよ、その雲上人が、次の日、丁寧なメールをくださったんです。すごいなと思いました。天下取ってる人が、僕みたいな若造に、こんな言葉をくれるだなんて。
2012-06-25 03:10:26これは石田衣良さんとかもそうでした。売れてる人ほど、頭が低い。すごいなと思いました。一方で、偉そうに振る舞って、横柄に編集を使って、感謝の気持ちを持たない人もいましたが……その後はどうかな……。ううん。自我の発散はしてるし、固いファンもついてるんですが、それはエンタメなのかと。
2012-06-25 03:16:26まあ、人それぞれです。読者の楽しみより、自我の発散という作家さんもいるだろうし、それに惚れる読者もいるだろうし。一概に読者さん優先という視線が正しいとも限りません。今は特に、自我の発散=同じタイプの読者獲得という構図があるので。
2012-06-25 03:32:33@dormantcat あのころは……やさぐれてましたね。川の終わりをよく見にいって、堤防の先に座ってました。リバーズの主人公のように。リバーズを書いたから、そのあと半分の月が書けたのかもしれません。あと高野音彦と知り合えたのはラッキーでした。
2012-06-25 03:35:24@tsumugu_h そうだったのですか…!本当は、絵に惹かれて買ったんです(すみません><)。内容も好きだったんですが、猫が冷たくなっていくシーンが辛くて…。だからリベンジみたいな形で半分の月を買い始めて…とても好きになりました。
2012-06-25 03:39:22@tsumugu_h こんばんは。橋本さんの言う「自我の発散」とはどういうことなのか教えていただけますか?どうやら「職人的」に書かれたというあかほりさん達のラノベにはない考えのようですが
2012-06-25 03:45:38@tsumugu_h ラノベ以外だと流れ星が消えないうちに、が好きです。もちろん橋本さんを捨てるなんてできない!ので!他にも手を広げる方向でいきます、最近全然本を読んでいないので…。私からすると橋本さんと言葉を交わせること自体が夢のようです。ありがたや世の発達。
2012-06-25 03:49:43@maruorz ええとですね、自分=主人公という感じでしょうか。ご本人にお会いすると、ああ同じだ、と。名は伏せますが、ある方のエッセイにはたくさん人が出てくるんですが、その人が自分をどう見てるかしか書いてません。自分LOVEなわけです(同じくらいHATEなんでしょうが)。
2012-06-25 04:07:59@maruorz 一方、三谷幸喜さんなんかは、自分語りをしているようで、相手のキャラを立てている。決して自分LOVEではない。相当な職人技です。
2012-06-25 04:12:14自らに耽溺し、同じ感覚の人を集めていくという手法は、とても固い。ただ、そこに未来があるのか、疑問にも思います。他者を求め、違いに悩み、その摩擦の中、先に進んでいくのが人ではないのかと。
2012-06-25 04:14:00