第10回 食品表示一元化検討会
田崎委員 誤認さえなければいいということと,正しく表示するのは別物。その一歩手前に,あくまで表示してあるのは加工地であるということが示されればよいとも言える。2種類の選択肢の中でどうするか?これは加工地であることを示してもなお,原料原産地表示すべきものは何かという2段階議論が必要
2012-06-28 11:14:34事務局 森田委員 手島委員の意見については そういうものがまさに誤認であろう。しかし,加工度が上がって行ったときに原料が品質に反映するかどうかは,本来の議論と別のハードルになる。現在の品質での議論と軸を変えられないか。
2012-06-28 11:22:07中村委員 議論の仕方として2つある。消費者委員会では現行のJASの考え方では限界があると もう一つは製造所のこと 輸入品ではわからないし,固有記号であれば販売者しかわからない部分もある。製造所もからめて行く必要がある。
2012-06-28 11:24:04中村委員 弁当のような加工度の高いものと,塩漬けのようなもとの一緒にしては議論が進まない。PBはどうするかとか,そうしたものとからめてやらないとごちゃごちゃになる。
2012-06-28 11:25:07山根委員 著しく誤認させる表示は景表法違反にもなる。一番誤認をうむのは書いていないから。書いていないから想像して誤認をうむ。表示が進むことで国産原料を選ぶことは良いことであり,それは国際的にも認められている。
2012-06-28 11:26:36森田委員 原形をとどめていないものは表示が不可能。まずは,やれることを広げて行くという考えかたでないと地に足がついた議論にならないのでは。共同会議の2要件にも実効性を踏まえてと書かれている。
2012-06-28 11:28:36鬼武委員 あらためて過去の議論を読むと,同じような議論が出ている。事務局にはそれを確認していただいてまとめてもらわないと議論が有効に進まない。また,国際的にもひけをとらないものにする必要がある。うまくロジックが立つものを出して行く必要がある。あらためて,過去の議論の整理を。
2012-06-28 11:30:37市川委員 要望と質問 1ページに書き足りないこと。表示を見たことをある人が4割,役立てている人は4%というデータが出ている。消費者としては参考にしたいとは思っていても役立てられていないことを書き足すべき。これは要望。
2012-06-28 11:43:05事務局 義務化については2004年のWTOにおいて生活習慣病の予防が課題であるとされ,その中で具体的な方策として栄養成分表示の義務化によってバランスよく摂取して行こうという考えがでている。日本においても,より適切な食事の必要性があり,国民の健康上重要。
2012-06-28 11:45:52事務局 栄養成分表示については見たい人がいるから表示するだけでなく,表示を見てくださいという教育も併せて行って行くべきものという認識。
2012-06-28 11:46:39市川委員 栄養成分表示検討会において 畝山委員が同じ結果が得られるのであれば,なるべくコストは低いほうが良いと発言されている。栄養表示の義務化にこだわらなくても良いのではないか?
2012-06-28 11:50:21