アカデミックコミュニティーへの参加とキャリア形成
- saisenreiha
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留学「する」場合には、推薦状集めに困難あり。特にUSだと3通必要だから(英仏オランダ等は2通)。学部4年生で3通揃えるのは大変RT @tricycler 日本の大学院経由しないで留学した場合の困難があると学部時代に言われた記憶が。要するに帰国時の国内環境への(再)「接続」の問題。
2010-07-03 07:30:41これは極端なレアケースだと思うんだけどどうでしょう。留学組に限らず就職状況は悪いし、留学帰りでも就職が決まる人もいるし。「疎んじられ」ているというよりは、ネットワーク作りの重要性の認識不足な気も。RT @akiyuki_w 海外で学位取った人がここまで疎んじられるのはやばい
2010-07-03 07:50:43身近に手本や手助けのない院生のために、(幸運にも定職を得ることのできた)研究者がまず簡単にできることとして、自分のCVをウェブで公開することがあると思います。RT @saisenreiha 明文化されることがほとんどない学界のルールを、自分が知っている限りでなるべく明文化
2010-07-03 08:00:51分野にもよるのでしょうけど、自分の書いた論文をPDFで公開したり、取得したグラントや奨学金を一覧できるようにしたりしてる人はあまり多くない印象。雑誌論文を自分のウェブページで公開するのは著作権的には問題がありそうですが。
2010-07-03 08:06:58Job Marketで人脈が物を言うのは何処の国でも同じ。日本だと、象牙の塔への就職だけ人脈依存ぶりが目立つから、大げさに言われる傾向あるかな、と。@dynamanTW @akiyuki_w
2010-07-03 08:02:31地方大学はそれはそれでうまく回せていた時代があることも事実でしょう。研究者養成が自給自足できていた。公募の時代になってそれが変わった。RT @akiyuki_w: RT @saisenreiha http://bit.ly/cQrZap
2010-07-03 09:06:36地方大学はそれはそれでうまく回せていた時代があることも事実でしょう。研究者養成が自給自足できていた。公募の時代になってそれが変わった。RT @akiyuki_w: RT @saisenreiha http://bit.ly/cQrZap
2010-07-03 09:06:36僕にとってはしごくあたりまえのことだ。自分がどれだけやれる人物か,評価してもらえる他人を作る。論文を読んでもらうとか,学会やら研究会報告を聞いたことがあるとか。 http://togetter.com/li/33049
2010-07-03 09:12:44地方のアカデミック就職事情に目を向ければ,いままでは地方旧帝大を中心に自給自足が可能だったのだ。それが公募をしないといけなくなって,都心部からも人が押し寄せてきている。研究には他人による練磨が必須なので.. http://togetter.com/li/33049
2010-07-03 09:14:42月並みですが学会査読(内外問わず)+海外主要大PHDあれば国内学会への接続(広い意味でのコネ)は最近はあまり関係ないと感じてます。ガチ公募増えています@tricycler帰国時の国内環境への「接続」の問題。具体的には非常勤確保、食い扶持確保、アカデミック・コミュニティーへの接続
2010-07-03 09:30:17「地方」大学のハンディキャップの話が続いているが、それでも最近の日本の学会は昔に比べれば、随分オープンになったので、使おうと思えば使えるようになった。但し、それをうちの院生が使い熟しているかどうかは別の話。折角報告したのに、その日の懇親会を欠席するなど正直自分には想像も付かない。
2010-07-03 10:45:23本来なら学会で報告した直後の懇親会は自分をアピールする絶好の機会。フロアで自分の報告を聞いてくれた有名どころの先生に話しかけて、自分がどういう人物かアピールする。なのに懇親会に出てもフロアの隅で知り合いの院生とばかり話をしているのを見ると、正直、お前は就職する気がないのか、思う。
2010-07-03 10:49:50勿論、こういう考えには異論もあるだろう。学会は学術的な議論の場であり、研究者はその内容にのみ基づいて評価されなければならない、と。しかし、現実にはそれは理想論に過ぎる。
2010-07-03 10:52:10何故なら、世の中には多くの論文が存在し、その多くは満足に読まれることさえないまま放置される。読まれる為には、まず、自らの論文や研究に関心を持ってもらわねばならず、その為に最も効率的なやり方の一つは、自らの能力をアピールすることだからだ。
2010-07-03 10:55:38@kankimura 私はいつまでたっても、日本の学会の懇親会文化みたいのが苦手です。アメリカの学会でもネットワーキングは苦手なのだけど、全員が会するような「懇親会」的なものは少なくとも大規模な学会(AASとかAAAとか)にはないので、あくまでも発表の場でアピールしかないし。
2010-07-03 11:04:08日本の大学院はダメだ。とか海外の大学院は素晴らしい。とか、まあ当たり前なので、そこで憤ってみてもしょうがない。教育手法とか最適な規模とか、地理的な配置とか考えずに拡大したツケを今払っているのだから。
2010-07-03 10:41:43そういう課題を克服するために用意された予算が、いわゆる大学院GPというやつだった。人文社会科学系でも相当数の大学院がこの援助をもらって、改革を推進したことになっている。ちなみ僕も昨年度までこの予算で雇用されていた。だからポスドク救済の側面もあった。
2010-07-03 10:43:53ただ、それでも情報量が圧倒的に少なかったので、似たような構成の大学院、似たような企画の大学院GPの取組は、徹底的に調べた。で、良い試みに関しては積極的に取り入れるよう心がけた。中には本当にひどいところもあるんだけど。
2010-07-03 10:48:36結果、人文社会科学系の大学院生が必要だと思っていること(たとえば研究計画の立て方、グラント申請方法、留学準備、外国語でのプレゼン、WS運営方法、論文添削、ソフトウェアの使い方から「自炊」まで)を講義演習や講習会などでカバーしている。
2010-07-03 10:54:08もともとあった制度や研究助成、インターンシップなどを組み合わせれば、必要最低限度のことは提供できているんじゃないかと思う。ぜんぜん出来ていないのは、キャリア支援。テーブルマナーとかビジネストークとか本当に必要なのか僕個人が納得していない。
2010-07-03 10:56:24就職情報関連の企業が、セミナーをやるとか営業をかけてくるけど、営業の人の話を聞いている限りじゃとても金を払うレベルのことではなかったし、文系大学院生向けの就職情報もそれほどストックされているわけではなかった。
2010-07-03 10:59:23まだまだいろいろとやりたいことはあるのだけれども、大学院GPが毎年予算規模を削られ、当初の企画すら達成できないままに終了してしまった。大学からの支援を得るためにいろいろと書類を書いたけどまだ結果がでない。なので完全に宙ぶらりん状態。
2010-07-03 11:01:23で、現場の愚痴をだらだらと書いてきたんだけど、一番困っていること、それは実は大学院生からのレスポンス。シラバスを見ない。webも見ない。メールも見ない。大型ディスプレイに出し続けている掲示も見ない。twitterでも情報流しているがフォローしない。
2010-07-03 11:04:03教員の教育まではさすがに手が回らない。さてどうしよう。ただそういう自分がどうこうできないところでの機会損出は本当にまずいし、そういうことが積み重なると相当な量になる。大学院生の間で一番広がっている格差は金銭レベルとか、待遇とか、そういうことより情報なのかもしれない。
2010-07-03 11:12:05これは一般に教育の問題なんだけども、その人がいる状態が当たり前だと思う傾向が強い。なにせあんまり他の場所の状況を経験する機会が少なく、自分の経験を過大に評価してしまう。留学経験があったり、学部と違う大学院に進学したり、途中で指導教員が代わったりするといろいろと脱構築しやすけど
2010-07-03 11:15:26