アカデミックコミュニティーへの参加とキャリア形成
- saisenreiha
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「アカデミックコミュニティーへの参加とキャリア形成」をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/33049
2010-07-03 00:55:50研究者必読。 RT @saisenreiha: 「アカデミックコミュニティーへの参加とキャリア形成」をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/33049
2010-07-03 00:59:49有力校の教員や院生にとっては、それらがあるのは当たり前なので、なかなか気づかないのですが、研究室に黙って座っているだけで、学会の情報や報告の機会、更には非常勤が手に入るのは、大変な強み。RT @saisenreihaアカデミックコミュニティーへの参加とキャリア形成」
2010-07-03 01:50:57因みに、これは程度の差さえあれ、どこの国でもあるんですよね。どこの国でも各々の研究分野の拠点(校)みたいなものあるのですが、そこにいると自然に研究会に参加したりして、院生のうちから人脈が自然にできるし、情報も入る。
2010-07-03 01:54:16このことの意味は、Harvardの客員をしている時に痛感させられた。世界各国の著名な研究者や政治家が次々にやってくるこの大学では、本当に座っていてもいろんな情報と人脈、そして機会が手に入る。韓国ならソウル大学。韓国限定だけど、学界をはじめとする様々な情報が左から右に流れている。
2010-07-03 01:56:56Harvardの院生なんか、それに慣れすぎてとっても贅沢。昔、韓国の憲法裁判所長官が来て話をするというから行ったら、韓国人が何人かいるだけだった。明石康国連事務次長(当時)の時も10人足らず。まあ、そりゃ、ガリやクリントンやマクナラマラの話に比べれば面白くないだろうけどね。
2010-07-03 02:04:34地方大学の院生で研究者目指そうという人は、この問題は真剣に考えた方が良いです。本当に怖いのは、地方大学にいると格差があることに気づくことすらできないことです。「お気に入り アカデミックコミュニティーへの参加とキャリア形成」http://togetter.com/li/33049
2010-07-03 02:57:44正直私もなるべく東京に行く機会を増やすなどがんばってはいますが、東京の研究者コミュニティーに入り込めているわけではないので、どれくらい格差があるのか、それすらちゃんと計ることもできていません。少し垣間見れているくらい。
2010-07-03 03:01:17ぶっちゃけ、私が「ひすとり!」とか積極的にアウトリーチ活動をやろうとしているのは、明文化されることがほとんどない学界のルールを、自分が知っている限りでなるべく明文化して、まともな教育や情報環境がない研究室の学生も手軽に利用できるようにしたいからというところがあります。
2010-07-03 03:12:47なんという社会関係資本QT @saisenreiha: 地方大学の院生で研究者目指そうという人は、この問題は真剣に考えた方が良いです。…「お気に入り アカデミックコミュニティーへの参加とキャリア形成」http://bit.ly/d2vUVL
2010-07-03 03:46:25人文系の学者を擁護せよ RT @NanaTodaka: なんという社会関係資本QT @saisenreiha: 地方大学の院生で研究者目指そうという人は、この問題は真剣に考えた方が良いです。…「お気に入り アカデミックコミュニティーへの参http://bit.ly/d2vUVL
2010-07-03 03:51:33日本の大学院経由しないで留学した場合の困難があると学部時代に言われた記憶が(当時は今の専攻とは異なっていたが)。要するに帰国時の国内環境への(再)「接続」の問題。具体的には非常勤確保、食い扶持確保、アカデミック・コミュニティーへの接続。だが考えれば、いずれも留学組に限らない問題
2010-07-03 06:14:48このときに言われた「日本の大学院」とは、非常勤とアカデミック・コミュニティーへの接続のふたつを提供できるところという限定がついていたことに当時は気づかなかった。
2010-07-03 06:18:39「接続」にあたって学振PDは貴重だと思う。研究を進められるだけでなく、アカデミック・コミュニティーへの接続をするための余裕を与えられるから。しかし、あの「年齢差別」はなんとかならないのか? 直接の年齢ではなく、博士号取得後数年以内といった応募資格に変更するべきだと思う。
2010-07-03 06:25:03「市場」が縮小するなかでますます厳しいが、かつてほど閉鎖的ではなくなってきている(閉鎖的でいれるほど「余裕」のあるところは減っている)と感じる。自分が関わっている学会の若手セミナーなどは個々の大学では提供できないリソースをシェアするものにしなければと思っている。
2010-07-03 06:34:43私が孤立した研究者の問題についてだらだらと書いたものも含めてTogetterでまとめてくださった方がいます。やはりこういう問題、気にしておられる方が多いのかな。ネガティブなことばかり、というコメントもあった(苦笑)。
2010-07-03 06:25:56で、イギリスも問題は色々とあるが、学ぶべき点もある。まずPostgraduate conferenceが多いのは良い。まあ日本の学会は敷居が低くなって、支部発表会など院生の発表ばかりのところもあるが、しかし院生自身が組織するとまた親密感も深まるのではないか。
2010-07-03 06:28:28イギリスの大学院は、専門を超えて色々なプラクティカルなワークショップをやっている。研究方法や論文の書き方、オンラインリソースの利用のような学問的なものも多いが、ネットワーキング、グラントの応募法、出版の仕方、研究職や民間の職への応募の仕方、リーダシップ・トレーニングなどまである。
2010-07-03 06:34:25つまり、大学院、いや大学全体として、院生の就職をどうするか、イギリスでも大問題であるから、彼らなりに腐心して対策を打ち出している。日本でも問題が指摘されて長いと思うが、未だにろくなケアがなされてないところが殆どではないか。
2010-07-03 06:36:12日本では個々の指導教授の個人的努力等に大学も依存しているというひどい現実。だから院生が盆暮れの贈り物を先生にしたり、何もしてくれない先生を恨んで大げんかになったりすることだってあり、非常にいびつ。家族的ケアをしてくれる儒教道徳的日本の先生方はそれはそれで素晴らしいとは思うが。
2010-07-03 06:39:34大学(院)全体の努力に加え、私の知るイギリスの英文系大学院のセミナーでは、専門に特化したネットワーキング、グラント取得、就職の探し方等々を必修として修士課程に組み込んでいるところもある。そういう大学院全体と学科と、両方のサポートが欲しい。
2010-07-03 06:44:25学会でも同様な機会はあって良いのじゃないかな。というのは、学校によって院生のケアや情報が充実しているところと、全くゼロのところがあるので、孤立している人を助けることが出来るのは学会だから。既に学会によっては若手の為のセミナーはあるが、実は出席者は半分以上ベテラン教員だったりする。
2010-07-03 06:47:07活発な交流を促進するためには、イギリスのpostgraduate conferencesの様に出席者を院生、及び卒業後( )年内などと明記したセミナーなど良いかもしれない。内容は、研究方法も大事だが、やはりプラクティカルなことが必要とされているのではないか。
2010-07-03 06:51:51とまあ、勝手な事を書きましたけど、私みたいに引退した身なら何とでも言えるが、日々身を削って多忙の中色々と努力されている先生達に、後輩のために更に学会で何か組織しろと言うのも酷だとは思う。でも少なくとも研究職育成の大学院を持つ大学全体、大学院全体の取り組みは、時代が要求している。
2010-07-03 07:03:22強く同感。 RT @tricycler: 「接続」にあたって学振PDは貴重//しかし、あの「年齢差別」はなんとかならないのか? 直接の年齢ではなく、博士号取得後数年以内といった応募資格に変更するべきだと思う。
2010-07-03 07:22:09