横須賀美術館「ラルクアンシエル展」を発端とする文化行政のあり方について
今私のTLには、ケヴィンオルソラ君のパフォーマンスネタが出ている。この世の中は、「あ、この国やばいわ、税金安いところに逃-げよw」ってできる人間など僅かしかいない。ミュージアムは金持ちが運営すべきかもしれないが、金持ちだけのものではない。頼むそう信じさせてくれ
2012-07-05 00:57:56昨日、椹木さんがRTしていた、ある美術館のプログラムが代理店によってラルクアンシエル展を行い、大盛況だった。美術館独自の企画では赤字が増えるだけだから、ラルクアンシェル美術館にしてしまった方がいい、という意見がありました。。。つづく。
2012-07-05 07:09:36ラルクアンシェル美術館構想のつづき。それも、芸術産業の意味価値を知らしめるスポークスマンの欠如が招いた文化の衝突だと思います。僕も公立美術館の学芸員が造る展覧会には首を傾げる番組がありますし、まして、赤字が問題視されている場ならなおさらのこと、成果を出さねばならないでしょう。
2012-07-05 07:11:20しかしながら、日本の芸術シーンの問題は、おらが村システムよろしく、成果を出せばいいというわけでもなく、出せば出すで嫉妬と足の引っ張りが行われてしまうのも事実でしょう。それもこれも、美術教育の内容において、アーティストだけを育てることに特化し過ぎであり、プロデュース等への
2012-07-05 07:13:20導線引きも必要です。しかし、例えば大学でアートマネジメント、アートプロデュースとかだけを学ばせるのも問題です。上から目線が固着し、現場の苦労も知らずに人間関係に軋轢を生む現況になってしまう。僕の結論は、そういう美術教育には『修行』という項目を入れるべきです。
2012-07-05 07:15:47現場の苦労、気の使い合い等を経て、良い展覧会とは何かを思考する考えと、学芸員の趣味嗜好の押し付けとはレベルも意味も違います。しかし、日本の美術館の番組は、コミュニケーション能力の低い学者肌の学芸員の趣味嗜好で運行されている。それは集客も無理だろうし税金使われて怒りもします。
2012-07-05 07:17:37アーティスト排出に力入れすぎのあまり、メンヘラの巣窟になりつつある美大を根本から改革したほうが良い。その処方は『修業』にあり。コミュニケーション能力発達のメソッドを導入すべきだと思います。
2012-07-05 07:19:27昨夜からの横須賀美術館関連のツイートで、いろんな方々からのご関心いただいたみたいだし、村上隆さんもコメントされていた。それらをひとしきり見て思ったが、美術館学芸員に対する責任の掛け方が重すぎる。この仕事は、やはり「理解」されない。ビッグコミックスピリッツあたりで取り上げてもらうか
2012-07-05 11:09:00昨夜、貴重なご意見を多数くださった、ラルク・アン・シエルファンのみなさまへ。横須賀市議会議員の藤野英明からお伝えさせていただきたいことがあります。
2012-07-05 12:38:48本日、横須賀美術館の信頼している職員さんと意見交換をしました。課長や館長では無いことは、相手のスケジュールもあり実現できず、ごめんなさい。ただし、信頼できる方の回答なので、問題ないと考えてここに記します。
2012-07-05 12:40:26(1)展示物の配置の「権限」は、残念ながら完全に横須賀美術館にはありません。あくまでも貸し館の立場なので、配置そのものは電通ら企画サイドが決定権があるとのことでした。
2012-07-05 12:41:50(2)しかし、横須賀美術館としては来場して下さったお客さまへのアンケートや頂いたメールには全て目を通しております。そして、それらは全て企画サイドにお伝えするようにしています。もちろん、展示物の展示の仕方への改善点やより良い展示方法について助言をしています。
2012-07-05 12:43:29(3)横須賀美術館へのアンケートはすでに2000枚を超えており、今もアンケート箱は設置してあります。あと4日ではありますが、ぜひご意見をお願いしたいです。それらは美術館サイドは必ず企画サイドへ伝えています。
2012-07-05 12:44:45(4)また、みなさまからご指摘が多数あった企画展HPですが、運営は企画サイドが行なっており、ここについても横須賀美術館には助言や要望はできても、直接に改善する「権限」がありません。
2012-07-05 12:45:51以上、フジノの責任で、みなさまにお伝えさせていただきました。これで終わりではもちろんありません。今日は仕事の合間を縫ってなんとか時間を作って、横須賀美術館にいってきます。その際にはファンのみなさまのまとめサイトなどをプリントアウトしたものを持って行き、現場で1つずつチェックします
2012-07-05 12:47:34美術館の学芸員さん職員さんは、みな作品を最も良い形で観ていただきたいという想いにあふれている方々です。しかし、あらゆる権限が企画サイドにあって、美術館メンバーには手が出せないというもどかしい状況であることも、どうかご理解ください。
2012-07-05 12:48:53ただし、企画サイドに意見を伝えることはできるので(それを相手が改善するか否かは定かではありませんが)、ラスト4日間、ファンのみなさまに少しでもここちよい時間を過ごしていただけるようにフジノとしては努力します。
2012-07-05 12:50:06@takashipom はじめまして、村上さん。横須賀市議会議員の藤野英明と申します。今、生きている芸術家で最もリスペクトしている村上隆さんに、こんな形とはいえども、僕の発言や考え方について村上さんにコメントしていただけたことは大変光栄に感じています。ありがとうございました。
2012-07-06 23:27:27@FujinoHideaki 藤野様。はじめまして。早速ではありますが、ラルク展案件に関しましての藤野様の結論のひとつ、展覧会の設計実行は企画力のある代理店に任せてはどうか?には、基本、反対です。ラルク展は上手く行ったかもですが、それは美術館が行ってもいいが行う必然性は薄い、
2012-07-07 05:40:31@FujinoHideaki モノでもある気がします。ですが、問題に、なってる美術館の設立までの前後関係も知りませんし、その美術館のあり方にたいする意見は無いのです。藤野様のツィートを椹木さんがRTしたのをみて 私は別文脈の問題、学芸員のあり方と今後の教育に想いを馳せたのです。
2012-07-07 05:46:10@FujinoHideaki まとめますと、藤野様のご意見には賛成箇所も有りますが、代理店に展覧会を任せる、には大反対。それは集客が見込めるラルク展のもうなモノ、、、ばかりがいいか、と言われるとそういう訳でもないと思う。しかし、現状の公立美術館の展覧会設計には問題もある事には
2012-07-07 05:50:17@FujinoHideaki 賛同。しかし将来に関して、美術館で働く要員の見直しと、教育の在り方こそが争点、と、いう感じです。以上です。朝からお目汚し、失礼致しました。
2012-07-07 05:52:56