ライスのアニメ感想.Ex #7:2012年第3クール開始アニメ一口感想録。

というわけで2012年夏クール開始のアニメ一口感想です。 対象作品は「TALI TALI」「ゆるゆり♪♪」「じょしらく」の三本です。 今回は全て1クール作品(のはず)ですので、 前回前々回のようにクールまたぎの作品はありません。 ※LastUpdate:2012/9/30
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テリー・ライス @terry_rice88

この和奏の喪失感を来夏をはじめとする、合唱部がどう動いてくるのか。みんな、彼女の事を心配しているし、気にかけていることに和奏本人が気付ければいいんだけど、自らの後悔と慙愧の念にどう折り合いをつけていくか、なんだろうなあ。図らずも重たい過去を背負った彼女が幸せになれるといいな…。

2012-07-31 13:59:47
テリー・ライス @terry_rice88

TARI TARI6話。和奏が雨降って地固まる回だったなあ。5話が和奏の過去だとすると、今回は現在の和奏とその周りという感じかな。亡くなってしまった母親と同じように彼女の事を心配してくれている人たちがいて、和奏がを染み入るようにそれらの大切さに気付いていくと。晴れやかな空が眩しい

2012-08-07 20:39:41
テリー・ライス @terry_rice88

前回の雨雲→夏を過ぎた晴れ空なんだろうけど、同時に和奏の未来を指し示しているんだろうなあ。その青空の下で来夏が見舞いに来て、紗和が元気付けて、出産したばかりの高橋先生に自分と母親の影を見出し、父親から母親の残した楽譜を手渡される。丹念な流れが凄く綺麗だなあと。

2012-08-07 20:40:04
テリー・ライス @terry_rice88

母親が病気を黙っていたい理由も、なるほど音楽に「悲しみ」を与えたくない、というのももっともらしいなあ。和奏に音楽を「義務」としてではなく、「楽しんで」向き合ってもらいたかったのか。だから傷つける事になってしまっても、彼女が一生付き合うだろう音楽を嫌いになって欲しくなかったと。

2012-08-07 20:40:18
テリー・ライス @terry_rice88

結果として和奏は傷つき、ショックで音楽を捨ててしまいそうになってた。けれどそれが大きな過ちで、まひるの和奏を想う心はずっと変わらなかったってわけか。約束というのがキーワードになってたけど、まひるは和奏と「歌」を作る約束を頑なに守ってた。和奏は「約束」を果たせなかった事に後悔してた

2012-08-07 20:40:34
テリー・ライス @terry_rice88

周りから気遣われていたことに気付き、父親から母の話を聞き、自分がどれほど想われていたかを知った時に失ったものに後悔し、身が崩れそうになったところで防波堤となったのが父親だった。ピアノもキーホルダーも、そして真昼の作った楽譜もみんな残していてくれた。それらが和奏の救いとなったんだな

2012-08-07 20:40:50
テリー・ライス @terry_rice88

断絶していた「約束と過去」が和奏の中で繋がって、ようやく前を向く事が出来るようになったというのが用意周到に描かれて、凄いなあと。そこから和奏を含めた「心の旋律」の合唱へと流れ込むEDでチョット目が潤んだ。よかったなあ。和奏が「音楽」を取り戻したんだという充足したエンディングだった

2012-08-07 20:41:08
テリー・ライス @terry_rice88

和奏がようやく合唱部の一員となって、いよいよ話は後半戦へ。ウィーンのエピソードと教頭のエピソードが描かれそうだけど、どうなるのか。合唱部を巡る群像劇としてどんどん高まっていきそうだなあ。にしても、今回は和奏の和奏による和奏のためのエピソードだった。いいドラマへ拍手を送りたい。

2012-08-07 20:41:27
テリー・ライス @terry_rice88

TARI TARI7話。合唱部正式始動、なんだけど新たなる障壁と影を落とすものが現れて、という感じだったなあ。紗羽とウィーンの夢への揺れ動きと、校長と理事長の不穏な関係が後半の軸なのかなあ。和奏が笑顔で合唱部の活動に勤しむ姿がなんと清々しいんだろうか、話数を積み上げた結果だね。

2012-08-12 23:44:01
テリー・ライス @terry_rice88

紗羽は夢と現実と親との関係が問題で、ウィーン自体は夢というか目標がないという事自体が問題だという事か。周りは夢と目標を持っているのに自分は・・・という一人取り残された気がするという、誰もが悩みそうな問題を帰国子女の彼に背負わせているのは面白い所だなあと思う。変な所で日本的だ。

2012-08-12 23:44:17
テリー・ライス @terry_rice88

一方、紗羽は騎手という明確な夢があるが、夢の先に待っているのは厳しい勝負の世界という現実。女性騎手も少なからず存在はしているけども、プロスポーツと同じ勝ち負けの世界が待っている。紗羽の両親が懸念しているのもそこなわけだ。しかし、向こう見ずで頑固な紗羽は押し通そうとする。夢だから。

2012-08-12 23:44:31
テリー・ライス @terry_rice88

調べてみると騎手の体重制限は男女限らず平均45kgなのか。紗羽の体重がどれくらいか知らないけども(失礼、結構厳しい制限だなあ。騎手になりたい彼女にとっては最初の「厳しい現実」を目の当たりにして、無理に減量してまで夢に近づこうとした結果が今回のラストで惨事を呼んでしまう事に。

2012-08-12 23:44:50
テリー・ライス @terry_rice88

次回以降、紗羽は夢の挫折を味わい、どう感じ入るのかって流れになっていくのかな。そこへ同じく彷徨うウィーンが絡んでくるのかどうか。その一方で合唱部の白祭(文化祭)参加への伏線も用意周到に張られているのも面白い。文化祭は物語のクライマックスになりそうな予感。中心は和奏と来夏か。

2012-08-12 23:45:11
テリー・ライス @terry_rice88

ライバルとなる声楽部と教頭、なんだけどさらに上位の敵対者として理事長が登場。へりくだる校長を見る限り、和奏たちの高校の絶対権力者っぽい。彼のいう事業というのが音楽に絡んでくる事だとすると、声楽部、ならびに合唱部を巡る問題に発展しそうだなあ。てことはEDまさかの大合唱verがある?

2012-08-12 23:45:29
テリー・ライス @terry_rice88

そしてこれらの鍵になりそうなのがまひるの遺した楽譜と「心の旋律」かな。和奏が曲を完成させて、文化祭の舞台で歌う事になりそうだな。教頭も若い頃のまひると旧知の仲のようだし何らかのエピソードが出てくると思うけども、今は声楽部vs合唱部の構図から抜け出てないので、どうなることか。

2012-08-12 23:45:44
テリー・ライス @terry_rice88

理想と現実、という所がこの作品のネックなのだろうなあ。それが各々の夢と目標に繋がっていって波及している印象。しかし最終的に歌によって束ねられる事になりそうか。つまりは音楽とどう向き合って生活していくか、がこの作品における命題なのだろうなあ。衣食住の中にある音楽みたいなテーマか。

2012-08-12 23:45:57
テリー・ライス @terry_rice88

それにしても三人揃えば姦しいという感じで、来夏、紗羽、和奏が揃った時のコンビネーションが半端ないw ぶっちゃけあのやり取りは個人的にすごくツボだったw なんなのあの女子にしか理解しあえないアイコンタクトを超えたツーカーなコミュニケーションはw いやあ、非常に可愛らしかったなと!

2012-08-12 23:46:34
テリー・ライス @terry_rice88

TARI TARI8話。紗羽の挫折と立ち直りと、親と子と合唱部の命運に夢と現実と、教頭の過去に周りに気をかけてくれる人がいる&ウィーンの本名発覚?回だった。色々情報が錯綜しているけど、脚本密度が高い上に、ちゃんと関連性が出てきているのが極めて丁寧な仕事ではないでしょうか。凄いなあ

2012-08-20 14:01:33
テリー・ライス @terry_rice88

流鏑馬の練習で落馬した紗羽がとことん前半で拗ねて落ち込む展開のうちに、娘の将来を心配する両親の親心、特に父親の不器用な感情が入り混じっていたなあと。後半で娘のいないところで、競馬学校に電凸する姿で融通の利かない親父から一気に娘のことが心配な親に転化するのがべただけど見事だった。

2012-08-20 14:02:00
テリー・ライス @terry_rice88

一方、紗羽は自分の夢を断たれてしまったせいで、若干自暴自棄に。白祭に向けて合唱部の前に障害として立ちはだかる声楽部の面々に、合唱部の存亡と、自分の夢を重ね合わせちゃって、暴走と。進路変更とともに空回ってしまう気持ちが見ていて辛いなあ。分からんでもないけど、当り散らしちゃいけない。

2012-08-20 14:02:14
テリー・ライス @terry_rice88

けどまあ、頑固で向こう見ずな性格が災いして、ようやく音楽を取り戻した和奏にまで、上から目線だと当たってしまうのは紗羽の弱さだろうなあ。和奏も紆余曲折あったわけで、自分を気にしてくれる存在の尊さはこれ以上に無いくらい知っているからこその「一旦離れてみたら?」なので非常に重い言葉だ。

2012-08-20 14:02:29
テリー・ライス @terry_rice88

和奏は失ったものが大きいからこそ、出た言葉なので、紗羽の苛立ちも分からなくないがやはり大人気ないものを感じてしまうのは話の積み上げでキャラの印象のアップデートが上手く更新されているからだろうなあ。紗羽は気風がいい性格だけど、頑なになりすぎるところが現状を生み出してる感じだし。

2012-08-20 14:02:51
テリー・ライス @terry_rice88

一方で教頭の辞退勧告を来夏と和奏で打破するのもまた興味深い。ここら辺、普通だったら物語の初手で出すような展開を二人とも自分が経験し、得たものを通じて逆に教頭を看破してしまうというのは、一緒に話を追ってきた視聴者にもなるほどと頷ける説得力の強さがあったのではないかなあと。巧みだなあ

2012-08-20 14:03:11
テリー・ライス @terry_rice88

それとまだまだ謎なウィーンの事情も少しずつ明らかに。彼については次回以降、動いていきそうだなあ。教頭は和奏に亡き友の面影を見出して、音楽が将来の食い扶持の為の道具、というよりは楽しく人と人を繋ぐ、生活に寄り添うものということを思い返すのもまた。話の連環を感じますねえ。色々繋がる。

2012-08-20 14:03:27
テリー・ライス @terry_rice88

今回、教頭との対峙シーンで和奏が言ったことがこの作品の全てのテーマなんだろうなあと思う。ゆえに、紗羽にも合唱部のみんなが気に掛け、影では両親も心配しているということに気付くことが大事だったと。周りを見えなくする、ということで紗羽は自分すら見失っていたと。そこからの馬通学はご愛嬌w

2012-08-20 14:03:53
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