絶姫 ElonaSS

絶姫さんの夜中にどんどん投稿されていくElonaSS エロい
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@dot_ribbon_36

@zetsuhime 先生、こうですか?わかりません。。。 http://t.co/9tpBYTeF

2012-07-17 01:11:38
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@zetsuhime

最後の一滴まで吸引してなお離さず、それどころか他の触手まで動きが活発になっていった 「兄さん、これはお仕置きでもあるんだよ……だから、ここで一回搾取できるだけしてあげるね」 口内を犯していた触手を引き抜くと彼女自ら唇を重ね、彼に意地の悪い笑みを見せつけた

2012-07-17 01:19:30
@zetsuhime

続き続きー多分ね その笑顔を見た直後、精神的な限界に達したのか身体から力が抜ける。 「もうお休みなの?……そう…」 目の前が暗くなってゆき、未だに聞こえる彼女の笑い声を子守唄に彼の意識は途絶えた。

2012-07-18 00:07:10
@zetsuhime

一瞬か……数時間後だっただろうか、次に目を覚ますとそこは自分が愛用している宵晒素材の幸せのベッドの上だった。 もしかして今のは夢?嫌な夢を見たものだな、と起き上がろうとして硬直した。 すぐ隣に、彼の右腕に絡みつくようにして抱きつくエミリアが心地よさそうに眠っていた。

2012-07-18 00:17:56
@zetsuhime

あぁ、やっぱりさっきのは夢じゃなかったのか。芽生え始めていた小さな希望が一気に絶望へと塗り潰される。 しかし、彼女はまだ目覚めてはいない。なら今のうちに襲われないよう対処してしまえばいいのではないか?一瞬そう思案したがすぐに却下した。 この妹がそんな間抜けであるはずがないのだ。

2012-07-18 00:30:32
@zetsuhime

その判断は間違っていた。彼女はあえて何の対策も取っていなかったのだ。風呂場であれだけやれば心が折れただろうという推測もあったのかもしれないが兄は自分に手を上げられないということをよく知っていたからというのが一番の理由である 確かに彼が深読みせずとも彼女には手を出せなかっただろうが

2012-07-18 00:51:04
@zetsuhime

「……何が狂ったんだ?」 どうすることもできないまま彼はこうなってしまった原因を考えた。 今日も、その前も特におかしなことはなかったはずだ。いつものように朝起きてふかふかパンを食べ昼になればふかふかパンを食べ、夜にふかふかパンを食べる。何の異常もない完璧な日だった。

2012-07-18 00:57:15
@zetsuhime

もしや昨日音楽チケットを一時間に30枚程の速さでふかふかパンに変えていたのがいけなかったのか?いや、沈黙のポーションがいけなかったのかもしれない…… どう考えてもそうは思えなかった。いや、そんな結論を出す奴は神経がおかしいだろう。あたりまえだ。

2012-07-18 01:04:20
@zetsuhime

本当の理由はちゃんと理解している。 自分は妹を裏切った、ただそれだけのこと。でもとても大切なことだった。 あの日から彼女の全てが狂った。それなのに自分は何事もなかったかのように妹の前で笑いながら生きていた。 しかし彼はそれが頭からすっかり抜け落ちていて思い出すことすらできなかった

2012-07-18 01:13:57
@zetsuhime

(ふぁぼの数で今回のクオリティを把握する人)

2012-07-18 01:27:58
@zetsuhime

多分続きじゃね? 理由が思い浮かばないなら、と彼は薄暗い部屋の中を見渡した。部屋の形は恐らく正方形で、どうやらこのベッドは部屋の隅、頭と右側が壁になるように設置されてるようだ。部屋を出るための扉はちょうど反対側、他に何があるのか見渡すが散らばった書類以外に目ぼしいものはない。

2012-07-19 00:06:34
@zetsuhime

床に散乱した書類にユーリという字が見えたがこのままでは確認のしようがない。他にも進化の巻物等が転がっているのでただの書物のページという可能性もあるが… 「……巻物?」 その時、彼に僅かだが希望の光が差し込んだ。 こんなにも無作為に本やら巻物やらが散乱しているならアレもあるのでは?

2012-07-19 00:18:33
@zetsuhime

アレとは勿論帰還の巻物のことだ。一度読んでさえしまえばこちらのものだ。ラーナ辺りまで飛んでしまえば後はどうとでもなる。 問題はどうやってそれを探すのか、だが。 もしかしなくても妹が目覚めるのにそう時間は掛からないだろう。なら一か八か、ここで何もしなければ終わりだと行動を開始した。

2012-07-19 00:22:42
@zetsuhime

まずは腕に絡みついたままの彼女を引き剥がす作業に入る 今は触手が伸びているわけでもなく絡みついているとはいえ人の腕二本だけだ。おかげでそれ自体は案外簡単に成功した 次に相手が目覚めないよう細心の注意を払い大きなベッドの端へ移動する。 そして足元を確認し、ゆっくりとベッドから降りた

2012-07-19 00:27:01
@zetsuhime

足の裏に冷たい床の感覚が伝わると身体中から一気に冷や汗が吹き出した。 あの単純で簡単なベッドから降りるという行為だけでまるで長距離を全力で走ったような疲労が襲いかかり、その場に倒れそうになる。 しかしまだ終わっていない。もう一度自分に喝を入れ、音を立てないように捜索を開始した。

2012-07-19 00:37:08
@zetsuhime

下手をすれば紙が擦れる音で目覚めてしまうかもしれない。そうならないようできるだけ紙を踏むことも手で触れることもなく目で見るだけで確認してゆく。 しかし普段なら歓喜しそうな羽の生えた巻物や復活の書、能力獲得の巻物ばかりで中々目当てのものは見つからない。

2012-07-19 00:47:50
@zetsuhime

この部屋にはない、数分の捜索の後によく考えたらいくらエミリアでもこんなわかりすく巻物を放置するはずがないと今更そう思い部屋を出ようと扉に手をかけ…… かちゃり ほんの少しだけの気の緩みで扉の音をたててしまった。 しまった。そう思った時にはもう手遅れ、すぐ後ろに人の気配が……

2012-07-19 00:58:14
@zetsuhime

「兄さん……どうしたの…?」 やはりというか、すぐ後ろに現れた気配は妹、エミリアであった。 その囁き声が聞こえると全身が強張り、汗が止まらなくなる。 表面上は何ともなかったように見えるが、先程の浴槽での出来事は心の奥深くにトラウマを刻み込んでいた。

2012-07-19 01:05:52
@zetsuhime

わぁい……絶姫監禁された人が脱走しようとして見つかるの大好きなんだぁ…………

2012-07-19 01:12:22
@zetsuhime

「……馬鹿」 直後、鈍い音と共に頭部に衝撃と激痛が走り思わずよろけてしまう。 そのまま彼女はよろめいた身体を足で蹴り押し転倒させた。 「どうせ出ても何もないわよ……なのに…」 倒れた彼に馬乗りになると素早く手首を手錠で拘束した。手錠なら、と引きちぎろうとするがまったく千切れない。

2012-07-19 01:25:27
@zetsuhime

呪ったポーションでも気を失っている間に掛けられたか。明らかにおかしい筋力の低下に対してそう結論付け、内心舌打ちをした。何処までも抜け目のない奴だ、と毒づくが何も言えない。 何故か身体が震えている気がする。寒さか?違う。 自分はこの妹が怖い。だから無意識に身体が震えてしまうのだ。

2012-07-19 01:33:10
@zetsuhime

続き、しぬ、きょうこれだけ、しぬ うつ伏せにされ、両腕を手錠で拘束されてしまい動きを制限されて体の自由を奪われると陸揚げされた魚のように身を動かし、この状況から逃れようとするが弱体化してしまった筋力では彼女に簡単に抑えられてしまった。

2012-07-20 00:33:49
@zetsuhime

一昨日の続き?のあらすじ的な 床に転がされ、手錠まで掛けられ容易に起き上がることのできない状態にさてしまったユーリ。この危機的状況から抜け出しローニャちゃん達のいる安全な場所に逃げられるのか!たぶん無理だ! 第幾つになったかわからない話 【失った片目】

2012-07-22 00:06:13
@zetsuhime

これはマズイ、そう思ったのは今回で何度目だろうか。 しかし今回はその度合いが違った。逃走を図ったのに気付かれただけならまだしも、さらに捕まり、身動きの取りづらい状態にまで追い込まれている。 まさに絶体絶命、崖っぷちのプチと呼べる状態だと言えるだろう。

2012-07-22 00:14:33
@zetsuhime

「…………兄さん……」 ストン、と頭の横に何かが刺さる音が聞こえた。 恐る恐る首を回して横に向けるとそこには、木工などで使用されるキリ、千枚通しなるものが垂直に刺さっていた。 まさか刺すんじゃないだろうな、と嫌な考えが浮かぶがすぐに否定する。 優しい妹がそんなことをするはずがない

2012-07-22 00:24:45