~宵闇の論議~ 言語の独自性とスプレッツァトゥーラ

とあるタグから始まった、ヴェチェールさんとの会話。 それが丸々一晩をかけた論議になるとは、お互い思いもよらなかったはず?                  
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večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

ヒントとなる音楽の話はここでは略そう。パラフレーズに便利なだけで、話がややこしくなる。

2012-07-17 03:29:57
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

しかし、レインはこういう。「カフカの弟子から解釈を得ていたとか。」…それは、言い換えてみれば。カフカを知らないで訳しているのではないよ、という僕への反論になっている。

2012-07-17 03:31:22
レイン @dusk_rainbow

@Shunyam_B なるほど…。最初だけは会談=専門会話の場だと考えましたが、概ねその解釈で大丈夫です。

2012-07-17 03:31:33
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

@dawn_rainbow 有難う。今その路線で受け取って、議論のまとめをしている。

2012-07-17 03:32:10
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

まとめてる最中にツッコんでくれてもいい。

2012-07-17 03:33:03
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

それは確かだ。本当にもし対談から出てくるなら、いちおうカフカ、っていう人がいて、こういう本を書いている、というのがある程度あるからだろう。だから、その感覚からカフカを掴み取る可能性なら、十二分に、在りえる話だ。

2012-07-17 03:33:55
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

ただののんべんだらりとしている人間が、カフカを知ってるかと言ったら、そりゃ無理だ。ドイツ語も勉強せず、ろくに和訳でもカフカを読みもしないやつにカフカの内容を言えと言われて、判るはずがない。極端すぎるが、そういうことだ。

2012-07-17 03:35:07
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

これは、悉若無(あのバカ)の思考回路にも似ている部分がある。

2012-07-17 03:35:44
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

今の議論の進み先が、レインの反論、その延長を僕がやってるところまで来ている。そこに、悉若無(あいつ)がやってる思考をさしはさんでみよう。ちょっと、失敬だが、悉若無(あいつ)の思考方法にかんする言葉を借りよう。

2012-07-17 03:36:47
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

さて、今しがたかれの台詞を幾分か引き出させてもらったが…お気づきの方も多かろう、これで言っていることはまさに今の議論での、保坂のやり方のパラフレーズだ。彼の流儀はこのパラフレーズなんだ。

2012-07-17 03:41:11
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

彼だっておそらくだが(僕が知ったことじゃないが)、あれだけ衒学的な知ったかぶりの輩なのだ。ほとんど、フッセルルやハイデッゲルに関する本は読んでいないだろう。デリダもそうだ。けれど、彼はそれを捉えている別の物を探し、それをかっちりあてはめられるようにしている。

2012-07-17 03:43:00
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

ところが、そのための経験はデリダら当人の哲学者と同一のものでは、ない。当然、彼らはユダヤ人だったり、アウシュヴィッツみたいな事件を経験したりという人生の流れの中で哲学を編み出したわけだが、悉若無(あいつ)には一切その経験はない(これも思い込みだろうけども)。

2012-07-17 03:44:03
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

いや、それが理解できる、パラフレーズしてぱぱっと納得させることが、もし彼に出来ていたとすれば、そのパラフレーズ能力は、確かに保坂に並並ぶ。そして、此処で面白いのは、もしそうだとすると、彼は、デリダらの人生経験に”良く似たもの”を、別ルートから自分の経験で手に入れていることになる。

2012-07-17 03:45:40
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

@dawn_rainbow 円滑にまとめるためにある限りの言葉を無定義に使ってしまった。そうだね、全く普通の意味で、「言い換え」という意味で使ったと思ってほしい。別の言い方で同値の意味内容を持たせる…或いは、持たせようと努力する行動、という定義だろうか。

2012-07-17 03:47:16
レイン @dusk_rainbow

パラフレーズとは、自分で調べたことと考えたことを混ぜて正しそうだと思った解釈、みたいな認識でいいんだろうか?

2012-07-17 03:44:12
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

言われて気づいたが、言語ゲームに頼りすぎた。

2012-07-17 03:47:44
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

レインの意見を敷衍するとそういうことになる。つまり、僕が言ったような保坂の例というのは、まったく読んでないにも関わらずその存在や内容をある程度知っているところがあり、それが訳者の人生のどこかに共鳴するところがあって、だから翻訳できる、と。

2012-07-17 03:49:43
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

すると、これは、独自性に関して言及しているのではないという事には、ならないだろうか…?なぜなら、内容は違えど、結局どこか同一構造の人生を歩むことで、共有可能性を持ちうる、という論点になるのだから。

2012-07-17 03:51:06
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

すると、独自の意見、というのはどこなのだろう、再び以て。

2012-07-17 03:51:26
レイン @dusk_rainbow

@Shunyam_B こちらこそ不勉強ですみません。努力の方向性がずれてるかもしれないから、その都度ソースや確認をとりながら正しい解釈をしていく事 で如何でしょう?

2012-07-17 03:51:13
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

@dawn_rainbow それでも構わない。まぁ、あまり難しい意味でとらえようとしないほうがいいかもしれない。その正しい解釈を、探していくという行動ないし努力だから。

2012-07-17 03:52:38
レイン @dusk_rainbow

@Shunyam_B 分かりました。今さっきの私の解釈だと、手段に片寄ってたみたいですね。

2012-07-17 03:55:13
レイン @dusk_rainbow

人生の同一性というと、集合的無意識辺りの話にも絡められそう。

2012-07-17 03:53:10
večer(ヴェチェール) @Shunyam_B

彼女の意見にある、独自性を探そう。然し考えてみれば、じじつ、保坂はバイオリン用に書かれた楽譜を、エレキギターで再現して見せ、笑わせた。読んでもないドイツ語の一部を、翻訳してみせた。そも、そのエレキギターで、というところが斬新じゃないか。

2012-07-17 03:55:29
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