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@at_akada いえ,私は5を「仮説的事例〈だけ〉で〈完全に〉検証できる」と解釈した上で否定していました.5が「仮説的事例と現実的事例の両方によってテストされる」という意味だったのなら否定しません.
2012-07-11 02:21:46@at_akada @Zahlangabeheft 横やりを入れると、「仮説的な事例によってテストできる」が「ある概念の分析が十全的であることを仮説的事例を使って示すことができる」と言い換えられるのだとすると、それはかなり強い主張だと思います。
2012-07-11 02:17:39@uemurag @at_akada そうです,そのように強い主張をしているように見えたので,これはおかしいだろうと思いました.
2012-07-11 02:22:31@Zahlangabeheft @uemurag なるほど。その解釈なら変な主張ですね。ただここで言われていることは(ちゃんと読んでないのであやしいですが)、いわゆる「反省的均衡」のことであり、仮説的事例で反証ができることがあるというだけのようですね。
2012-07-11 02:27:16@at_akada @uemurag なるほど.(しかし反省的均衡のことを考えているなら,アプリオリとか言わなきゃいいのに…という気がしなくもないですね.)
2012-07-11 02:36:54まあ、哲学における概念分析について今語るなら、WilliamsonのPoPと、実験哲学からの批判への応答をいろいろ見るしかないと思う。PoP誰か訳せばいいのにな。昔デイヴィッドソン勉強会で、そのための遠大な計画を建てたこともあったなあ。
2012-07-11 17:11:55社会学系、哲学系の人両方にもっと読まれたらいいなあと思うのは、social kindの意味(概念)論についてのSally Haslangerの一連の仕事かなあ。Hackingについてもいろいろ書いてるし、「親」という概念についての分析とかigsrさんに興味ありそうなこともしてる。
2012-07-11 18:18:397月18日 概念分析(conceptual analysis)と解明(explication)
分析形而上学の達成事項、だそうだ。M-Phi: A List of Achievements of Analytic Metaphysics http://t.co/Sj40rXXD
2012-07-18 09:37:05これはまあ「論理、数学、哲学などの分野で達成された優れた概念分析のリスト」とでも呼んだほうがよさそう。現代哲学の一分野を表す意味での「分析形而上学」とはあまり関係ない感じ。
2012-07-18 10:41:24@iklog 概念分析と付ける必要ありますか?論理、数学、哲学などの分野がやっているのは概念分析なんでしょうか?どうも、僕そういう言い方がよく分からなくなってきています。
2012-07-18 11:16:01@kasa12345 論理、数学、哲学がやっていることが概念分析に尽くされるとは考えていませんし(このリストの作者もそうは主張しないのではないかと思います)、概念分析とは何かという問題があることもわかります。さらに、このリストの中にもちょっと微妙なものもあるかもしれません。
2012-07-18 11:26:04@kasa12345 とはいえ、ここで挙げられた大部分を「概念分析」の典型例と見なすこと、例えば同一性、存在、連続量、無限といった概念分析と呼ぶことは可能ではではないかと。そこも微妙でしょうか。
2012-07-18 11:28:34@iklog かなり微妙でないかと。そもそも、概念分析って言葉、こちらではあまり使いません(だから、むしろ日本でこれだけ使わるのに驚いたりします)し、最近のPoPの強力な批判もあります。このリストの中の幾つかは、PoPで概念分析ではない例として挙げられたりしています。
2012-07-18 11:33:09@iklog @kasa12345 コメント欄では"I tend to think of metaphysics as (…) conceptual analysis or explication(…)"と述べてますね.http://t.co/xSY5h8Nq
2012-07-18 11:31:33@kasa12345 ありゃ、そうでしたか。自分ではこういうものを概念分析の例として挙げるのは(海外も含め)伝統的なものかと思ってました。今度PoPを確認してみます。もし差し支えなければ、このリストのうちのどのあたりが違うとされるのかを教えて頂けませんか。
2012-07-18 11:37:52@iklog @pubkugyo 作成者がどう考えているかは、あまり念頭に置いてませんでした(それで、僕の疑問に答えがでるわけではないので)。作成者がメタ哲学系の議論に通じているかわかりませんが、標準的に、カルナップ流の哲学観に賛同しているのでしょう。
2012-07-18 11:38:00@iklog ライプニッツの法則は明確に、「同一性」という概念の内容の分析ではなく、同一性の条件そのものだと指摘されいますね。というか、哲学は概念分析ではないというのがPoPの立場なので、このリストの哲学よりのものは、ほとんどそうでない、ということになるはずです。
2012-07-18 11:41:26RTのリスト、分析形而上学の達成した仕事というのは明らかに語弊があるな。(哲学的傾向の幾分ある)論理学・数学の達成した仕事が多く含まれているし、おそらく数学者であれば純粋に数学的な仕事と見なしているようなものもある。
2012-07-18 11:38:07@shinjike いや、形而上学をかなり広い意味でとって(真理、実在に関わる程度の)、それが(おそらく論理学的道具立てを用いて)概念の分析を行うとしているので(そしてそれは19世紀以降主に英語圏の流れなので)、分析的形而上学なのでしょう。
2012-07-18 11:45:48