7/25 水と緑の環境週間2012 トーク「放射線影響と食品基準」
実際の食事調査(陰膳調査)もいろいろやられているが、一様にひくいすうち。その中で、コープ福島の調査はネットで公開されている。一見沢山出ているように見えるが、それはカリウム。カリウムに比較すると低く抑えられている。また、カリウムの日々の変動も見て欲しい。
2012-07-25 19:32:281960年代からの粉ミルクに含まれていあ放射性セシウム。当時は300Bqくらいでている。自分はもっとも汚染の激しかった時期の生まれ。たくさんとっていたのだと思う。それと比べて低いから我慢しろというわけではない。
2012-07-25 19:34:49明治のミルクは30Bq/kg程度だった。しかし、もっと汚染のひどい時代も知らないまま過ごしていたことは事実として知っておきたい。
2012-07-25 19:36:17牛乳が怖いから豆乳を飲ませているという人もテレビで見た。牛乳と豆乳は違うもの。蛋白が多いなどの共通点もある。しかし、豆乳には女性ホルモンに似たイソフラボンが含まれる。それを大量摂取するのはまずい。イソフラボンは食品安全委員会も15歳未満や妊婦には上乗せ摂取を避けるべきとしている。
2012-07-25 19:41:05遺伝毒性はつがんぶっしつのMOE(暴露マージン)、一万を超えると注意が必要。現在の放射性物質リスクを、「思い切って」MOEを出して比較すると、大きなリスクではない。
2012-07-25 19:45:57斗ケ沢さん うまく報道できていない面があった。 松永さん 当初の枝野さん、一方的に伝えるだけだった。他国ではそこで横に科学的な専門の話ができる人が控えている。個人批判ではなく、組織として危機対応できるようになっていなかった。
2012-07-25 19:52:03斗ケ沢さん 松永さんのイオンゼロベクレルの記事、今は食品業界はどうなっている? 松永さん 今は当時より情報が悪くなっている。ゼロベクレルが広がっている。例えば乳業メーカーは多くの批判監視の目にさらされている。そのため、酪農家に検出限界未満しか引き取らないようになっている。
2012-07-25 19:56:53酪農家はものすごい努力やコストをかけて牛乳から検出されないようにしている。しかし、そのため循環型農業が崩れている。仮にゼロ志向がなくて、少しぐらい許容しようとすれば、 そんなことはなかった。
2012-07-25 19:59:17なぜ、そういうことが伝わらないか?私も書こうと思ったが、そういう努力が行われていること自体が危険であるという風評につながりかねない。私も今現在書けていない。
2012-07-25 20:01:18斗ケ沢さん Bq表示については? 松永さん Bq表示をすることでかえって忌避されるケースもある。もう一つ、表示したとしてそれは正しい数値なのか?例えば、果樹は木の成っている位置によって数値が違うようだ。 一つを測ってそれを表示して正しいのか?
2012-07-25 20:04:27会場から 去年の状況から今年の栽培を諦めた人もいるだろう。それらのものが市場に出ないため検出されないということは? 松永さん やさいではいないと思う。果樹は樹皮を剥がして汚染を下げるなど努力されている。しかし、高齢のためなどで、離農するケースは耳にする。
2012-07-25 20:08:37会場から 示していただいた数値などから、結論として健康影響は心配ないという理解でいいのか? 松永さん ゼロではないがリスクは大きくはない。個人的には検査数値を追う中で早い時期に心配ないと判断した。仮に摂取したものも、その後の生活で挽回できる。
2012-07-25 20:13:28斗ケ沢さん 私は健康影響は出ないと言い切って良いと考えている。 松永さん それも一つの見識。私の表現は逃げかも。甲状腺癌については検査が沢山されることで結果的に増加する可能性はある。
2012-07-25 20:15:27会場から 輸出入について。基準値を下げることによって、海外に安全アピールにつなげている面があるか?また、輸入食品のものでストップされてしまうこともあるか? 松永さん 政治的な側面はあったとおもう。また、輸入食品も現実に引っかかるものが出ている。ただし量は少ない。
2012-07-25 20:20:31