宮崎県の民間種牛が簡単には生き残れない理由とは

●「種牛 畜産再生に」ワクチン拒否農家 涙の訴え  口蹄疫(こうていえき)問題で、種牛への殺処分勧告の取り消しを求めて、訴訟を起こす構えを見せた高鍋町の畜産農家、薦田長久さん(72)は7日、県庁で開いた記者会見で、「何とか種牛を残して、宮崎の畜産再生のために使ってほしい」と訴えた。  薦田さんが飼育する種牛は、2000~06年に生まれた6頭。これまでに同町周辺の農場で年間約700頭の子牛が生まれたほか、県外に年間約2000本の精液ストローを出荷しているという。  薦田さんは会見で涙ぐみながら、「いいものをつくることが、地域の発展にもつながるという信念で、人生を懸けて取り組んできた」と、種牛への思いを吐露。そのうえで「守ってもらえるなら、牛の精液をただでやってもいいと思っている」と述べた。 続きを読む
8
前へ 1 ・・ 3 4 ・・ 22 次へ
もちょくん @MOCHOKUN88

特例は認めないと言いながら、認められてきた特例の数々●県事業団種牛延命●移動制限区域内のミヤチク都農工場再開●移動制限区域内ワクチン接種家畜の共同埋却候補地への移動●「緩衝地帯」方針から繁殖雌牛と母豚は除外●移動制限区域内のミヤチク高崎工場(都城)早期再開 #kouteieki

2010-07-09 21:02:23
Stray @K9FCR

種牛だけ例外を認めてよ、ってことですか。未去勢の種牛だけが、FMDVに特別に抵抗性があるのならまだしも。世界にはこんな例外規定がある畜産国は他にあるのかな? RT @47news: 口蹄疫特措法に種牛特例規定を 東国原知事、国に提案へ http://bit.ly/cDZlga

2010-07-09 21:30:09
@_Cow_Boy

科学と政治 1/10 科学(技術)には良いも悪いも無い。特徴があるだけです。何か重大な決断を行うとき、我々技術者はそこに投入しうる技術の特徴を説明し、メリットを生かしデメリットを打ち消すような提案を行います。続きます。

2010-07-09 21:59:23
@_Cow_Boy

科学と政治 2/10 私の仕事では、それを判断するのは農家(経営者)です。私は経営者が判断するための材料を提供します。それは科学的に実証されたものであったり、私の経験に裏打ちされた現場技術であったりします。重要なのは、判断するのは私ではなく経営者だと言うことです。続きます。

2010-07-09 21:59:59
@_Cow_Boy

科学と政治 3/10 では、口蹄疫のような国家存亡の危機ではどうか。これもまた、全く同じなのです。この場合、判断するのは国民の信を受けた政治家です。科学者、技術者は政治家が判断するための材料として、口蹄疫に対する科学的知見を提案しているはずです。続きます。

2010-07-09 22:00:13
@_Cow_Boy

科学と政治 4/10 政治が難しいのは「科学的に正しいことを決定すればよい」訳ではない事。政治判断というやつです。玉虫色の決着と揶揄されることもあろうかと思います。そして政治家は自らの決定に全責任を負わなければならない。それが選挙で信を受けた立場というものです。続きます。

2010-07-09 22:00:38
@_Cow_Boy

科学と政治 5/10 私は、以前「宮崎で口蹄疫が発せいているのではない。日本で口蹄疫が発生しているのだ」とツイートしました。それは、国家的危機に対し、一地方にその責を負わせるかのような発言・報道が見られたからです。しかし、このことには真逆の意味もあるのです。続きます。

2010-07-09 22:01:00
@_Cow_Boy

科学と政治 6/10 口蹄疫は日本で発生しておりその対策は国家レベルで行なわれるべきです。第一に優先すべき事は地方の事情ではなく、早く口蹄疫を封じ込め日本が口蹄疫フリーであることを内外に知らしめること。そのために、国家がどのように口蹄疫に立ち向かうかが問われています。続きます。

2010-07-09 22:01:32
@_Cow_Boy

科学と政治 7/10 宮崎県と国は難しい課題について「政治決着をどう付けるか」模索してるでしょう。(政治決着としたのは疫学的には議論の余地が無いから)この問題にコメントできる立場ではありませんが、畜産技術員として大いなる関心と幾ばくかの恐怖を持って見守っております。続きます。

2010-07-09 22:02:25
@_Cow_Boy

科学と政治 8/10 この問題は決着の仕方によっては第一級の伝染病(家畜だけとは限りません)に対する防疫体制にに大きな影響を与えると考えております。関係する国、県、関係者各位、そして県民の皆様。地方ではなく国家としてこの病気にどのように立ち向かうかが問われております。あと2つ。

2010-07-09 22:03:06
@_Cow_Boy

科学と政治 9/10 おそらく、また私を非難するmentionが飛んでくるでしょう。しかし「宮崎で口蹄疫が発せいているのではない。日本で口蹄疫が発生しているのだ」ということの意味を今一度考えてほしいのです。どこでボタンの掛け違いは起こったか、思い起こしてほしいのです。あと1つ。

2010-07-09 22:03:33
@_Cow_Boy

科学と政治 10/10 この件に対する発言はこれで最後にします。技術者の役目は、皆様が判断するための材料を提供することにあります。質問には可能な限りお答えいたします。

2010-07-09 22:04:02
ヨゾラ @yozora99

民間種牛問題。もう、これ以上命あるものを殺したくないんです。牛も人間も同じ命なんだから。それだけの理由で、もう、十分じゃないでしょうか。どんだけ殺したと思ってんだよ。もう、十分だろ。ふざけんなよ。

2010-07-09 19:08:19
@_Cow_Boy

@yozora99 宮崎は特例で種牛を延命しました。今回二つ目の特例を実施しようとしてます。もし三度目の発生があった時、私が農家なら断固として殺処分を拒否します。前にも殺さなかった牛がいただろうと。さすれば、早期封じ込めは極めて困難です。次は日本全土に広まるのではと恐れてます。

2010-07-09 22:15:04
ヨゾラ @yozora99

@_Cow_Boy: ありがとうございました。二つ目の特例。これはほんとに特例だと思うんです。でなければ、宮崎県内だけで27万頭も殺処分ができるはずがない。だからこそ、今回の種牛の救命が生きてくるんだと思うんです。早期封じ込め、宮崎実現できていませんか?

2010-07-09 22:27:39
@_Cow_Boy

@yozora99 畜産技術員の立場では、残念ながら27万頭殺した時点で、封じ込めは失敗なんです。更にワクチンまで打つハメになった。なのに、まだ特例と言っている。宮崎の頑張りは皆評価してます。でも種牛の件で宮崎を擁護するものは、私の周りには一人もいない事もご理解下さい。

2010-07-09 22:36:26
森田文弥 MORITA Humiya @moritaespera

@_Cow_Boy 政治家に正しい科学的知見を示した関係者が居たのか?今後は居るのか?大いに疑問だと思うのです。後から事の重大さに気付いたのではないか?政治家は辞任して責任をとったことにはならない。残ったものが組織として今後、口蹄疫侵入時に機能しなければならないと思います。

2010-07-09 22:09:01
@_Cow_Boy

@moritaespera 北海道で言えば、農政部に技術普及部というのがあり、議会の答弁も含め知事のブレーン的役割があります。宮崎の初動はともかく、その後の封じ込めを見て畜産の技術員がバックアップしていると感じてました。ただ、仰るとおり、今後の対応が最も重要です。

2010-07-09 22:20:30
@_Takenouchi_

@_Cow_Boy こんばんは。カウボーイさんのツイートを心待ちにしておりました。今回、特に共感したのが「口蹄疫は日本で発生しておりその対策は国家レベルで行なわれるべきです。国家がどのように口蹄疫に立ち向かうかが問われています。」という部分でした。本当にその通りです。(続きます)

2010-07-09 23:05:50
@_Takenouchi_

@_Cow_Boy こんなことを言うと御幣があるかも知れませんが、わたしは今回の問題を「宮崎牛」という感覚ではなく、「和牛」という感覚で捉えたい。和牛ブランドのひとつが宮崎牛であり、和牛を守るためにがんばっている、そう捉えたい。でも、誰もそのような発言はしませんよね。(続きます)

2010-07-09 23:09:20
@_Takenouchi_

@_Cow_Boy (3通目のツイートです。)もちろん、宮崎県民である以上、宮崎牛を誇りに思ってはおりますが、カウボーイさんもおっしゃっているとおり、今回の問題は、宮崎で起こっているのではなく、日本で起こっている。宮崎ブランドを守りたい気持ちは痛いほどわかるのですが・・・

2010-07-09 23:12:23
@_Takenouchi_

@_Cow_Boy (4通目。ラストです。)それ以上に、和牛を守るという気構えを持ちたいと思うのです。巷で囁かれているように、飼料の藁が原因である可能性があるのであれば、それを100%、日本で自給できる環境を整えるとか、いろいろ考えるべきことはあるはずです。和牛を守るために。

2010-07-09 23:15:06
@_Takenouchi_

責任の取り方を論じるよりも、今後、どうすべきかを論じる方が建設的なのに。どうしてひとは、自分以外の誰かの責任を追及したがるのだろうか。誰にだって、どんな立場にだって責任はある。各々が各々の責任を自覚し、よりよい未来のために、ともに手を取りあって歩んでいく。それは理想に過ぎぬのか。

2010-07-09 23:25:32
前へ 1 ・・ 3 4 ・・ 22 次へ