#つなプロ0803

2012/8/3に開催された「避難所アセスメントの経験から『避難所力』の向上を考える」をtsudaりました。
0
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:被災者全員に共通のニーズに対しては、官・産・民の総力で大量・広域に対応することが必要。少数の被災者の特別なニーズには、官・産・民の専門性をピンポイントでつなぐことが必要。 #つなプロ0803

2012-08-03 14:19:17
赤澤清孝 @akazawak

引き続き、つなプロ報告会@東京より。発表の概要は、多文化共生リソースセンター東海の土井くんが、ツイッターで実況中です。ご参照を。@doiyoshihiko #つなプロ0803

2012-08-03 14:21:17
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:軽度の要介護者や精神的要支援者、外国人、障碍者、アレルギー患者、難病患者、高齢者などの所在を確認し、個別支援につなげること。施設に入っている人はまとめて支援されるが、そこまでじゃない人にこそ適切な支援が届かず、被災によって状態が悪化すると大変。 #つなプロ0803

2012-08-03 14:21:30
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:つなプロが目指したのは、「把握→つなぎ→解決」。特定の課題を持つ少数者が、避難所では多数者になりかわる。 #つなプロ0803

2012-08-03 14:23:09
青木研輔 @eastofdesolat

必見です。私は、読み続けています。土井さんTwitter実況ありがとう。RT“@akazawak: 引き続き、つなプロ報告会@東京より。発表の概要は、多文化共生リソースセンター東海の土井くんが、ツイッターで実況中です。ご参照を。@doiyoshihiko #つなプロ0803

2012-08-03 14:24:01
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:「つなぎ」はなぜ目論見通りに増えなかったのか?→すぐ動く団体の視野の狭さ/動かない団体(+行政+業界団体)の腰の重さ #つなプロ0803

2012-08-03 14:24:16
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:アセスメントの顧客は誰か?→行政職員(国・自治体)という「被災初心者」/団体・企業という「支援初心者」 #つなプロ0803

2012-08-03 14:24:51
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:避難所の課題は、「互助力(=被災者自身の自発的な相互支援)」、「調整力(=地域のリーダーによる調整)」、「受援・活援力(=外部の支援を適切に受入れ、活かす力)」の差。 #つなプロ0803

2012-08-03 14:27:25
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:発災直後から数カ月後までに地域に求められること、つなプロが避難所で確認・集計・分析したこと(=避難所力)について、詳細は拙著をご覧下さい。http://t.co/9cm8dABn #つなプロ0803

2012-08-03 14:30:06
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:避難支援にも避難所運営にも個人情報の共有が不可欠。それは本人・家族合意が基本。リーダーシップより「当事者意識+協働力」。「誰かが」じゃなくて「自分たち」で!「避難」だけじゃなく「避難所運営」も訓練しておくこと。 #つなプロ0803

2012-08-03 14:31:37
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:ある地域の避難所訓練で、聴覚障害者が「私は聴覚障害者です」というベストを着ていた。行政が着させると問題になるが、本人が自発的にこういうことを表明できる地域の環境に驚いた。 #つなプロ0803

2012-08-03 14:33:42
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:避難所に求められる役割は時間とともに変化する。宮城県では、発災一週間後に避難所の数は半数に、二週間後には1/3になった。「移(れ)る人」と「残る(しかない)人」の二分化。一ヶ月後からは「残る(しかない)人」が固定化するので専門家との連携が不可欠。 #つなプロ0803

2012-08-03 14:36:29
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:【提案】自治会・町内会は、行事を半減して事業(=福祉+経済)を!①「小規模多機能」自治→行政機能の集約化を補い、住民減少・高齢化などに伴って必要性が高まる安全・安心の確保のための「適地適作(策)」型の地域づくりを進めよう! #つなプロ0803

2012-08-03 14:38:17
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:②共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」を!→最小限の安全・安心の維持/文化・伝統の継承/経済的な競争力の維持・向上 #つなプロ0803

2012-08-03 14:39:05
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:【事例紹介】高齢者・障碍者の避難支援+避難所運営訓練を毎年開催!(大分県別府市千代町)-群発地震の経験から、要援護者(14名)の避難支援と避難所運営に住民100人+ボランティア80人が参加('08年)。'10年は「冷めても美味しい避難食コンテスト」開催 #つなプロ0803

2012-08-03 14:41:50
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:【事例紹介】中学生が必ず毎年、総合防災訓練に参加する澄川築連合会(札幌市南区)-13町内会の連合会、約1万人世帯のベッドタウンで、毎年7月下旬に総合防災訓練(600名以上参加!)地元中学生も毎年150名前後参加。子どもたちに支援力をつけるまち。 #つなプロ0803

2012-08-03 14:44:52
土井佳彦 @doiyoshihiko

川北:今後は、即応する姿勢を持つ団体との平時からの連携が必要。ニーズ別の専門団体との連携、(外部との)相互補完原則の共有、人的つながりの共有、「相互支援」協定の締結など。 #つなプロ0803

2012-08-03 14:45:57
土井佳彦 @doiyoshihiko

ここで少し休憩に入ります。(15分ほど失礼します) m(_ _)m #つなプロ0803

2012-08-03 14:47:08
土井佳彦 @doiyoshihiko

再開します。後半は2つの事例発表から。お一人目は港区議会議員で「Standby」発行人の横尾俊成氏から、大都市・港区の「避難所力」~震災後の対応状況と課題 #つなプロ0803

2012-08-03 15:03:03
土井佳彦 @doiyoshihiko

横尾さんのプロフィールについてはこちらをご参照ください。 http://t.co/KxLW1a89  #つなプロ0803

2012-08-03 15:05:54
土井佳彦 @doiyoshihiko

横尾:①帰宅困難者の想定と対応-首都圏直下型地震が起きた場合、都内に300万人超が溢れる!(都内全体では470万人超)。東京都の対応→帰宅支援ステーションの設置。港区の対応→駅周辺滞留者対策推進協議会の設置。 #つなプロ0803

2012-08-03 15:08:11
土井佳彦 @doiyoshihiko

横尾:②港区の食料は?-区民20万人に対して区のサポートは4万食。想定する港区内帰宅困難者45万人に対する区のサポートは5万食。避難所(小中学校)の数は減少傾向、給水車は都内にわずか10台しかない。 #つなプロ0803

2012-08-03 15:10:27
土井佳彦 @doiyoshihiko

横尾:③事業者の対策は?-BCP(事業継続計画)への対応・地域防災への取り組みは道半ば。BCP対策をしていない企業では「ノウハウがわからない」という回答が最も多い(42%)。港区と防災対策基本条例を結んだ企業は25%程度。 #つなプロ0803

2012-08-03 15:14:20
土井佳彦 @doiyoshihiko

横尾:④災害時要援護者への対応は?-港区は住民の約2割(4万人)が高齢者。 #つなプロ0803

2012-08-03 15:15:27
土井佳彦 @doiyoshihiko

横尾:外国人について-大使館との連携方法を改めて考える必要がある。避難の方法がきちんと外国人に伝われば災害時要援護者ではなくなる。 #つなプロ0803

2012-08-03 15:16:26