@otafone 神経質なんて、余裕であるよ。漢方ではそれを「気逆」(四診が必要だし瘀血も有り得るが)という証になります。よって、苓桂朮甘湯or黄連湯が一般的でしょう。ちなみにくそ素人の妄言なので真に受けないように
2012-07-31 20:21:50漢方実習終了しました。西洋医学のみを学ぶ者としては、胡散臭いイメージでしたが、漢方医の先生は綺麗に西洋医学と漢方を分離して使い分けておられ漢方に対するイメージが170°変りました。多くのことが学べる良い実習でした。証をしないと漢方の適用を判別できないハードルの高さもあると思います
2012-08-03 19:23:14@moo1107 170°(笑) 疑問なんだけど、通例どういう風に一般薬と使い分けるものなの?例えば神経痛の患者がいた時、どういう判断で使い分けてた?もしわかったら教えて!
2012-08-03 19:55:23@otafone うーん、根本的に考え方が違うんだよ。ちょっと長くなりますが、同じインフルエンザでも寒くて震える人がいれば、熱くて汗ぐっちょりの人もいてこれらの闘病反応から証を立てて、同じ病気でも人によって方剤を変えます。その闘病反応の出方を大まかに陰証、陽証の六病位で区別し…
2012-08-03 20:10:07@otafone さらに、気血水というそれぞれの病態、これはその人の特徴と反応ごっちゃにしたもので、その3つの異常「気虚」「気鬱」「気逆」「血虚」「瘀血」「水毒」に分け、大きく気血水の異常をx軸、六病位をy軸としてその証に見合った方剤を出すのです。…
2012-08-03 20:14:02@otafone だから神経痛の場合、まずその人が陰か陽かを判断して、その症状を出しうる気血水の異常を判断して方剤を出すので、、頻度の高い症例は陰証で手足が冷えてて、「瘀血」で血の異常により末梢近くの感覚神経に影響するためと漢方的に考えて当帰芍薬散を処方する、のが良く見る…
2012-08-03 20:18:32@otafone パターン。そういう場合、四肢末梢の冷感とかも併存し、女性なら月経に合わせて症状が変動しやすい。みたいに人と病気の相互作用として症状群(?)を証とするから、神経痛=こういう証=当帰芍薬散ではないのだよ。長かったが分かる?さらに温めるなら附子とか本当に人によります。
2012-08-03 20:23:13@moo1107 @otafone おもしろい。まあ、根本から身体の診かたが違うよね。同じ熱でも、おなじ発熱とは捉えないもんね。
2012-08-03 20:20:40@aiindigoblue @otafone そう!マジで全く違うの。逆に同じ証ならリウマチでもインフルエンザでも一緒になったりします。時期によっても証と方剤も変わるし。診断でもないのよねー。これ、体験しないとつかめず胡散臭いと思うけど、見てるとナルホド感ハンパないよ。
2012-08-03 20:26:15@otafone ごめん、使い分けか。神経痛の一般薬って?ロキソニンとか?証と同時に、L4領域とかも確認してて、CTとかMRIとかのオーダーもしてて、その場で排尿とか生活に大きな障害がなければ、とりあえず漢方薬で押してみる。で、画像見て明らかなヘルニアとか脊柱管狭窄症ope適応…
2012-08-03 20:55:13@otafone であれば、他科紹介って感じかな。という風に西洋医学と東洋医学の使い分け。神経痛の薬って何だ?ロキソニン?ボルタレン?良くあるのがリウマチとかSLEにステロイドとか漢方とかの併用やけど当然の治療は当然のステロイド投与でその他の症状に漢方って感じかな
2012-08-03 20:57:47@moo1107 ゴメン飯で席外して今確認した。診断の段階から根本的に違うみたいだね。俺の認識では、漢方イコール経験的で症状を総体的に捉えるだけで、医師の好みに左右されると思ってた。もっと奥が深そうだね。
2012-08-03 21:54:01@otafone 良いとこ突くね。証って、主に傷寒論と他諸々の本に書かれた江戸時代にまとめた経験則らしいよ。つまり、スーパー胡散臭い。後付けで、方剤については割とin vivoで作用とかは結構認められてたりもするんやけどねー。
2012-08-03 22:33:48@otafone だから、基本は西洋医学。漢方はとりあえずやってみようっつー、敷居の低さとか、気軽さがあるから、良く分からん症状は漢方やってみてダメなら諦めるwみたいな。面白いよ。本当かよぐらいで使う、受けるぐらいで良いと思うよ。お勧め。副作用は肝障害ぐらいだけ、薬だからね。
2012-08-03 22:37:16