平成24年シンポジウム京都創生推進フォーラム

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下出氏：漆の使いどころとしては、ドアノブや香炉、ペンダントなど。ほか、意匠も伝統的な物だけでなく、ワコール産のランジェリーなどにもとりくんでいる。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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天野氏：能の場合は、テキスト以外は伝えることが不可能。そういう意味では、他はすべてオリジナル。漆でも、そういう伝えられない部分があると思うのですが。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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下出氏：現代生活のなかでどう産業的に活かすのかを考えている。各時代の工夫を大事にしながら若い人たちに伝えている。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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小林氏：杉本氏の場合は、どのように若い人たちにつたえているのですか？ (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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杉本氏：京町家の暮らしの場合、お手本があるようでない。古文書はありますが、たくさんの上書きや、訂正が残されている。時代の変遷や家族構成の変化で、かわっている。そのままの形で伝えるように思われがちであるが。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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リアルにその時代の変化を受けて革新している。その積み重ねが伝統である。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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天野氏：能にしても、あらゆる物が変化している。たとえば、テンポ。たとえば、安宅は世阿弥の時代は、今の１／３の時間。だんだんテンポが遅くなっている。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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伝統とうのはぜったい不変であるというわけではない。では、不変な物はないのかとうとそうでもない。漆をつかうことは変わらない。そういうことを考えさせられた。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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下出氏：新作能が再演されない理由は？ (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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天野氏：深さがない。古典はなぜか何度見てもおもしろい。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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下出氏：漆の場合は残念で、新しい技術に取って代わられて、先ほど説明したように激減している。その伝統の (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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深さをどう伝えるのかが課題。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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小林氏：落語や歌舞伎は新作が多いが？ (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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天野氏：落語や歌舞伎は芸能として新しいので新作が生きるのだと。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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天野氏：１５世観世太夫元章の能の大改革について。当時流に演出もなにもかもかえた。彼のあとにはすぐに元に戻ったが、その姿勢をわれわれは学んでもいいのではないか？ (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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小林氏：新しい物をとりいれながら伝統をひきつぐとうことですね。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)

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中継は以上で終了です。ご試聴ありがとうございました。 (live at http://t.co/aD9d8dEG)