『西洋美学史』twitter読書会 4章~5章
筋の長さと作品自体の長さとまた違ったりするような気も。どんな長大な物語でもプロットに直すとシンプルかもしれないし。 #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:16:01前半については、うーん、なんだろう。ふんふん、そうだねと読んだけど、特にこれといってw というか、理想的な長さの話だったのか、これは /作品が時間的な存在者だとするならば、それは一体いつあるのだろうか、ということをふと思ったりしたけど、まあ余談です #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:21:25大きさと美については,アリストテレスの言う物語は第3章(彼自身の章)で語られた通り「物語は思いがけないものを作為によって筋道立てたもの」なので,であれば「秩序だったなかで大きければ大きいほどよい」ということになるのは納得がいくところかなと思った。 #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:20:21確かに,矛盾をきたさず読者を飽きさせず進んでいく限り,長大な物語ほど(少なくとも技巧的には)優れた作品と言えるのかなと。もちろん,短編で名作もあるので,一概には言えないけど。 #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:22:04@nix_in_desertis まあ問題は、それこそ読者によって秩序を感じて把握できる長さに差があるかもということかなー。あと、長編に章立てなどをしたり、交響曲に楽章があるのは、ここまでで一度把握してください、という区切りだよね。 #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:24:11@tieckP そこまでアリストテレスが把握していたかどうかは別として,それはまあ階層構造ということでいいかなと。交響曲全体を総体として見たなら楽章は部分だし,楽章を全体として見れば部分はもう少し小さいものになる。
2012-08-08 22:26:30tieckPのリプライで思い出したけど,断片と全体という話では,切り口こそ違えど第7章ヴィーコの機知論にも続く話だと思った。 #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:28:18@twidokusho アウグスティヌスの部分については、時間論として美学より哲学で扱った方がいいんだろうなーという気はしましたw #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:29:09@tieckP @sakstyle (社会)科学的な発想だと、レトリックとして美しくても事実に適合してないとそれはナシだよねって感じちゃうかなー。むしろ意外性は現象自体や常識的な捉え方とは違う事実の捉え方から得る、って感じで。
2012-08-08 22:32:30作品の完結について
@twidokusho あとここでは全体を把握すること、とくに終わりがしっかりあることが重要とされてるんだけど、別に何事も必ず終わりを意識してやり始めるわけじゃなくね?とも思ったり。 #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:27:37@ja_bra_af_cu 人文系が、やけに言葉の語源とか気にするのって、多分そこの飛躍をする際の道具とかに使うのかなと。ところで、ここで出てくる「期待」は、前半がexpectatio、後半がanticipationesになってる。ラテン語、ドイツ語わからないですがやっぱ別ではw
2012-08-08 22:32:43@ja_bra_af_cu 創作活動はそうかもしれないですが、作品とは何かということを考えると、完結性は求められるのかなと思います #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:35:11@sakstyle 確かに、小説家と言えるには一本完成させないとダメだ、みたいなことも聞きますしね。#西洋美学史読書会
2012-08-08 22:41:33@ja_bra_af_cu 終わらせない美しさっていうのは、終わらせるに対するアンチテーゼとして割と後の時代に属する美学(広義の意味で)じゃないですかねー。やっぱり起承転結は基本かな、とか。
2012-08-08 22:32:36@tieckP 普通に鼻歌とか歌ってみるときとかツイートするときとかw、単に思いついたことを思い浮かぶままに放ってるだけで、終わりは考えてないよなーと。そういうものを芸術とか劇とはよばないかもですがw #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:37:50完結が大事だからこそ、何でも反対のことを言おうとするロマン主義は、未完の断片こそ良いものだとか言い出したんですよねーw #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:38:09@ja_bra_af_cu 作品が生まれる瞬間は即興的かもですけど、作品として提出するときの意識には終わりが必要ということでしょうねー。死んだり放り投げない限り。
2012-08-08 22:40:03#西洋美学史読書会 作品には完結性が大事って言ってる本 佐々木健一『作品の哲学』 - logical cypher scape http://t.co/fDmFPiUZ
2012-08-08 22:36:26@ja_bra_af_cu 『作品の哲学』のメモを引っ張り出してきました。佐々木さんは、世の中のものごとを「自然・行為・作品(人工物)」の3つに分類していて、作品を自然と行為とわけるもののひとつとして終わりがあることをあげていますね #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:44:29@twidokusho >sakstyle なるほどです。すくなくとも西洋の美学や芸術観における作品という言葉にはそういう含みがあるんですね。 #西洋美学史読書会
2012-08-08 22:47:49