芸術について考える

料理人・真崎さんと、きこり・愚樵さん、元ドラム講師・minoriikenagaさんに教わったこと。自分の考えを深める材料になると思うものを集めています。
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いのうえひろゆき @gushou

@naocofr 芸術には表現が欠かせません。表現なくして芸術はない。ですが、芸術において、表現は目的ではなく結果。言い換えれば、芸術の本体は生きることそのもの。生きることを追究した結果が芸術として出力される。あくまで私の考えですが。@bishumasaki

2012-07-17 18:03:14
フランツ奈緒子 @naocofr

@gushou @bishumasaki ああ、表現は結果に過ぎず!学校では、もっと表現せよ、と指導され、独り歩きした表現テクニックの習得に躍起になるのみ。さらに、西洋での表現はそんなもんじゃないんだ、とドヤされて、日本人としての人格を否定されます。

2012-07-17 18:24:40
いのうえひろゆき @gushou

@naocofr はあ、なるほど~。そのあたりはいわゆる「アート」と「クラフト」の差異に通じるものがあるのかもしれません。これもあくまで私の個人的な感触ですが、結果としての芸術というとむしろクラフトで、そうであることが日本的であるような気がします。@bishumasaki

2012-07-17 18:28:26
フランツ奈緒子 @naocofr

@gushou よく考えてみたいお言葉です。日本って何だ?その日本と切ってもきれない私って何だ?日本人である自分を否定したいこの気持ちは何だ?そのモヤモヤを分析したくて安冨さんの論考を追う内、お二人のご意見に出会いました。今後ともよろしくお願い致します。@bishumasaki

2012-07-17 18:49:20
真崎 庸 @doroyoimasaki

@naocofr @gushou 私の考える芸術を、芸術という言葉にしてよいかは知りません。私は、ありのままの魂から発するすべての表現を芸術とよんでいます。何かの「ため」は結果として生じるものであり、何かの「ため」が動機になった場合は娯楽とよんでいます。

2012-07-18 12:55:07
フランツ奈緒子 @naocofr

@bishumasaki @gushou 明快なお答え、感謝致します。様々なものを一緒くたにして、あれは違うこれも違う、とグチグチしていたのか、と気づかされました。

2012-07-18 17:04:50
いのうえひろゆき @gushou

@bishumasaki @naocofr このような音楽はいかがでしょう。Otto & Orabu in Good neighbors jamboree 2011: http://t.co/me8Etcln 健常者が陥りがちな目的を持つことが出来ない、知的障害者たちの音楽。

2012-07-18 15:39:33
フランツ奈緒子 @naocofr

@gushou @bishumasaki うーん、難しい課題です。気になるのは、こういった催しをむやみに、素晴らしい!これぞ本物の芸術!といった感じで崇め奉る風潮が存在すること。また日本とは全く異なった風土から生まれた素材を演奏の拠り所にしていることも気になってしまいます。

2012-07-18 17:02:03
真崎 庸 @doroyoimasaki

@naocofr @gushou 私は芸術は評価しません。無意味だからです。芸術にたいして自分が何を感じたかを言うことはあります。娯楽には目的があるので評価します。この音楽は明らかに芸術です。すごく楽しそうだな、とワクワクしました。

2012-07-18 17:11:04
フランツ奈緒子 @naocofr

@bishumasaki @gushou なるほど。素直にワクワクできなくなってしまった自分が残念です。演奏が生業になったときには何が起こるでしょうか。それはもはや芸術ではあり得ず、娯楽に過ぎなくなるのでしょうか。

2012-07-18 17:20:19
真崎 庸 @doroyoimasaki

@naocofr @gushou 娯楽は素晴らしいものです。芸術に劣るものではないと思います。ただ、娯楽は目的のために嘘をつきやすい一面があります。嘘がある場合は、偽物とよびます。

2012-07-18 17:26:05
フランツ奈緒子 @naocofr

@bishumasaki @gushou うんうん(涙)。またしても明快なお答えに感じ入っております。胃がシクシクしています。安冨先生とは違う種類のフタが私の頭にはおっかぶさっているのだなあと、文字通り痛感しています。

2012-07-18 17:34:39
フランツ奈緒子 @naocofr

@bishumasaki @gushou 偽者娯楽の嘘とは、例えばどんなことがあるか、お尋ねしてもいいでしょうか。

2012-07-18 17:37:01
いのうえひろゆき @gushou

@naocofr 少し説明。『鑑定団』こそ、偽物娯楽代表です。「お宝」とやらの鑑定をするのまではまだ娯楽といえる。だが、その鑑定を娯楽にするのは偽物。料理でいえば、料理そのものを味わうのではなく、料理屋の看板を楽しむようなもの。@bishumasaki

2012-07-18 17:53:05
真崎 庸 @doroyoimasaki

@naocofr @gushou 東京で一番とほぼ誰もが認める料理店の料理は、化学調味料や砂糖まみれのえげつない味。店主の太鼓持ち芸はこれまたえげつなく客の自尊心をくすぐり大枚を巻き上げます。惚れ惚れする芸達者ぶり。

2012-07-18 17:48:34
真崎 庸 @doroyoimasaki

@naocofr @gushou 『美味しんぼ』という気持ち悪い漫画の原作者はこの店の大ファン。

2012-07-18 17:52:24
いのうえひろゆき @gushou

@bishumasaki そうなんですか...。『美味しんぼ』ではかなり勉強させてもらったつもりですが。食品添加物を実態を告発した、確か101巻は、圧巻でした。@naocofr

2012-07-18 17:57:19
フランツ奈緒子 @naocofr

@gushou @bishumasaki 私は料理には疎いですが『美味しんぼ』は時々読んで楽しんでいたので小さくショック。

2012-07-18 18:00:41
いのうえひろゆき @gushou

@naocofr @bishumasaki  同感です。自分の知識の底の浅さを思い知らされてしまう...

2012-07-18 18:01:53
真崎 庸 @doroyoimasaki

@minoridrums @naocofr @gushou その店を悪くいう人はまずいません。私は嘘つきと呼ばれています。事実は不明です。

2012-07-18 18:33:47
真崎 庸 @doroyoimasaki

@gushou @naocofr 娯楽は面白ければなんでもあり、は基本だと思います。だからこそ良し悪しがあります。受け手が良し悪しを判断するのはとても難しいものです。発信する側が嘘ついてはいけません。プロが素人を丸め込むのは簡単なことですから。

2012-07-18 18:03:12
いのうえひろゆき @gushou

@bishumasaki 「受け手が良し悪しを判断するのはとても難しい」 ← まさにここが問題なわけで。良し悪しのわからぬ素人は、まずとりあえずは「信じる」ことからスタートするしかない。子どもの親に対する姿勢も同じ。信じたものが偽物だと解ったときの衝撃は大きい @naocofr

2012-07-18 18:09:32
真崎 庸 @doroyoimasaki

@gusho @naocofr 美味しんぼの人もプロに簡単に丸め込まれた素人の一人です。料理記者など、意識が高く知識がある人ほど丸め込むのはチョロいものです。すこしくすぐるだけでコロッといきます。

2012-07-18 18:10:05
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