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お菓子っ子 @sweets_street
「歴史群像」「歴史読本」なんかを読む歴史好きはまだ気が利いてる方で、大河ドラマ、歴史小説、ビジネス本などから知識を摂取している人が世の歴史好きの大半なんですよね。専門に勉強したプロ、専門書や歴史雑誌を読むマニア、エンタメや自己啓発を好むライト層のギャップは弁える必要があるかもです
るぴー @3rupee
@sweets_street そういうライト層が下手に史学科に入ってしまってギャップに驚くというのが基本パターンですね。そこからうまく転換する人が多いですけど。
お菓子っ子 @sweets_street
ライト層よりは、歴史雑誌や専門書を読むマニアが大学で史学を専攻してギャップに苦しむパターンが多いように感じます RT @3rupee そういうライト層が下手に史学科に入ってしまってギャップに驚くというのが基本パターンですね。そこからうまく転換する人が多いですけど。
お菓子っ子 @sweets_street
要するに、歴史好きの中には、歴史を学問として勉強する研究者と、専門書などを読んで歴史をタネにマニアックな雑談をしたいマニアと、歴史エンタメや自己啓発本などで歴史の雰囲気を楽しみたいライト層がいるんですよ。歴史好きといっても、その実違うことをしたいわけです(続
お菓子っ子 @sweets_street
受)だから、研究者向けに発信できる人、マニア向けに発信できる人、ライト層向けに発信できる人はそれぞれ別でして、研究者がマニアやライト層に、マニアが研究者やライト層に通じる話を発信しようと思う場合は、相手が歴史に求めるものを認識するところから始めないといけないのだろうと思います(続
お菓子っ子 @sweets_street
受)例えば、研究者は学問的な厳密さを、マニアは雑談のネタを、ライト層は娯楽や教訓を歴史に求めているわけだから、自分の持っている知識を相手の求める形に変換して伝えようとしなければ、いつまで経っても研究者とマニアとライト層の溝は埋まらず、一般レベルで俗説がはびこり続けると思います(続
お菓子っ子 @sweets_street
受)俗説がなぜ蔓延るかといえば、エンタメや自己啓発の文脈に乗せて発信することが容易だからです。研究者の厳密な知識はエンタメなどには向いていません。また、マニアの好事家的な知識は、研究者の厳密な知識とも、ライト層のエンタメや自己啓発的な知識とも相性が悪いですね(続
お菓子っ子 @sweets_street
受)研究者は好事家的なマニアの知識や、ライト層が好む通俗的な知識を「いい加減」と嫌い、マニアは研究者の知識を「面白くない」、ライト層の知識を「浅い」と嫌い、ライト層は研究者の知識やマニアの知識を「面白くない」と嫌い、それぞれの世界で別々の知識が流通している有様です(続
お菓子っ子 @sweets_street
受)別の世界で別の知識を摂取して生きている人たちに自分の知識を伝えようとするなら、「君たちの知識は正しくない。私が正しい知識を教えよう」ではダメです。相手の世界の文化を全否定するようなもので、反発しか産みません。「私は君たちが求める知識を話すことができる」と言う必要があります(続
お菓子っ子 @sweets_street
受)「相手に合わせて伝え方を変えたら、知識の精度が落ちてしまう。それはプロorマニアとしての矜恃が許さない」という意見もありまして、それはその通りです。プロやマニアとしての矜持とわかりやすさは両立が極めて困難ですから。それでも、最初にわかりやすい話をして興味を引いて、(続
お菓子っ子 @sweets_street
受)「この人は面白い話をするな。もっと話を聞いてみたい」と信用させることができれば十分であると思います。それから、もっと多くの知識を伝えたり、様々な本を勧めたりすれば良いです。そうやって興味を持ってくれた人の十人に一人ぐらいが、話を聞いて本を読むだけで飽き足りなくなって、(続
お菓子っ子 @sweets_street
受)自分で勉強を始めるようになったら儲け物ぐらいに思えば良いです。知識は読書や勉強をすれば身につきますが、読書や勉強をする動機付けになる興味がなければどうしようもありません。「最初に興味を引く。正しい知識は興味を引いてから覚えてもらう」という態度で十分ではないかと思っています(終
yamazakura @yamazakura5963
@sweets_street ご意見すごく参考になります。おそらく歴史以外の分野でも同じことが言えるかと思います。しかし言うは易く行うは難しといいますか、それを実践されている方というのが各分野見渡してもなかなかいらっしゃらないような感じが…これを実践されている例何かご存知ですか?
お菓子っ子 @sweets_street
@yamazakura5963 マニア層に受けるような本を書く研究者や、ライト層に受けるような話ができるマニアなどはおりますが、どこまで自覚的であるかは知らないです
yamazakura @yamazakura5963
@sweets_street なるほど。そのあたりを自覚的にすれば知識の相互乗り入れみたいのがもっと進むのでしょうね。お返事ありがとうございます。
ちびず @tibizu
@sweets_street 一連のツイート、戦後歴史教育の問題分析で似たような論考を読んだことがあります。結論も似たところに落ちていて、さすがだなと思いました。それそのものへの興味をもって貰うこと、楽しさを入り口に学問の成果を伝えていくことは永遠の課題ですね
お菓子っ子 @sweets_street
@tibizu そうですね。勉強というのは面白く無いと長続きしないんですよ。基礎学力だって、「授業がわかる」「問題が解ける」「テストで良い点をとれた」という喜びを積み重ねてやる気が出ますし。歴史などの専門分野になると、知識そのものに興味を持てないと、とっかかりができないですね
ちびず @tibizu
@sweets_street 仰る通りです。成功体験を通じて、より次を知りたくなるものですしね。学問の発展という意味でも、教育という切り口以外にも、アプローチしていく事が大事だなあと思います。
もぎ @mogi_r
@sweets_street 横から失礼します。 研究者とマニア層についてですが、端から見ていると似ているように思います…。何か違いは…?
お菓子っ子 @sweets_street
研究者は学問を厳密に追求するプロなので、雑な発言をしたら厳しい批判を受けます。マニアは高度な知識をタネに楽しむオタクなので、気楽に発言できます  RT @mogi_r 横から失礼します。 研究者とマニア層についてですが、端から見ていると似ているように思います…。何か違いは…?
もぎ @mogi_r
@sweets_street なるほど…丁寧に回答くださりありがとうございました。重みが違いますね…。
Koji Yamamoto @Koji_hist
@sweets_street >「私は君たちが求める知識を話すことができる」と言う必要があります こんにちは。 これは僕もポイントだろうと思います。
お菓子っ子 @sweets_street
@Koji_hist はじめまして。知識を受ける側にしても、「興味が無い話をしようとする相手」と、「自分たちが聞きたい話をしてくれそうな相手」では、耳を傾けようという気持ちが違ってきますよね。最初に「話を聞きたい」と思わせられなければ、どんなに素晴らしい知識でも伝わりません
Koji Yamamoto @Koji_hist
@sweets_street 各研究者→読者の知識伝達(啓蒙と言う人もいるでしょうね)についてはご指摘の通りかなと思います。そうした研究者個人の良心と実践のレベルを補完するような、歴史学者と(真剣に)歴史に教訓を求める人や団体のマッチングする様な仕組みが出来たらなお良いかな、と。
お菓子っ子 @sweets_street
@Koji_hist マッチングをするには、ある種の方便が必要になるでしょうね。研究者としては素人が求める通俗的な話をするために精度を落とした知識を伝えることは耐え難いでしょうし、素人の側としても厳密過ぎる話は理解できないですし
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コメント

はまのなまけ @hama_namake 2012年8月16日
プロ、マニア、ライトの好む歴史小説・作家の傾向を出してもらえるとイメージがしやすいかも、とライトトマニアの中間にある私は思った。もっともプロは小説など...という話になるのかもしれませんが。
間中瑠玖 @ManakaELK 2012年8月16日
例えば「影武者徳川家康」や「捨て童子松平忠輝」の隆慶一郎さんは、専門書(という名の資料)を元に娯楽を提供した作家→『ライト層に受けるような話ができるマニア』になるのかな…? それとも、隆慶一郎さんの原作(小説)を好む人自体が、マニアに属するのかな?ちょっと私には難しい話
袰野かりほ(いつものマイペース) @paopaopon 2012年8月17日
私は「各研究者→読者の知識伝達(啓蒙と言う人もいるでしょうね)」の手法に問題があるように思います。各層の求めるものの違いだけで終わる問題で済まない…すべての層に属してみて感じたことです。
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