都市部アスファルト上の空間線量率は1年で半減?
先日の福島県訪問で、いわき市、福島市、会津若松市、伊達市を訪問、関係者の話を聞いた。この間γ線の空間線量率(μSv/h)と積算被曝線量(μSv)を計測。3日で8μSvにしかならず、少し驚いた。がほぼ計算通り。一年で半減の模様。減り方が意外に早そうだ。
2012-08-15 19:22:53もし一年で半減がこのまま続くならば、10年で千分の一ですか!なくなっちゃうよ!というか、違いが見えなくなる・・・。セシウムの影響は見えなくなるだろう。これ、本当だろうか?
2012-08-15 20:17:06もし仮に、空間線量率が一様に、一年で半減したとする。物理的半減期だけなら一年で約七割減のはずだから、雨で流れる等の「地質学的半減期」のようなものがあるはずで、それも半減期二年くらいらしい。両方の効果がこのまま続くなら、十年で千分の一になるはず、と皮算用が可能。さて正しいか?
2012-08-15 21:13:38@y_mizuno 人為的に除染されているので、「地質学的半減期」の広い範囲でのデータは取れそうにないですね。
2012-08-15 21:35:02@uncorrelated じゃ、人為的半減期、とか?もう除染しなくてよいでしょう、となる時間、とか?まぁ、3年くらいか?
2012-08-15 21:48:28@y_mizuno 高田純氏のブルーバックスによると,1977-1999の間のロンゲラップ本島のセシウム137の実効半減期は約7年だったそうです.海抜2mですのでどんどん海へ流されたんでしょうが,同じ事は雨が多く,強い風の吹く日本でも期待できるでしょう.
2012-08-15 21:35:29@y_mizuno 地質学的の方は、半々/時間できれいに拡散(または土中で遮蔽等)し続けると考えるのは難しいでしょう。
2012-08-15 21:41:18@discoder_x 文科省の土壌調査が、第三次まで、やっているようなので、時間変化は、実は、かなり正確に分かるはずなのです。私のさっきの計算は、暗算で、ざっくりフェルミ推定してみたかったので、単なる推定。
2012-08-15 21:55:30もう少し精度を上げると、先程の計算は全部が134Csの場合。実際は半分。この効果を入れ、137Csの半減期も入れると、十年で約40分の1、ですか。これでもほぼ消える感じになるだろう。天然40Kが意外に多いから。ほぼ元に戻る。
2012-08-15 21:45:02@y_mizuno ただ日本の場合,注意しなければならないのは盆地の底にある湖など雨の最終的な流れ込み先が海でない場所です.他からのセシウムが貯まる一方です.全部海に流れ込んでくれればいいのですが.
2012-08-15 21:55:35@nishikawa_2011 御意です。減る場所があるということは、増えてる場所があるということで、あの推定は一様に減る、つまり、全部、海に行くとしてます。
2012-08-15 22:01:15雨で流された分の行き先、舞い上がらないかを見極めなければ何とも RT @y_mizuno: もし仮に、空間線量率が一様に、一年で半減したとする。物理的半減期だけなら一年で約七割減のはずだから、雨で流れる等の「地質学的半減期」のようなものがあるはずで、それも半減期二年くらいらしい。
2012-08-15 22:03:21@kazu_murakami 全く仰る通り。実際は、全部は海に流れず、側溝や暗渠など、増える場所もあるはず。でも生活空間での生活被曝線量には、全体としては、減る方向、のはず、ということが分かる程度の推定でございます。
2012-08-15 22:14:02@y_mizuno チェルノブイリの知見では、減り方はだんだん遅くなります。 http://t.co/tigV6dUm その皮算用はいくら何でも無理では。
2012-08-15 22:38:29この図の「Asphalt」は、私には、指数関数的減少+一定値に近づく、と見えます^^ つまり減り方は一定に。@Kontan_Bigcat チェルノブイリの知見では、減り方はだんだん遅くなります。 http://t.co/uWi6WNvK … その皮算用はいくら何でも無理では。
2012-08-16 01:15:32予想通り。チェルノブイリでも道路上は数年で元に戻る。「air dose rate above solid surfaces has returned to the pre-accident background level.」出典http://t.co/GmJ7RkDF p.29
2012-08-16 01:21:00Asphalt道路上の空間線量率の減り方(チェルノブイリ事故後の年数)。場所はロシアNovozybkov。予想通り一定割合で減り続け、数年でほぼ一定値に達し、元に戻る(つまりアスファルトでは、セシウム影響は数年で洗い流される)。 http://t.co/In2Se7uJ
2012-08-16 01:36:32http://t.co/In2Se7uJ - 図の出典 http://t.co/GmJ7RkDF IAEA報告、チェルノビル20年
2012-08-16 01:38:24http://t.co/In2Se7uJ - この報告書の名称"Environmental Consequences of the Chernobyl Accident and their Remediation: Twenty Years of Experience"
2012-08-16 01:39:57http://t.co/In2Se7uJ - この図はこの報告書p.29左下。もちろん福島でこの通りになるとは限らない。しかしアスファルト上の急激な減少傾向(指数関数的減少)は、他国の都市でも観測されたと報告。実際、福島での減少は予想より早めだと思うが…。興味深い結果。
2012-08-16 01:48:09御意でございます。 @Dr_sakura : @y_mizuno グラフの縦軸が対数だとわかりやすいのですがねぇ。
2012-08-16 01:51:47@y_mizuno 去年の環境省のデータをプロットしたところだと、放射性セシウムが増えている地域もあったようで、地形や土壌で地域差が大きそうです。http://t.co/4uE0o5zc
2012-08-16 01:52:27元々relocationなので、当然ご指摘の通り。私は都市部のアスファルトに限定。@uncorrelated 去年の環境省のデータをプロットしたところだと、放射性セシウムが増えている地域もあったようで、地形や土壌で地域差が大きそうです。http://t.co/uR9EkP1e
2012-08-16 01:56:42