旭丘大戦最終巻第一章〜水深100mの魔物〜
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b_skywalker
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情熱の赤色
@passion_red_sky
「先輩！撤退を急いで下さい！」「わかってる！必要な物は運び出したか？！」ADF第三軍の撤退を第五軍が援護。第三軍が先に撤退し、砂田橋にある一時撤退合流地点へと向かっていた。
2012-08-16 22:55:32
情熱の赤色
@passion_red_sky
「第三軍は現時刻を持って大曽根基地を放棄する！必ず戻るからな・・・！」そう言い残して、第三軍は撤退を始めた。そして、その横にいる第五軍が砲撃による弾幕を展開。大曽根基地に攻め込もうとする中部軍を足止めしていた。だが・・・
2012-08-16 22:55:45
情熱の赤色
@passion_red_sky
「！第五軍背後に敵軍を確認！第三軍との連絡が寸断されました！」「何をお！」第五軍司令官、ヤシガニが叫ぶ。「敵はこのまま南進するようです！このままでは我が軍が包囲殲滅されます！」
2012-08-16 22:56:33
情熱の赤色
@passion_red_sky
「くそ・・・砲撃部隊！大曽根バスターミナル付近に照準を合わせろ！我々は高架から旭丘高校を経由して直接栄基地へ向かう！大曽根基地で敵とニアミスするぞ！」彼らは一気に名鉄瀬戸線高架へ向かい、旭丘高校を目指す。「大丈夫か！砲撃部隊も撤退を開始しろ！」
2012-08-16 22:56:55
情熱の赤色
@passion_red_sky
物同連合から引き継いだ砲撃技術で、中部軍を足止めする。「今だ！走れ！」展開する弾幕を抜けて、第五軍が撤退する。「全戦闘員の撤退を確認・・・これより第五軍は旭丘高校へ向かい、司令部の護衛に当たる！」
2012-08-16 22:57:13
情熱の赤色
@passion_red_sky
「栄基地への退路・・・完全に封鎖されました！これでは退却できません！」第三軍の兵士一人が駆け込む。この合流地点にはADF第一軍、第三軍、第四軍、AAF第三軍が集まっていた。「ファミ先輩・・・大丈夫ですか？」「大丈夫、流れ弾が当たっただけだから。」
2012-08-16 22:57:58
情熱の赤色
@passion_red_sky
そう言いながら、彼は足を押さえていた。「だが・・・これではどうしようもない。どうする？」第一軍司令官、いのっし少将が尋ねる。
2012-08-16 22:58:15
情熱の赤色
@passion_red_sky
「現役軍軍法第四章補足、非常時において、全軍が集まることができない状況になったとき、集まれる限りの人員で軍を再編成し、迎撃にあたること。」第四軍司令官熱血少将が言う。
2012-08-16 22:58:46
情熱の赤色
@passion_red_sky
「どーゆーこと？」「つまり、今いる人で新しい軍を編成する。ってこと。今はこれしかない。」彼は続ける。「今いる軍で現役軍東方面軍を編成する！そして、一度大規模な撤退を行う。」
2012-08-16 22:59:10
情熱の赤色
@passion_red_sky
「どこへ？」「丁度、同盟関係になった植田帝国まで下がろう。そこでADF第二軍と合流してから反撃に移ろう。それに、ファミ先輩達のための医療施設が東郷町にあるしな。」
2012-08-16 22:59:24
情熱の赤色
@passion_red_sky
「報告！ADF第一軍、第三軍、第四軍、AAF第三軍は東方面軍を編成、植田帝国まで撤退するとのことです！」「了解・・・っ！」その言葉を聞いた瞬間、ニワレン総大将が倒れた。
2012-08-16 23:00:36
情熱の赤色
@passion_red_sky
「先輩・・・！それは！」彼の両足から血が流れていた。「大きなけがじゃない！何とかなる・・・」立ち上がろうとして彼はまた倒れた。
2012-08-16 23:00:51
情熱の赤色
@passion_red_sky
「これより戦線の立て直しを行うが、その前に戦力を整えなければいけない。よって、これより残存舞台、いや現役軍西方面軍は、名古屋駅まで撤退を開始する！
2012-08-16 23:03:18
情熱の赤色
@passion_red_sky
「よくやった、残存ミサイル本数は？」「残り４本です。」「うーむ、そうか、なら一度補給船と合流しよう。連絡では、次いつ大規模な戦闘が起こるかわからんらしいからな。」
2012-08-16 23:04:29
情熱の赤色
@passion_red_sky
「了解しました。」「だが、保険のためにも、入れておくか・・・魚雷、一番から四番までにセットし、注水！」「了解、魚雷セット、注水します！」
2012-08-16 23:05:00