僕の幸福論

即時的博物学的好奇心は、生き字引を再生産する時代遅れの働きではなく、寧ろ情報量が多くなり何事にも驚かなくなった人々が多くなった世界で、最も大事なことだったんだ!
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@imaginaryset

アイツらは無知で無能だから、俺のような選択や思考が出来ないのだと見限ってきた主義主張や人間やジャンルは、実は自分の求めているものが眠っている場所なのかもしれない。捨てた気でいたのが、自分が捨てられていたのだ。

2012-08-17 19:23:57
@imaginaryset

嫌悪と軽蔑が、未知と尊敬に変わる。成長のために捨てたものが、本当は成長に必要なものだったのか。

2012-08-17 19:25:37
@imaginaryset

短期的に見ると捨てることによるメリットがデメリットを上回るけど、長期的に見るとデメリットがメリットを上回るという事象の1つか。此れは。それとも又別の分類?或いは応用?

2012-08-17 19:29:56
@imaginaryset

@rang1984 ゴリゴリと理屈っぽく考える事に拘り、他の頭の使い方や自分が信じていないことに対する、誠実な検討を怠っていたのではないかと思い始めたんです。簡単に言うと食わず嫌いを自覚し始めたという事です。

2012-08-17 19:35:32
@imaginaryset

抑、違う環世界に生きているのに、メタ的とか、弁証法とかで統合して正しい認識に立てるというのは知性の傲慢さではないか。

2012-08-17 19:38:54
@imaginaryset

理性によって理性批判するのはどうなのか?批判という行為自体極めて理性的じゃないか?

2012-08-17 19:40:36
@imaginaryset

Twitterというメディア自体が論理的思考力、文章力、読解力、教養、知能に大きく依存する。其れと親和性が強い僕は、多くのものに気付かず、大きな盲点を抱えているのかもしれない。

2012-08-17 19:46:48
@imaginaryset

【アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)/パウロ コエーリョ】鏡を覗きこむと目に活力の戻った自分の姿があった。 →http://t.co/sMlEoer7 #bookmeter

2012-08-18 06:29:05
@imaginaryset

思考停止はダメだという思考停止。僕は何処に向かうのか。

2012-08-18 06:30:43
@imaginaryset

知らないことに的外れな理屈をでっち上げで、知っていると自己欺瞞。其の結果齎されるのは短調で既視感たっぷりの退屈な世界。そんな僕のノエシスは僕を何処へ連れて行こうとする?何処にも連れていきやしまい。有るのはどんなヘラクレイトス的流れも同一と見做すゴミみたいな同じ場所だろう。

2012-08-19 01:10:22
@imaginaryset

弁証法的に認識を高次に持って行くことが可能であったとしても、其れは同時に世界に対する不感を加速させる劇薬。其処に有るのは全部を知っているつもりの存在理由不在の世界だろう。知るということは、知らないということを退ける。未知を未知の儘認識する術や如何に。

2012-08-19 01:13:32
@imaginaryset

明証理論による反駁は他の環世界に対する疎外であり冒涜。論破による弁証法的向上は他の何かの盲目化。

2012-08-19 01:16:54
@imaginaryset

顕在化と潜在化の狭間で明証理論が構築されるなら其の明証理論を完全に修めた所で世界に対する知は完成しないじゃないか。

2012-08-19 01:19:00
@imaginaryset

そうだ。僕が求めていたのは完成した説明体系の内在化だけではなかったんだ。体系や理論だけではない。事象と事象を抽象化し繋がりを見つけ様々な差異を同一視する行為は其れ自体が、恣意的で暴力性を持つ不完全なものだ。

2012-08-19 03:35:50
@imaginaryset

本当に求めていたのは、即時的博物学的な経験其れ自体。其れは「今此処」を積極的且つ享楽的に強い好奇心を以って観察し味わうことだ。シャングリラは今此処でしか有り得ない。「完璧な瞬間」今現在の此の一瞬一瞬なんだ。

2012-08-19 03:40:26
@imaginaryset

あらゆることを経験したい。あらゆることを味わいたい。何故幼かった時にあれだけ強い衝動を以って感じていたことを忘れてしまったのだろう。

2012-08-19 03:41:52
@imaginaryset

博物学的知識、経験を下位なものとして見限り、求める事を止めてしまった当時は、其れが成長であり進歩だと信じていた。然し、其れは今此処に対する興味と関心を減じ、結果達成不可能な幸福論の形成に至った。何処まで行ったって眼前の環境、知覚、思考からは逃れられず、又其れ以外に有り得ないのだ。

2012-08-19 03:46:21
@imaginaryset

運が良い、運が悪い。其れを決めるのは主観でしか無く、現前にチャンスが転がっていても、運、効率、結果、理想、競争、成長に縛られている限り、其れをモノにすることはない。

2012-08-19 03:48:20
@imaginaryset

落ち葉の落体運動に宇宙の神秘を感じることも、現前のディスプレイに科学技術の粋や人類の進歩を感じることも可能だ。重要なのは常に自分のノエマを検討し、新たな発見と驚きに純粋に身を任せる事だ。

2012-08-19 03:50:52
@imaginaryset

実存主義文学に感情移入し、苦しいほどの自己投影に至るならば、其れを経験できたこと其れ自体に喜びと快楽を感じるべきだったんだ。人生は無限の可能性と快楽を提供し、僕は其れに応えることが出来る。経験は快楽だ。常に好奇心を刺激する。

2012-08-19 03:55:10
@imaginaryset

現前の経験に強い好奇心を感じ、確実に快楽に変えてゆく。生命活動其れ自体、人生其れ自体が驚異と快楽と生きる歓びを無尽蔵に提供するゲームだ。

2012-08-19 03:59:36
@imaginaryset

あらゆる経験に対して好奇心の糸で快楽を手繰り寄せる。此れは享楽的即時的な快楽主義であるから、他の一切の幸福論を超越する完璧な幸福論だ。

2012-08-19 04:16:28
@imaginaryset

何年も遠回りしてきたが、結局の所「面白きなき世を面白く、住み成す者は心なり」「今を大切にしよう」「絶対的な物の見方は存在しない。あらゆるモデルは不完全で相対的なもの」に結論した。凡そ陳腐で手垢の付いた考えだと妄信的な肯定を渋ってきたが同じ所に辿り着いた。だからこそ真理なのだろう。

2012-08-19 04:24:40
@imaginaryset

【異邦人 (新潮文庫)/カミュ】別々の事象を抽象的統一し、意味を付与する。其の行為は、大体に於いて、真理を遠ざける。ムルソーは真理に対して誠実な人間であり、其の為に周囲の人間の反感を買い、死刑を宣告さ... →http://t.co/otJvsbAi #bookmeter

2012-08-20 00:27:36
@imaginaryset

詰まる所、即時的博物学的好奇心こそが、僕を幸福に導く脳内麻薬であり、生きる原動力なのだ。理論化、抽象化、体系化、理想化は能率や捨象の為に、幸福や快楽に対して鈍感にさせる。

2012-08-20 00:33:11