歴史物のラノベを募集してみたならば・・・
@jyonaha 少女小説に「平安もの」という一大ジャンルを築き上げたのは、80〜90年代のコバルト文庫看板作家だった氷室冴子(2008年没)の功績かと。「なんて素敵にジャパネスク」(1984)に始まる「ジャパネスク」シリーズ、「とりかへばや」に想を得た「ざ・ちぇんじ」など。
2012-08-27 11:23:18…確かこれ http://t.co/FgK88Z4P 職場の生協に積んであったやつですね。なるほど、「無難」そうです… RT @boreford: @Jiraygyo @sweets_street 無難に「織田信奈の野望」とか薦めておこうという考えはなかったんか・・・
2012-08-27 11:25:02エロ系というジャンルもあるんですか。「有難」ですかね… RT @kawaviva エロ無しラノベの日本史系で傑作といえるほどの物は難しいなぁ。コーエー孫引きみたいなのばっかりという印象がある。「架空戦国記を読む」っていうブックガイドがあったはずなんで、そのへんから拾ってみては。
2012-08-27 11:26:03@jyonaha 安芸一穂さんの『地の果て・海の果て』という作品が、九州の王朝が大和の地を征服する神武東征のあたりのお話になっております。当時の生活や人々の思考なども描かれていて、面白かったです。
2012-08-27 11:27:07@jyonaha あと「アジアンファンタジー」と総称される中国風味のジャンルは小野不由美の「十二国記」が画期だったのでは(進行中)。その後に続くのが雪乃紗衣「彩雲国物語」(完結)。いずれも「王者の統治とはなにか」が大テーマになっているのは、田中芳樹の影響かとも思うのですが。
2012-08-27 11:28:23こちらですか http://t.co/cJLwrG21 。「ファンタジー」に近いジャンルになるのですかね。てか、日本人にとっての「前近代西欧」はいつからそうなったのだろう… RT @calpistime 歴史ではありませんが、中世西欧的な世界観で商業を題材にした『狼と香辛料』など
2012-08-27 11:29:11こちらでしょうか。 http://t.co/5DI0V0xw 91年、結構古いですね…RT @bakagane 安芸一穂さんの『地の果て・海の果て』という作品が、九州の王朝が大和の地を征服する神武東征のあたりのお話になっております。当時の生活や人々の思考なども描かれて面白かった
2012-08-27 11:31:13「狼と香辛料」わろたww RT @jyonaha: こちらですか http://t.co/uxK3FnTf 。「ファンタジー」に近いジャンルになるのですかね。 RT @calpistime 歴史ではありませんが、中世西欧的な世界観で商業を題材にした『狼と香辛料』など
2012-08-27 11:31:29@jyonaha 直接日本史じゃないけど、関東大震災と後藤新平がモチーフのSFで、小川一水著「復活の地」とかはどうでしょう?
2012-08-27 11:34:01ご教示ありがとうございます、そういえば男子校でも隠れて読んでる知人がいたのを思い出しました(笑)> 「ジャパネスク」シリーズ。一方で、和文脈=私(恋愛)/漢文脈=公(統治)の分離が、もしラノベの世界でも形を変えて続いているなら、興味深いです…。 @hashimoto_tokyo
2012-08-27 11:37:07な!? http://t.co/r24WOqei そうか、過去を虚構化するのでなく、史実を素材に未来に飛ばしちゃうタイプの「歴史」の利用法もある、と…RT @kawaviva 直接日本史じゃないけど、関東大震災と後藤新平がモチーフのSFで、小川一水「復活の地」とかはどうでしょう?
2012-08-27 11:39:19@jyonaha 耳刈りネルリシリーズとかどうでしょう。ソヴィエトっぽい多民族国家の官僚養成校が舞台の学園モノです http://t.co/UkrA4lmS耳刈ネルリシリーズ
2012-08-27 11:39:37@jyonaha サラリーマンの基礎教養としての歴史小説・時代小説(昔山岡荘八・吉川英治、今司馬遼太郎、藤沢周平)との対比としてだと、直接にはライトノベルでは無くコーエーゲームになってしまう気がします。
2012-08-27 11:41:02@jyonaha 基礎教養という観点ならローエングラム王朝成立史(銀河英雄伝説)のほうが日本史よりよほど基礎教養。
2012-08-27 11:41:22ソヴィエトってちょ、えっ… http://t.co/NH24c1Bl 滝山コミューンは遠くなりにけり…RT @mine_o 耳刈りネルリシリーズとかどうでしょう。ソヴィエトっぽい多民族国家の官僚養成校が舞台の学園モノです http://t.co/IcN1A2Tr耳刈ネルリシリーズ
2012-08-27 11:41:37@jyonaha たびたびすみません。日本史ではありませんが、酒見賢一さんの中国モノはどれも面白いです。中国のような架空の国を舞台にしたファンタジー『後宮小説』、孔子の弟子・顔回が主人公の『陋巷に在り』、戦国時代の墨家を描いた『墨攻』などがあります。『墨攻』は映画化もされてます。
2012-08-27 11:42:36@sweets_street なるほど、近年では「ラノベレーベル」というのが新人発掘機能を担っている、という記事はどこかで読んだことがあります。昔だと、映画の世界でATGや日活ロマンポルノが果たした役割ですかね。
2012-08-27 11:43:32@jyonaha そちら方面は現役を退いて長いのでw、最近の作品はよく存じませんが、氷室冴子の絶筆になった「銀の海、金の大地」シリーズ(未完結)は、大和朝廷統一時が舞台で、中国に対してナショナルなものが生まれようとする過程や、渡来と土着、聖と俗の葛藤が描かれた興味深い作品です。
2012-08-27 11:44:19@jyonaha @kankimura 和解はもともと個人の内面の感情にかかわる問題です。しかし、現代社会においては、それが国家・国民・民族といった集団の営為としても取り組まざるをえないがゆえに、よりいっそう困難で複雑な課題になりうるんですよね。続
2012-08-27 11:46:23@jyonaha 現状ではラノベレーベルの新人賞が最もデビューに近いですからね。生存率も低いけど、デビューへの垣根が低いのは大きいです
2012-08-27 11:46:30@jyonaha ファンタジー的、騎士物語的な中世観は、TRPGや欧米映画の影響なのかと。こちらのラノベは、読んでると(日本史で言えば)某S井A治先生的な商業史が土台にあると思います
2012-08-27 11:47:50感謝です!というか、誰か根性入れて「日本史モチーフ in サブカルチャー」の全体像を把握した方がいいですよね。自分では毛頭力及ばなそうですが…RT @hashimoto_tokyo 「銀の海、金の大地」は、大和朝廷統一時が舞台で、中国に対してナショナルなものが生まれようとする過程
2012-08-27 11:48:26@jyonaha 「もしかして時代劇」の宮本昌孝も、歴史ラノベで作家スタートして歴史小説家になった作家さんですね。
2012-08-27 11:51:00