庭園を歩く

歩くことで見えてくる世界について。
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安田登 @eutonie

昨日は那須の二期倶楽部に行って庭を歩きまくって来ました。秋に、二期倶楽部の庭を「おくのほそ道」の「深川→平泉」に見立てて歩くという会を企画しています。そのための事前準備。すでに下見は二度ほどしているのですが、何度しても新しい発見と新しいアイディアが…。ああ、一日では終わらない。

2012-08-28 18:27:50
安田登 @eutonie

庭を何かに「見立てる」というのは、昔からされていて『伊勢物語』のお話はみな宮中の庭の中の話だった、なんていうのが能の中にもあります。六義園などの大名庭園は多くがそのように作られていますし、そのミニチュアが盆栽の親玉の盆山。ジオラマもそうですね。でも、やっぱり実際に歩くのが楽しい。

2012-08-28 18:30:21
安田登 @eutonie

秋の二期倶楽部の会では、ところどころにさまざまな見立ての仕掛けを隠しておき、参加者がそれを探したり、あるいは僕が示したりします。「おくのほそ道」に因んだ特製のお弁当や茶店、そして日光や白河の関では儀礼なども用意する予定です。詳細決まりましたらお知らせします!お楽しみに。

2012-08-28 18:33:34
安田登 @eutonie

実はこれ、数年前の山のシューレでやろうとして雨で中止になってしまったものなのです。でも、それは歩く前に考えた企画で、今回は実際に歩いたあとのものなので、雨で中止になってよかった!と今では思います。今回も雨が降ったら…それはそれで楽しいアイディアを用意しています!

2012-08-28 18:37:15
安田登 @eutonie

二期倶楽部の庭を奥の細道に見たてて歩く会のための下見中。たとえば、この川のほとりに座って、せせらぎを聴きながら瞑想します。能管の音も時折、聴きながら。 http://t.co/1Q6yWFAO

2012-09-19 14:27:33
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安田登 @eutonie

先日の内田さんとの対談でも出た日本人のミニチュア志向(嗜好)。盆栽などに代表されますが、光源氏のモデルともいわれる融(とおる)大臣などは京都の庭に陸奥の塩竃を移し(写し)、また伊勢物語の名所はすべて宮中の庭だったという能『雲林院』の詞章もあるように…(続)

2012-09-19 18:38:27
安田登 @eutonie

(承前)さまざまな名所や道行を庭の中に見立てるという、ミニチュアといってもかなりスケールの大きな遊びもよくされていました。江戸時代で有名なのは六義園です。で、今回は那須にある二期倶楽部の庭をおくのほそ道に見立てて歩くという会をします。http://t.co/5vL0kVix

2012-09-19 18:41:58
安田登 @eutonie

二期倶楽部のお知らせ「二期倶楽部の『奥の細道』 ―和の身体作法を取り戻す旅―」 http://t.co/xwSihnUZ #niki_news

2012-09-19 18:42:45
安田登 @eutonie

で、今日はその下見のために那須の二期倶楽部に来ています。下見だけでもう三回目です。今日は泊まり。スタッフの方たちと打ち合わせをしながら…。さて、さて、どういう仕掛けをしようかと歩き回りながら考えています。帰りの新幹線の時間があるので、夜ができないのがちょっと残念です。

2012-09-19 18:45:56