想定にとらわれるな，じゃなかったの? 「南海トラフの巨大地震に関する津波高、浸水域、被害想定の公表」一考

ちずらぼ @chizulabo

ブログ：南海トラフ地震 http://t.co/aL8qMGng 衝撃的な数字を各ニュースが取り上げていたが、想定が変わったからといって、来るとしても、実際に来る地震や津波が大きくなるわけでもなければ、これまでとリスクが変わるわけでもない。ここは大きな誤解があるように思えた。

本間基寛 @motohirohonma

まず逃げよう　適切対応で死者５分の１　南海トラフ地震 http://t.co/bsxp8oOV　＞「まず逃げる」の前に「まず住まない」だけどね。でも「済むなら逃げる」。これを否定するべきでもない。あるいは「逃げれないなら住まない」。これも真なり。

本間基寛 @motohirohonma

緊急避難の避難場所を「指定」することの意義がイマイチわからない。指定されてないと避難してはいけないのか。311でも、ビルが指定されてなくて避難に困ったという事例はどれほどあったのだろうか。

牛山素行 @disaster_i

署自体はやや縮小されるようだけど，方向性としてはこういうことが重要だと思う→　松崎署、下田署に統合へ　津波浸水想定受け県警調整 http://t.co/sBzgQX2e @shizushinさんから

牛山素行 @disaster_i

袋井市はまさに「想定外に備える」方向を堅持→　避難タワーや命山「計画通り進める」　袋井市長 http://t.co/CqqSFbpU @shizushinさんから

越山健治 @Dr_Koshi

被害想定があり、防災の日直前もあり、こうすれば被害が減る、こんな取り組みが効果的、な情報が蔓延しているが、結局は地道にコツコツ成果を求めず積み重ねるしかない。つまり防災対策はあまりメディアコンテンツには向かないもんだ。派手で興味をひくのは被害想定と実被害が一番ってもの。

災害担当記者のつぶやき @antidisaster

「『今回の32万3,000人という数字、これは実は、避難率20%という仮定で作られている、そういう数字なんですね。』」 RT @FNN_News: 南海トラフ地震被害想定発表　田中 淳教授に聞きました。　http://t.co/YYqO9j4e #FNN

牛山素行 @disaster_i

同僚の原田さんと私のコメント→　【南海トラフ巨大地震】識者コメント　被害想定公表を受けて http://t.co/NNtMErga @shizushinさんから

関谷直也 @luntlunt

南海トラフ想定と個人の避難行動が結びつかない典型例が津波避難ビル。最大を想定すると避難ビルへの避難が不適切になる場合がある。そして逃げ切ることができない人がでてくる。被害想定の最小とはどうやっても助からないという意味に解釈される。 被害想定のそのような読み方はやはり違和感がある。

牛山素行 @disaster_i

@luntlunt 「最大を想定すると避難ビルへの避難が不適切に」というのは，新想定だとこのビルでは高さが足りないから避難ビルに指定しない」と言った判断がなされて，避難先が限定されてしまう，といったことと理解してよいでしょうか．

災害担当記者のつぶやき @antidisaster

昨日発表された資料に「東日本大震災では、（略）内陸市町村の死者・行方不明者数は、１２５人（総務省消防庁発表被害報平成２４年３月１１日現在、死者・行方不明者の０．６％）であり、全壊棟数の少なさと相まって、建物被害棟数と死者関係式を見直すために十分なデータが得られていない。」とある。

災害担当記者のつぶやき @antidisaster

「（参考）内陸市町村の死者数は１０６人であり、そのうち死亡発生要因が現時点でわかったのは約半数の５５人。うち建物倒壊による死者数は１０人（内陸市町村の死者数の約１８％に相当）」

災害担当記者のつぶやき @antidisaster

「（参考）検死等による死因別では、圧死・損壊死等の割合は４．４％（平成２３年４月警察庁資料より）」

牛山素行 @disaster_i

@antidisaster 私の調査では，岩手・宮城・福島3県以外の各県での犠牲者中，建物倒壊(壁の落下など)による犠牲者は15人となっています．3県内陸部では1人です． http://t.co/FgWsendT

牛山素行 @disaster_i

本日の毎日新聞南海トラフ巨大地震特集面(全国版)に，当方のコメントがだいぶ大きく掲載していただいたことが判明．隣の枠は室崎先生だ，恐れ多い． http://t.co/Qi4YQo4F あいにく，ネット上には上がっていない模様．