文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第4回:2012/09/04)

★編集進行中★ 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第4回:2012/09/04) http://www.bunka.go.jp/oshirase_kaigi/2012/chosaku_hosei_120904.html ■議題:「間接侵害」について(関係団体よりヒアリング) 続きを読む
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江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAU:「間接侵害」の創設には反対。ただし、以下の(1)~(3)の問題が解決される場合には賛同の余地が残される。(1)いわゆる「カラオケ法理」等によって過度に拡張された直接侵害の範囲を縮小・整理し、その上で間接侵害を改めて定義すること。(*続く)

2012-09-04 10:40:02
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAU:(続き)(2)公正な利用を著作権侵害としないことで、間接侵害の範囲を過度に広げないようにすること。(3)間接侵害の要件を明確かつ具体的に定義すること。○リーチサイトへの規制には全面的に反対。

2012-09-04 10:40:15
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAU:「ただし」の条件(1)いわゆる「カラオケ法理」等によって過度に拡張された直接侵害の範囲を縮小・整理し、その上で間接侵害を改めて定義すること、について。従来の間接侵害の概念がなかったことから、「カラオケ法理」で疑似的に作り出してきたが、予見可能性が欠如。

2012-09-04 10:42:23
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAU:予見可能性の欠如は、著作物に関わる物品・場の提供を委縮させ、結果としてインターネットユーザーにも不利益をもたらしている。間接侵害を創設する場合は、このような擬制的・拡張的な直接侵害の法律上の整理、その範囲を限定的にしたうえでなければ予測可能性を高めることにならない。

2012-09-04 10:45:55
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAU:「ただし」の条件(2)公正な利用を著作権侵害としないことで、間接侵害の範囲を過度に広げないようにすること、について。インターネットユーザーの考える私的領域の範囲の拡大。オンラインストレージ、クラウドサービス、形式変換サービス、利用者は外部のサーバーというより私的な領域と

2012-09-04 10:48:01
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAU:私的領域内での使用を目的とし、利用者の手足として複製を行っていると評価できる場合には、利用者以外の者が複製行為を行えるようにすべきである。ウェブサービスの発展、消費者利益が阻害。また米国のフェアユースに該当する条件を国内事情にあてはめ検討するなど国際整合性も必要。

2012-09-04 10:51:44
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAU:「ただし」の条件(3)間接侵害の要件を明確かつ具体的に定義すること、について。考え方の整理ではあいまいな部分が散見され、予見可能性の問題が解決されるとは考えられず、更なる混乱の可能性。3類型は具体性に乏しい。(*乏しいとする理由説明はメモ取れず、資料に記載有)

2012-09-04 10:53:52
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAU:(間接侵害の3類型に関連して、コミックマーケット、同人誌等への言及有)

2012-09-04 10:54:50
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAU:リーチサイトへの規制についてはインターネットユーザーのたちばから全面的に反対。著作権侵害のリーチサイトを認めることはないが、リーチサイトの在り様もさまざま。リーチサイトへのリンク行為、SNSを経由した場合。ある時適法内容のサイトであったはずが、後日違法になった場合等。

2012-09-04 10:57:18
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAU:ハイパーリンクは、情報通信の基幹技術、インターネットの利便性の根幹、電子書籍にもハイパーリンクは用いられている。リンク行為を規制することは情報通信の発展を阻害、社会混乱。リンク行為を規制するのではなく、違法アップローダーや違法アップロードされたコンテンツへの対処を。

2012-09-04 10:59:49
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

MIAUの発表終了。NHK&民放連(10:49)

2012-09-04 11:00:27
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

NHK&JBA:現時点、現行著作権法の下で、間接侵害規定が存在しないために司法救済が不十分であるとか、権利侵害や差止対象が不明確であるといった、間接侵害の立法化を進める具体的な必要性を認識していない。他方、直接侵害と間接侵害の重複部分を生じさせることで一層の混乱を招く懸念。

2012-09-04 11:01:35
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

NHK&JBA:よって、少なくとも現状において、現状の試案を前提に、試案の示す3つの類型に該当する間接侵害行為者が差止請求の対象となることを明確にする方向での立法措置については、慎重であるべきも。

2012-09-04 11:01:51
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

NHK&JBA:まねきTV、ロクラクIIの最高裁判決などで、直接行為主体の弾力的な認定によって個別な事案ごとにケースバイケースで妥当な結論を導くべきとの立場が明確になった。予見可能性についても判例で一定の相場観ができている。

2012-09-04 11:04:59
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*質疑応答。委員からの質問は大須賀委員の1問のみ。土肥主査から良い機会なので関係団体の方から質問があれば、と。

2012-09-04 11:06:09
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

小泉委員:感想。考え方の提示で提示されている3類型と、現場から求められてるものがずれてしまっているのではないか?特にリーチサイトの問題。間接侵害と同列にはできないという理論はわかるが。「お困りの類型は間接侵害にあたりません」で終わってしまっては審議会の信頼にかかわる。

2012-09-04 11:14:58
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

小泉委員:判例、明確化についての指摘もいただいたが、法を適用するのはあくまでも裁判所。私たちが「明確にしました、大丈夫です」ということはできない、私は気が小さいのかもしれないが、裁判所でそう判断されないこともある。

2012-09-04 11:15:13
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

まだ議事進行中ですが/文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第4回:2012/09/04) http://t.co/14YQSWVI

2012-09-04 11:24:17
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

先ほどの小泉委員の発言を受けて、大渕委員、土肥主査、土肥主査要請により事務局、から発言有。(*ちと長いので後でツイート)。予定は12時までのところ、11時26分終了。

2012-09-04 11:26:42