第6回関西授業づくり研究会 #kjk06 『企業のパワーハラスメント対策に学ぶいじめへの対応』

2012年9月9日(日)開催 http://ace-npo.org/study/2012/20120909.html 近年、いじめが背景事情として認められる生徒の自殺問題などが、メディアにて頻繁に取り上げられています。いじめは決して許されないことであり、どの学校でも徹底して取り組むべき重要な課題です。 一方で、職場においても、暴言や仲間外しといった「パワーハラスメント」が、相談が増加傾向にあるなど、社会問題として顕在化している現状があります。 こうした中で、現状と取り組みの必要性、予防・解決すべき行為、取り組みの在り方、などについての議論が重ねられています。 続きを読む
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藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:からかいは叱責以上に相手を傷つける場合がある。他者のいる場所では叱責しない、特に罵倒は現金。叱責する場合は部下の心理状態や自分に対する感情に留意。叱責した後は必ずフォローする。相手が心身面で落ち込んでいる場合は、強い叱責でなくても最悪自殺を誘因することも。 #kjk06

2012-09-09 16:11:30
藤川大祐 @daisukef

相手が心身面で落ち込んでいる場合には、強い叱責でなくても、休職や自殺の誘引になる場合がある(最後の一付き)。注意が必要な点です。 #kjk06

2012-09-09 16:11:50
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:職場のパワハラをなくすための企業文化の醸成。子どものいじめが大きな社会問題となっているが、職場においても同様に、あるいはそれ以上に陰湿な面がある。学校生活よりも長期間継続し、家族の生活がかかっているだけに余計に深刻な問題と言わざるを得ない。 #kjk06

2012-09-09 16:12:35
はっちとぷっちょBA5💉BA1💉XBB 💉 @hscchiba_puttyo

教育委員会で産業医をおいているところあるのでしょうか?QT "@daisukef: 従業員50人以上の職場であれば安全衛生委員会の設置義務があるが、中規模以下の学校はこれに該当しない。 #kjk06"

2012-09-09 16:13:01
藤川大祐 @daisukef

企業のトップは、ハラスメント問題を発生させないための企業文化を作る姿勢を示す必要がある。学校のいじめに関しては、同様のことが校長、教育委員等にも求められますね。 #kjk06

2012-09-09 16:13:41
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:企業は自己防衛と共に従業員の生産性低下を防止し、退職者や自殺者を出さないために、また労働組合は組合員の権利を保護する。管理監督者は、部下を育てることが最大の職務であることを認識するべき。「適切な指導」と「ハラスメント」との境界域を十分に理解させる。 #kjk06

2012-09-09 16:14:05
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口さんのお話は以上です。ここから休憩、後に質疑応答です。ご質問のある方は、ハッシュタグ #kjk06 までお願いいたします。

2012-09-09 16:16:18
市野 敬介 @Ichino_Keisuke

いじめについては、学校組織も、会社組織も、根底にあるものは同じはず。そうじゃなきゃ、いつまでたっても問題は解決しない。個人的には、そう思っています。 #kjk06

2012-09-09 16:21:30
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

たぶん谷口さんのお話をお聞きして、「これに近い経験、受けた(してしまった)なあ~」と思った方々がけっこういらっしゃったはず。しかし、自己の経験に捉われ過ぎてしまうと、パワハラ・いじめは減らないはず。教師はもちろん、子どもにいかに理解させるか。 #kjk06

2012-09-09 16:25:47
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

いじめ対策のヒントとして「学校の先生たちはもちろん、働いている人たちも、いじめ(パワハラ)対策をしているんだよ」…と示すことがあるのでは。教師の問題を子どもにも見せていくことは、現実に難しいかもしれませんが。実際こうしたことは現場で行われているのでしょうか…? #kjk06

2012-09-09 16:30:42
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問1:裁判で訴訟後、復帰したときに職場で気持ち良く働けるのか?/回答1:相談件数は増大だが、訴訟件数はごく稀。勝訴しても余計ギクシャクすることも当然あるため、大概辞めるケースが多い。統計では無いが、多いとみている。 #kjk06

2012-09-09 16:35:15
藤川大祐 @daisukef

ハラスメントの相談件数に比べて訴訟件数はごくわずか。勝訴しても結局退職する人が多いとのこと。うーん。 #kjk06

2012-09-09 16:35:59
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問2:安全衛生委員会の議長・担当者は組織内部の人間。それだと言いづらいのでは?第三者のカウンセリング等の工夫も聞いたが、それ以外には?/回答2:EAP(従業員支援)制度の活用がある。専門的なサポートを行い、従業員や組織の生産性を向上させるプログラムと契約すること。 #kjk06

2012-09-09 16:37:12
藤川大祐 @daisukef

EAP(従業員支援プログラム Employee Assistance Program)についてのお話。 #kjk06

2012-09-09 16:38:29
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問2続:EAP制度も、料金設定やサービス等にもばらつきがある。企業が契約をして、年間報酬を支払い。取り決めも自由。大手企業は活用事例が多い。保険会社では「メンタル保険」の付随サービスとして。 #kjk06

2012-09-09 16:39:12
藤川大祐 @daisukef

保険会社のサービスとしてEAPの内容を入れている場合もあるそうです。 #kjk06

2012-09-09 16:39:30
平井良信/Yoshinobu Hirai @gahaha_ha

・訴訟に至ることは少ない。勝訴しても辞める場合が多い。 ・EAP制度(相談専門機関)が出来てきている。 #kjk06

2012-09-09 16:40:41
藤川大祐 @daisukef

学校内EAPというお話も専門学校等にはあるようです。 #kjk06

2012-09-09 16:41:20
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問3:仮に有能な人が加害者であった場合、企業側が加害者として処置することができるのか?/回答3:統計データはないが、自主的に辞めざるを得ないケースに持って行くことが多いのでは。 #kjk06

2012-09-09 16:43:30
ありつねひろな @hirooooooona

今日のお話を聞いて、これをどう教育やいじめ問題に活かす事が出来るのか考える。 パワハラの話は、難しい。だけど色んな人にシェアしたいな。 #kjk06

2012-09-09 16:44:23
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問4:厚労省委託のセンター、代表等を行われての現状と課題は?/回答4:セクハラは少なくなっているのでは…と感じる。飲酒運転等と同様、法的制度がなされ厳罰主義となっているためだろう。一方でパワハラ問題は問題提起をする人が増えてきているため、増加しているようにみえる。 #kjk06

2012-09-09 16:48:03
藤川大祐 @daisukef

パワーハラスメントの問題は、すぐにメンタルヘルスの問題につながる。だから、両方の問題をともに扱える立場であることが重要であるようです。 #kjk06

2012-09-09 16:48:47
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問5:厳罰化以外に、パワハラ対策としてできることは?/回答5:基本的に教育ではないか。「パワハラ」という言葉も一般的に使われているが、その言葉自体にも疑問。「ソーシャルモラルハラスメント」という言葉が近いのでは。 #kjk06

2012-09-09 16:53:17
藤川大祐 @daisukef

「パワーハラスメント」というより「ソーシャルモラルハラスメント」と呼び、暴力等の刑法犯以外のことに絞って対象にすべきだ、というのが谷口さんのお考えです。いじめについて、刑法犯に該当する暴力系のこととそうでないことを分けろ、ということに通じますね。 #kjk06

2012-09-09 16:54:09
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