第6回関西授業づくり研究会 #kjk06 『企業のパワーハラスメント対策に学ぶいじめへの対応』

2012年9月9日(日)開催 http://ace-npo.org/study/2012/20120909.html 近年、いじめが背景事情として認められる生徒の自殺問題などが、メディアにて頻繁に取り上げられています。いじめは決して許されないことであり、どの学校でも徹底して取り組むべき重要な課題です。 一方で、職場においても、暴言や仲間外しといった「パワーハラスメント」が、相談が増加傾向にあるなど、社会問題として顕在化している現状があります。 こうした中で、現状と取り組みの必要性、予防・解決すべき行為、取り組みの在り方、などについての議論が重ねられています。 続きを読む
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藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:管理職のマネジメント能力の低下も一つの要因に。若い時に厳しい教育を受けていることから。管理職に対する管理方法等の教育・研修不足。義務的にやらなければならないが、業務過多で管理方法の教育までに時間をかけられない実態も。 #kjk06

2012-09-09 15:37:53
藤川大祐 @daisukef

ハラスメント意識が薄かったり、マネジメント能力が低い管理職が、ハラスメントにつながってしまうという問題は、同様の能力が低い教師がいじめに荷担してしまうという問題と似ている。 #kjk06

2012-09-09 15:38:34
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:コミュニケーション手段の変化とそれに伴う能力の低下も。意思伝達手段の口頭から「メール」へのシフト。仕事以外の職場の人間関係が少なくなってきているのも、一つの原因ではないか。 #kjk06

2012-09-09 15:38:57
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:中堅規模の会社にて、応接室に通された際、すぐ隣に30~40人のオフィスがあった。2時間弱応接室にいたが、隣のオフィスから一言も声が聞こえてこなかった。「いつもこんなものですか?」と聞いたら、『仕事の連絡はメール』という回答が。隣にいる社員同士でもメール連絡。 #kjk06

2012-09-09 15:41:13
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:トラブル発生時の解決手法の不知、未熟ということも。就業規則の「ハラスメント規定」も最近は設置している会社は増えてきているが、まだ設置のない場所もあるのではないか。 #kjk06

2012-09-09 15:42:29
藤川大祐 @daisukef

従業員50人以上の職場であれば安全衛生委員会の設置義務があるが、中規模以下の学校はこれに該当しない。 #kjk06

2012-09-09 15:43:39
藤川大祐 @daisukef

職場環境改善は、継続的に行う必要がある。学校の環境の改善という視点が必要かもしれない。 #kjk06

2012-09-09 15:48:23
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:職場環境改善のための「安全衛生委員会」(学校でいう「衛生委員会」)の活用について。職場環境等の評価→組織づくり→改善計画の立案→対策の実施と進捗状況確認などを。 #kjk06

2012-09-09 15:49:12
藤川大祐 @daisukef

ハラスメント防止規定が必要ということですが、学校においては、まず、教師のいじめ荷担防止規定が必要かなと思います。 #kjk06

2012-09-09 15:49:51
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

学校自体を職場と捉えるならば、当事者は「教職員」。学校でのいじめをパワハラとするならば、当事者は「児童生徒」。対策組織を当事者同士でつくるのであれば、教室であれば子ども同士でつくることになるはず。その場合、方針等を作るのは、教室の「先生」でないといけないはず。 #kjk06

2012-09-09 15:52:58
藤川大祐 @daisukef

ハラスメントの情報は、聞き取りだけではなかなか出てこないのでアンケートも必要とのこと。学校でのいじめの発見の難しさにも通じる点ですね。 #kjk06

2012-09-09 15:54:19
藤川大祐 @daisukef

パワーハラスメントでも、早期発見、早期対処が大切。学校でのいじめと同様。 #kjk06

2012-09-09 15:55:02
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:パワハラ対策取り組みシステムの手順の構築について。「パワハラ行為の早期発見、早期対処」として挙げた「相談窓口」の設置は、人事等に関わらない選定が必要。また窓口も直接である必要もなく、PCを活用して家でも入力ができるようにする等の工夫もあるだろう。 #kjk06

2012-09-09 15:57:06
藤川大祐 @daisukef

パソコンでハラスメントの相談窓口に連絡できるようにすると、職場以外からも連絡できるのでよい。 #kjk06

2012-09-09 15:57:10
藤川大祐 @daisukef

プライバシーの尊重・保護をしつつ事後対策をすることが必要。これも、学校のいじめにもあてはまる点です。 #kjk06

2012-09-09 15:58:27
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:被害者に対する心身両面の支援は、事業者だけではなく産業保健スタッフによる支援も必要に。専属の産業保健スタッフがいることも少ないが、個別問題まで行ってもらえることは少ないかもしれないが。 #kjk06

2012-09-09 16:00:31
藤川大祐 @daisukef

ハラスメントの場合も、加害者に対する制裁は他の措置より後。 #kjk06

2012-09-09 16:01:11
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:人事労務面での配慮と処置としては、配置転換等が挙げられるが、時に難しいことも。30代の人がうつ症状になり、上司とも同僚とも上手くいっていない事例があった。しかし、経営者は「人事異動は難しい」と言い、本人は「会社を辞めたくない」と言い葛藤したとのこと。 #kjk06

2012-09-09 16:05:50
藤川大祐 @daisukef

事実認定は慎重に行う必要がある。認定されたら必ず制裁規定を適用する。会社としては、こういう行為を許さないという姿勢を見せる。これができないと問題が繰り返される。…学校でのいじめでも重要な点ですね。 #kjk06

2012-09-09 16:07:07
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:事実認定は慎重に行う必要がある。認定された場合は、加害者に対する制裁規定の適用を。ここで会社としての立場を明確に示す必要がある。曖昧にしてしまうと、再発してしまう。 #kjk06

2012-09-09 16:07:15
藤川大祐 @daisukef

再発防止策を労使が協力してつくる。学校でのいじめについて、教師・子どもが一緒に再発防止策をつくるということに対応しますね。 #kjk06

2012-09-09 16:08:12
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:対策の実施と被害者に対するフォローアップを。加害者のフォローアップも重要。1回2回でなく継続的に。職場環境に原因がある場合も、原因を無くせばよいがそうもいかないことも。だからこそ、継続性が重要。 #kjk06

2012-09-09 16:08:52
藤川大祐 @daisukef

加害者の性格に起因するハラスメントは、1回や2回での注意では改善が期待できない。 #kjk06

2012-09-09 16:09:15
藤川大祐 @daisukef

人格、プライドを傷つけるような叱責は絶対にやってはいけない。これを教師に徹底できるかが重要かと。 #kjk06

2012-09-09 16:09:54
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

谷口:上司としての留意事項。自分が過去に受けた経験から正統な指導のつもりでも、時代の変化によりパワハラと受け止められる場合がある。人格・プライドを傷つけるような言い方は絶対に避ける・日ごろの人間関係が重要…など。教員研修でもしっかりと伝えてほしいこと。 #kjk06

2012-09-09 16:10:03