「命を語る資格」について〜医療者自身による出生前診断
- tarareba722
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@roz_mko みなさんよく考えて!と言われている出生前検査も、国民皆が考えるべき問題ではないと、まいまいさんは捉えてるんですね?特定の者だけが考えればよいと。ところで自称「識者」ってたとえばどんな職種・属性の人を指していますか?
2012-09-11 12:33:39@roz_mko 自分の領域でいうと、神経筋疾患や高齢者の治療差控え・中止と同じですかね。確かに不得要領な人の発言には閉口しますが、それでも、部外者の意見を忌避するのは危険だと思っています。
2012-09-11 12:49:02@m_nicioka いえ、考える必要がない、口を出すなとまでは考えていません。それこそ、ある日突然「当事者」になる可能性は誰にでもあります。
2012-09-11 12:53:50@roz_mko 出生前検査が精度を増せば、選択的中絶をincentivizeするのは明らかなのに、その辺で中立性を保つのは難しくありませんか?
2012-09-11 12:54:31@m_nicioka ですから、考えることは必要です。でも、あくまで「自分だったらどうする?」という、個人的範囲内での話。運用レベルで考えるべき内容は、それなりに分別を弁えた面子でやった方がいいのではと思うのです。
2012-09-11 12:55:43@roz_mko だったら、国民の誰もがみな考えるべき問題ということになりますね。遠いも近いも相対的・可変的なものであってみれば。
2012-09-11 12:55:53@m_nicioka 訳知り顔で、如何にも見識者でございというフリをして、その実語る言葉が個人的な感情論に過ぎないものを多く目にします。それが、一応当事者の一部である私には非常に耳障り目障りに感じられるのです。
2012-09-11 12:57:55@roz_mko 運用面には口を出すな。黙って考えておれば良い、という風に聞えますが、それはちょっとおかしくありませんか?治療中止や差控えの論議では、そんな考えは恐らく通りません。特殊事情ですか?
2012-09-11 12:58:30@m_nicioka ごめんなさい、ちょっと意味がわかりません。検査の範囲が広がって一般的になると、結局その結果によって中絶は増えるのではないか、ということですか?
2012-09-11 13:03:10@roz_mko あー、厳密にいうと、検査精度のほか、費用、侵襲性、アクセス、受検率なども絡んできますが、不確かな検査なら受検・選択的中絶のincentiveが上らない、その逆も同様だと言ってます。非侵襲的で精確な検査を提供すれば、提供者側は中立で居られるのかと。
2012-09-11 13:06:58@m_nicioka いえいえ、そうではありません。「識者」を運用面に関して議論する立場の人間とすると、個別にこの人は議論に参加していい、あのひとは駄目、ということではなくて、発言するのならば一つの視点による個人的な主張をするのはノイズに過ぎない時もある、と感じるのです。
2012-09-11 13:07:59@m_nicioka 分別があるから語ってよい、のでなく、逆です。語るのなら、複数の立場・視点まで忖度して欲しいということです。
2012-09-11 13:10:15@m_nicioka 結局中絶のための、つまりは命を選択するためのツールにかるでしょうね。技術的に可能なものを言葉で止めたところで、どこかでは行われるでしょうし。
2012-09-11 13:14:54@m_nicioka すぐ思い浮かぶものと言えば、周りに迷惑をかけてしか生きていけなかったり税金を使う公的サービスを用いたところで障害者が生産的なことができるようになるわけではないから、生まれる前にわかるなら間引くべきだ、など。→
2012-09-11 13:18:31@m_nicioka →或いは、ダウンは天使だとか(では他の染色体異常児は?)全ての命は等しく平等であるとくり返すだけの思考停止状態の声もそうですね。
2012-09-11 13:19:40@roz_mko これはこれで一つの意見ですよ。実際、社会の負担を減らすことを目的に、出生前診断が行われているのですから、英国とか。
2012-09-11 13:23:11@m_nicioka より現実に近い話はできるでしょうが、産婦人科医の中でも、できる人とできない人はいるでしょうね
2012-09-11 13:23:47@roz_mko 生産性だけを前面に出すと、人の感情を喚起してしまいますが、我々だって大して変らない。費用対効果、NNTといった指標を、しょっちゅう口にしているではありませんか?
2012-09-11 13:26:03