120915 TALK01 織咲誠×白鳥浩子+Tomas Alonso、ファシリテーター:柳原照弘 #de03 をまとめました。
織咲:生活のためにお金稼がないといけないのでという。生活をするために死ぬほどクリエイティブしないといけない。 #de03
2012-09-15 17:53:39トーマス:OKAY studioを作るとき、特別だった?/ Thomas:手を動かして制作するときにこうしたスタジオの存在が必要だった。RCAでは自分の手で作ることを推奨されているので当たり前な流れだった。 #de03
2012-09-15 17:54:45トーマス:学長は卒業おめでとう、これであなたは雇用できない人になりました。というようなコトを言われました。/織咲:経済状況が悪くなると日本の自殺力が上がると言うけど、欧州はそうではない。欧州だと仕事ないからアーティストでもやっかという考えができる背景がある。 #de03
2012-09-15 17:56:16織咲:僕の直感なんですが、経済状態が悪くなると日本は自殺率が上がるよね。だけど、ヨーロッパや欧米では、そうじゃない。会社をクビにされた時、むこうでは、アーティストでもやるか!という発想になる。#de03
2012-09-15 17:56:54柳原:デザイナーのポジションの違いでしょうか。/織咲:デザインって何っていうより、デザインで何ができるかを考えなくちゃいけない。震災以降そういうそういう考えが広まりつつあるかもしれない。お金を言い訳にしてはいけない。 #de03
2012-09-15 17:56:59織咲:日本だと経済状態が悪くなると自殺数が増える。ヨーロッパのようにセーフティネットとしてデザイナーが確立されていないから?デザインで何ができるかということを考えなければ。日本はまだそこにお金を理由に考えない人が多い。 #de03
2012-09-15 17:57:40白鳥:ただモノをデザインするということと、どう解決していくのかというプロセスすらデザインを捉える。国内のデザイン教育の中ですり替わっているのかもしれないですね。/柳原:僕らの世代とちょっと変わってる。織咲さんは同世代の人と話せますか? #de03
2012-09-15 17:58:52織咲:エコという概念もなかった。ガンジーがぼくはいいことをやっていると言ったらいやじゃないですか。ちゃんとしてる人は言わないと思います。気恥ずかしいし、理想がまだまだ先にあるのをしってるから、ファッション化してほしくない。 #de03
2012-09-15 18:00:50柳原:やりたい未来がないから自分で作ろう。 今ではそういう時代になってきたが、織咲さんの時代は20年ほど前で全くと言って良いほどそういう動きはなかった。 木工を選んだのは??#de03
2012-09-15 18:01:01織咲:いないですよね。当時はエコは儲からないとか考えられていました。/柳原:その時代、デザイナーは社会と隔離されていた。/織咲:ただ、マザーテレサが私はいいことをしてると言わないように、今のデザイナーがいいことをしているといっていることには不安を覚える。 #de03
2012-09-15 18:01:17織咲:どうしてOSはマテリアルとして木材を選んだの?/白鳥:安かったり加工しやすかったりというところですね。状況が私たちの選択に大いに関わっている。それを表現の一部に組み込んでいくことが私達のスタイルだと思います。 #de03
2012-09-15 18:02:45白鳥浩子:木工は道具のコストなどが安いから。 柳原:1人では独立できないからシェアしようと? 白鳥:場所をかう、モノをかう、というフィジカルな部分から考えた。1人ではできないけど、6人ではできたこと、を楽しみ、またそれらをデザインにも組み込んでいく。#de03
2012-09-15 18:03:00柳原:なになにしたいっていうことを少しずつ実行することで未来が開いてくる。/トーマス:大きいプロジェクトはたくさんの人や道具を使いますが、似たようなアプローチでやっています。/柳原:身の丈を理解するって言うことはとても大切。DEも価値観共有出来る人とシェアしたい。 #de03
2012-09-15 18:05:02柳原:社会が求めてることを、身の丈でいかにやるか?が大切。 二万人のイベントをしよう!!て思ったのではない。その目標を先行させてしまうと、やりたくないこともやらなければならない状況になってしまう。#de03
2012-09-15 18:05:58柳原:社会が求めてることと自分がやりたいことが身の丈があってるってのは大事。そこはOKAYstudioにも共通してると思う。 #de03
2012-09-15 18:07:09柳原:2人がしているokay studioとはなにか?? トーマス:スペースをシェアする、というダイナミクスは何なのか?世界と比較して、イングランドとは、Londonとは。6人組の全員、母国が違う国だった。現状では、10人の人がいる。#de03
2012-09-15 18:08:31トーマス:大きなスタジオが必要だったので、少しロンドンから離れたところにいく必要があった。昔ピアノファクトリーであったところです。今のオーナーが改装し、クリエイターやスタートアップに貸しています。 #de03
2012-09-15 18:11:30トーマス:中日共有のリビングのようなコミュニケーションスペースがあります。最初はとても綺麗でした。テーブルソーやサンディングマシーンをいれていましたが、今では機材が増えてごみごみしています。 #de03
2012-09-15 18:12:47トーマス:スタジオ開設後、ドイツから展示の依頼が来た。個人で出すのではなく、グループでだそうと。(Collective=集団)でだそうという話になりました。ここでは名前が必要だったので6カ国のメンバーが誰でも知っている"OKAY"という言葉を使いました。 #de03
2012-09-15 18:14:35トーマス: このスタジオではコレクティブ、という考えが一貫している。誰もがいいな、と思う。また六カ国で共通して通じる、OKAYという言語を用いた。共生している、共通項があるという感覚を感じることができた。 #de03
2012-09-15 18:16:43トーマス:そこでは卒業制作を展示しました。6人の作品を展示すると共生するような、共通項があるように思いました。その後にスタジオでパーティーを行いました。ワークショップは僕達の通信の活動です。全てハンドメイド作品にならなくても手を動かすことは重要なことです。 #de03
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