航続距離から見る、南方の脅威の増大

その辺りを中心とした@Momokaz_108氏と@Nyar_Horten氏のつぶやき。 他には ・グリペンNGの航続距離 ・部隊戦法の発展到達点
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錆猫 @Nyar_Horten

意志ではなく能力に備えよ、とはよく言われる話。之までのF-X話で航続性能を第一としてきた個人的な理由はこの点にあります

2010-07-20 23:44:13
錆猫 @Nyar_Horten

要するに空自側に敵策源地攻撃の意図は無くとも、それを行う能力を持っていれば仮想敵国はそれに備えて防御に資源を回し、結果侵攻に回す資源が低下する=防御側の負担軽減(資源の上限は決まっているのですから、其の中で遣り繰りする以上そうなります)が期待できますよね、と

2010-07-20 23:44:18
錆猫 @Nyar_Horten

なお、空自に敵策源地攻撃の意図が明確にあるのであればF35導入はありでしょう(其の場合、配備先は航続性能の問題から全機南方前線になり、結果政治的に拙い状況が早期に発生する可能性が高くなるでしょうけど)

2010-07-20 23:44:27
やまなみ @Yamanami_ZAION

F-22の禁輸、F-35の開発炎上、ライノはF-2と被る上に鈍足、F-15SEはきな臭い、ターフーンはレーダーが微妙・米との関係・魔改造の武器輸出三原則・・・とにかくF-Xは詰みに詰みまくっています。もう八方塞ですね空自は。 #JASDF_FX

2010-07-22 21:00:33
ななリス @nana_lis

@kamille_a これはグリペンNGにしろという天啓 #JASDF_FX

2010-07-22 21:07:31
錆猫 @Nyar_Horten

空自の南方方面の仮想敵が持つ機材の中から行動半径1500km以上の機材を年毎に算出してみた(ただし概算)。尚、見方は、左:対空用途機/右:対地用途機、になります

2010-07-22 21:37:52
錆猫 @Nyar_Horten

89-90年:0/170、94-95年:25/140、03-04年:45/150、09-10年:280/270(09-10年の対空用途機には多用途機が100機程含まれる)。勿論、以上は仮想敵が保有する全機材からの概算であり、全てが日本に向けて来る訳では無い事に注意

2010-07-22 21:38:12
錆猫 @Nyar_Horten

耐久度の問題から満足な機動も出来なくなりつつある機材が防空任務に就けていた理由は、上記の通り、仮想敵に極近年まで直接脅威に成り得る機材が無かった、或は居ても極少数で空自側の問題を抱えた機材がそれと交戦する確率が低かった、という辺りではないかと思われます

2010-07-22 21:38:22
錆猫 @Nyar_Horten

尚、1500kmという数値は沖縄乃至九州北部から仮想敵国内陸約500kmから定めています(日本からの航空撃滅戦への対応を前提に策源地を後方に下げている状況を想定)

2010-07-22 21:38:31
錆猫 @Nyar_Horten

…ちなみに行動半径900km(沿岸部にある策源地想定)で調べると泣きたくなります(何と言いますか、絶望の先行入力?)

2010-07-22 21:38:42
Momokaz @Momokaz_108

そういえば航空情報の09年4月号に、F-2とグリペンNGを比較した記事が載っていました。今のところネットワーク能力やBVR空対空戦能力は(当然といえば当然ですが)グリペンNGに軍配が上がるそうで @br117 これはグリペンNGにしろという天啓 #JASDF_FX

2010-07-22 22:07:29
Momokaz @Momokaz_108

グリペンNGのフェリー航続距離はタイフーンやライノ、F-16Eを上回り、4070kmに達するという記述が航空情報にあったのですが、文脈からして増槽を搭載した状態の話とも取れます。まさかそんなことは無いとは思いますががが

2010-07-22 22:11:02
Momokaz @Momokaz_108

ちなみにSAABの公式サイトにはグリペンNGの航続距離についての記述はありませんでした。

2010-07-22 22:12:29
錆猫 @Nyar_Horten

@Momokaz_108 JAS39=行動半径約700km(空対空)、JAS39NG=JAS39に対し燃料40%増量、推力1.5割増、空力的に変化無。700x1.4x(1-0.15)=行動半径833km(対39重量増加等は考慮せず)。概算だとこんな感じになります

2010-07-23 07:42:32
Momokaz @Momokaz_108

@Nyar_Horten 計算ありがとうございます。戦闘行動半径で考えると1.19倍なのですね。そう考えると航空情報の航続距離は燃料の量から単純に1.4倍にしていたくさく思えてしまいます。

2010-07-23 21:42:17
錆猫 @Nyar_Horten

@Momokaz_108 一応帰宅途中で某グリペン本を立読みして来たのですが、それによるとNG(というより其の試験型?)の戦闘行動半径は1300km(装備状態の記述は無し)と記述がありました事を報告致します

2010-07-23 22:02:33
錆猫 @Nyar_Horten

F15SEのCWBのアレ、仮に空自がSE採用しても問題にならないと思います。低被視認性が必要な任務にはF-2を充てる事を前提にすれば、CFT装備で十分ですし(邀撃は誘引役に徹し、F-2で奇襲すれば事足り、INTも必要なのは航続性能なので、結局側面はCFTという事に)

2010-07-23 22:44:19
Momokaz @Momokaz_108

ええい、ウエポンベイはいい、APG-63(v)3を載せろ!AESAの高性能ぶりを!

2010-07-23 22:56:55
Momokaz @Momokaz_108

@Nyar_Horten 装備についての記述なしというのが一番困りますよね…… 1300kmは結構長い印象がありますが、現段階では何とも言えませんよねぇ……

2010-07-23 23:04:19
錆猫 @Nyar_Horten

全滅、たった一機のF15SEにフランカー12機が全滅だと!(いや、それは無い) RT @Momokaz_108 ええい、ウエポンベイはいい、APG-63(v)3を載せろ!AESAの高性能ぶりを!

2010-07-23 23:41:56
Momokaz @Momokaz_108

ミサイルが8発足りないwそう考えるとステルス機はチーム運用前提なんだなと実感します。QT @Nyar_Horten 全滅、たった一機のF15SEにフランカー12機が全滅だと!(いや、それは無い)

2010-07-23 23:45:47
錆猫 @Nyar_Horten

空中戦闘兵力の増加に伴う部隊戦法の採用・訓練・の進歩発達ありと雖も敵の量に依る反撃と飛行速度の増加(翼加重の増大)とは益々空中戦法の改革を決定ならしめ以て現在に於ける部隊戦法の発展に到達せり

2010-07-24 00:01:29
錆猫 @Nyar_Horten

而して部隊戦法は高速疎開戦にして部隊の戦力を一指揮官の下に有機体的に統合し各機の連鎖ある行動を以て戦闘を終始せしめ個々の戦闘行動を禁じ以て部隊の戦力を集中発揮せしむるのみならず

2010-07-24 00:01:42
錆猫 @Nyar_Horten

高速疎開を以て行動し奇襲的効果を発揮せしむると共に敵を包囲するの体制を整え敵を捕捉を益々確実ならしむるに至り現下に於ける戦闘機の発達の趨勢を克く適合せるものと謂うべし(以上、日本陸軍「空中戦闘教程」)

2010-07-24 00:01:54
錆猫 @Nyar_Horten

以上、実は概ね70年近く前から空戦はチーム戦です。また高速疎開戦、奇襲的効果という言葉から分るように、この時点で高速機動、低被視認性といったものの重要性は指摘されていたりします。F22はある意味航空戦が初めて行われてから今までの理想の集大成(の一つ)なのかもしれませんね

2010-07-24 00:02:18