崎山比早子さん 「日本の 低線量放射線リスクの 評価」
「一番 最近のデータ (Report 14) ですけれど、今年の 2月に 発表されたものです。 線量あたりの 過剰相対リスクで 計算すると、100mSv 以下の方が 200mSv 以下より、全線領域を 考えた 場合より、線量あたりの 過剰相対リスクは 高いということが わかる。
2012-09-16 16:00:57こういうことが わかってるにも かかわらず (文科省の 副読本 指導書では) 100mSv 以下は 病気とは 関係ないと 生徒に 教えることを やっている。
2012-09-16 16:02:56チェルノブイリ事故の 後、事故処理者や 避難民の 子どもたちに、先天性異常、脳神経の異常という いろいろの 疾患が 起こることも 事実として 発表されている。
2012-09-16 16:07:40それなのに 低線量の リスクは わからないと いっている。 そして わからないと いうこと イコール リスクが ないとして 教えている。
2012-09-16 16:10:02医者なり 研究者なりが 一つの 方向性、例えば 国が 決めたとか 甲状腺学会の 山下氏が セカンドオピニオンを しないようにと 指令を だすと、皆 一斉に 従ってしまう。
2012-09-16 16:13:29そういう 傾向が 日本では 非常に 強い。 それが 今度の 福島の 集団疎開 (裁判) でも、非常に 大きな 障害に なっている。
2012-09-16 16:27:35崎山比早子 "「100mSv以下の線量と病気との関連についての明確な証拠はないのか?" 「放射線教育の問題点」から抜粋。『科学』Vol.82 No.10 (2012年 10月号) に掲載。
2012-10-23 17:00:22「(線量とがん死過剰相対リスクの相関では) 白血病を除く全固形がんによる過剰相対リスクは (ゼロを起点とした) 直線的に増加する Lの直線に最も近似している。
2012-10-23 17:04:47「線量あたりの過剰相対リスクで表すと ... 全線領域での過剰相対リスクは 0.42/Gyであるが、200mGy以下の線領域では 0.56/Gyである。
2012-10-23 17:07:21「諸々の放射線専門家集団があるという証拠はないとしている理由は、100mSv以下のリスクの 95%信頼区間が大きいので、統計学的には有意な差ではないと考えるからである。
2012-10-23 17:09:41「二本鎖切断は発がんの原因にはなり得るのであるから、がん死ではなぜ 200mSv以下で線量あたりのリスクが逆に大きくなるのかわからない。
2012-10-23 17:18:03「(しかし人の 細胞を 使った) 基礎的実験を見ると、発がんの原因となるDNA二本鎖切断は 1.3mGyから 100Gyまで (対数グラフ上で) きれいな 直線関係を示している。
2012-10-23 17:12:23「(専門家) 以外の人がこの論文を目にすることはほとんどないだろう。それだからこそ専門家は、"証拠がない"とか"わからない"とか言う代わりに、このようなデータをわかりやすく、ごまかさないで非専門家に伝えることが望まれる。 (了)
2012-10-23 17:25:19ロザリー・バーテル「放射線による 短期間での 二本鎖切断は、他の 化学物質では 起きない」 http://t.co/sVGNLgjNJh
2014-04-06 14:43:36エレーナ・ブルラコーヴァ「(低線量域での リスクの 増加) これは ごく 微量の 被ばくでは、本来 身体に 備わっている 修復機能が、ある 一定線量に 達するまで 働かないことが 影響していると 見られる」(『チェルノブイリ人民法廷』2013年刊)
2014-04-06 14:49:04p50 「各国の法令にその勧告が取り入れられ、世界的に信頼されている「国際放射線防護委員会 (ICRP)」は医学における放射線被ばくや事故の対策を考えるために生まれた民間学術組織。原爆や原子力発電所と無縁に、時間的にはだいぶ先だって、できた組織です。
2012-10-23 17:33:18