講演会「計量的言語研究の諸相」の発表に関するまとめ

研究発表・講演会「計量的言語研究の諸相」(2012年9月19日水曜日)が行われた際、会場内外であったつぶやきのまとめです。 発表内容に関するサイトは下記のURL先です。 http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~p16537/event/20120919.html
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Ken Urano @uranoken

学習者コーパス分析の留意点。Adel 2008。「差」に見えるものの多くは、テーマ、語数、辞書使用の差であった。

2012-09-19 13:49:09
Ken Urano @uranoken

観察された差を書き手の差に帰属させるためには、コーパス構築にあたって高度な条件統制が必要。

2012-09-19 13:49:59
Ken Urano @uranoken

ICNALE International Corpus Network of Asian Learners of English.

2012-09-19 13:50:40

The ICANALE Onlineのサイトは下記のURL先です。
http://language.sakura.ne.jp/icnale/

Ken Urano @uranoken

トピックを2つに絞り、全学習者に両方書かせた。学習者プロファイルをしっかり集めた。収集した学習者情報をもとに、CEFRの習熟度を付与した。

2012-09-19 13:54:15
Ken Urano @uranoken

母語話者と比べ、さらに他のアジアと比べたところ、日本語母語話者に見られる過剰使用は I, think, so, n't

2012-09-19 14:02:11
Ken Urano @uranoken

さらに習熟度別に調べた。thinkについては、習熟度が高くなると過剰使用が消える。"I think"は日本人の初級学習者に多く見られるが、そのうち消えると言える。一方で、weやpeopleの過剰使用は習熟度が高くなっても解消されない。これは台湾などの他のアジア国とも共通している

2012-09-19 14:07:29
Ken Urano @uranoken

学習者コーパスは、教育への応用があまり進んでいない。ただし可能性は広い。

2012-09-19 14:09:19
Ken Urano @uranoken

Wisdom和英辞典の第3版では、ICNALE分析による過剰使用の情報が掲載される。

2012-09-19 14:10:12
Ken Urano @uranoken

2013年3月24日ー25日にICNALE完成記念シンポジウムを開催予定。

2012-09-19 14:11:51
Ken Urano @uranoken

統計数理研究所の前田先生「社会言語学的な調査の設計と実践」

2012-09-19 14:14:12
Ken Urano @uranoken

鶴岡市における共通語化の調査。 http://t.co/Ym8iVsJ6 1950年からほぼ20年おきに調査していて、昨年第4次調査を実施。

2012-09-19 14:17:13
Ken Urano @uranoken

現在の研究目的は、(全国)共通語化に加えて、共通語と方言の使い分け。

2012-09-19 14:19:21
Ken Urano @uranoken

協力者は母集団から無作為抽出。さらにパネル調査も実施。かつて無作為抽出で選ばれた協力者に次の調査でも協力依頼し、同じ人の経年変化を調べた。

2012-09-19 14:22:36
Ken Urano @uranoken

面接調査で聞き取り。音声、語彙、文法。第3回目以降は言語生活調査票(アンケート)も用意。

2012-09-19 14:23:51
Ken Urano @uranoken

唇音性、口蓋化、有声化等を調査。

2012-09-19 14:25:10
Ken Urano @uranoken

は行の発音は、上代はパピプペポで、平安のあファフィフフェフォだった。現代はハヒフヘホ。

2012-09-19 14:26:47
Ken Urano @uranoken

有声化とアクセント(ストレス)では共通語化のペースが異なる。

2012-09-19 14:30:17
Ken Urano @uranoken

第4次調査での新規追加項目。「標準語で」「友達との会話で」「鶴岡弁で」読んでもらった。

2012-09-19 14:37:38
Ken Urano @uranoken

第1次から第4次まですべて協力してくれた人が4人いる!90歳から77歳。

2012-09-19 14:40:52
Ken Urano @uranoken

第4次調査の結果は明日。残念。

2012-09-19 14:42:41
Ken Urano @uranoken

続いて @chabimom 先生。コーパスとESP: 科学技術英語のテキスト分析諸相。

2012-09-19 14:47:22
Ken Urano @uranoken

小山先生によるESPの定義。「固有のニーズを持つある専門領域においてその領域の目的を達成するために使用される英語(二関する研究教育の内容と方法)」

2012-09-19 14:53:33
Ken Urano @uranoken

工学部の英語教育。限られた英語の授業時間で効率を上げるにはやはりESPが進むべき道だろうというお考え。これは工学部以外にも言えること。英語専攻でない限り、大学4年間の英語授業時数は少ない。

2012-09-19 14:56:46