注目して欲しいのは、『余りは割る数より小さくなる(だって割れないもん)』てルールが、小数第一位の商を認めると『余りは割る数を10で割った数より小さくなる』となること。小数第二位なら100で割った数になる。例えば37÷6=6余り1とか6.1余り0.4とか6.16余り0.04となる。
2012-09-22 03:14:18筆算にするとこうなる。実は、割られる数の小数点に当たるところに縦に真っ直ぐ線を引くと、余りの位取りがうまくいく。 http://t.co/5ydVNMPg
2012-09-22 03:15:37このルールは結局小数÷小数でも変わらない。例えば、0.897÷1.9の小数第三位までの筆算はこうなる。注意するのは、小数点ずらす前にさっきの縦線を引いてしまうこと。これでずらそうがずらすまいが、余りの位取りはミスしない。 http://t.co/DWYVkKGR
2012-09-22 03:15:56割り算の余りは迷う。教えてる方もたまに迷う。迷ったらかけ算使って検算してみよう。A÷B=C余りDという答えが出たら、B×CにDを足そう。Aからは、BをC個取れて、余分のD。だから、B×C+D=Aとなるはず。合ってたらハッピー。間違ってたら、うん、うまい棒でも食べよう。
2012-09-22 03:16:15さて、Aが0より大きな数のとき、A×1=Aはもう常識と思う。これをちゃんと説明したらなんか長くなる。では、A×1.1はAと比べて、大きいか小さいか。A×0.9ではどうか。
2012-09-22 03:17:08ここでは、ちょっとズルいけど実は今まで断りなく使ってた分配法則(J×(K+L)=J×K+J×L)というのに再度ご登場頂く。A×1.1=A×(1+0.1)=A×1+A×0.1=Aにちょい足し、になるのでA×1.1はAより大きい数。同じ様に、A×(1以上の数)=A以上の数。
2012-09-22 03:17:24またA×0.9=A×(1-0.1)=A×1-A×0.1=Aにちょい引き、なので、A×0.9はAより小さい。A×(1未満の数)=A未満の数になる。なお割り算ではこの関係は逆になる、例えばA÷1.1はAより小さくなる。考えるヒントは、1.1=11/10で、分数の割り算はどうやるっけ?
2012-09-22 03:17:46はいなんか最終回Aパート終わったしなんか始まったしとりあえずここまで。あとは生徒さんの理解の度合いや膨らみ具合などから各自足したり引いたりしてください。
2012-09-22 03:23:16おまけ
パンを切り分けるなら分数が便利。お金の計算は小数に分があるってことかな。個人的な印象。
2012-09-22 03:40:14エジプト式分数の良い例として、おかいつソングに「アップルパイひとつ」という歌があって、4番の歌詞が『おやつのじかんだよ さくらんぼが3つ ぼくたちみんなで5にん むずかしいぞ5とうぶん』さて雀のママは、できるだけわかりやすくおやつを5等分できるだろうか。
2012-09-22 03:44:18イギリスの通貨は昔、1ポンド=20シリング、1シリング=12ペンスというのがあって。
2012-09-22 03:55:35