面白い情報ありがとうございます……確かに森の獣たちも好んで食してる感じはしませんでした……ドングリは定期的に豊作・不作を繰り返すので、ドングリ不作年はトチも少なかった印象です… @kumikokatase @shanghai_ii
2012-09-24 13:25:28(またもどんぐりネタ)・・・渋のあるドングリは、これからの季節、暖房を兼ねた薪ストーブで煮出してアクを抜き、すりつぶして塩と麹を混ぜ置くと味噌になりますが味は独特……どんぐり味噌桶の周りには白い粉が吹き、成分分析に出したらブドウ糖とのこと……縄文人は甘味を知っていた可能性は?
2012-09-24 13:42:30栗饅頭のルックスですもんね。北陸ではトリアシショウマの根塊で毒消しするらしいですが、北海道にもあるかなぁ? @kumikokatase トチの実は見た目はクリとよく似ていて美味しそうなんですけれどねぇ。トチ餅を好きなんですが、すごく手間がかかるんですね。 @shanghai_ii
2012-09-24 14:32:35会津地方の古民家の屋根裏からは百年以上前の栃・団栗が食える状態で見つかったそうですよ… @shanghai_ii トチの実は、一応天日干しまでなら楽なんで、天日干しして保存しておくのが、良いような気がした。(何年分か貯めて、老後の楽しみにw)@kumikokatase
2012-09-24 14:41:52木の実食は飢饉に備えるものでもあり、木の実は豊・不作のムラが著しいので備蓄するんでしょうね。囲炉裏で燻されるので食害にもあわず、アクも抜けるという効果もあるそうです… @kumikokatase すごーい! RT @norateng 百年以上前の @shanghai_ii
2012-09-24 15:02:02貧しい山村では、飢饉をしのげるように「トチの大木がある家にしか娘を嫁にやらない」という風習もあったと聞きました……「生きる」が大変だった時代の話… @kumikokatase 生活の知恵ですね。 RT @norateng 木の実食は飢饉に備えるもの… @shanghai_ii
2012-09-24 15:11:50僕が拓いた のらやの森でも、息子が産まれたとき、どうなるかわからない世界に生きる子供たちに遺そうとトチの木を植えました……沢はたゆたゆと流れてるし、田畑もあるので、食うに困ることは無いだろうとの親心でしたが、そんな想いも木っ端微塵の原発事故… (´Д`)
2012-09-24 15:20:47東北地方でも近代までは木の実食の事例は残ってますが、やはり海に近くなるほど薄れるようです……海は豊かだったのですねぇ……そんな訳で、森を追われたのらや原人は海辺へたどり着き、鹿角の釣り針とクスサンのテグスで縄文漁労に励みます… @oni_ka
2012-09-24 15:41:13そーいえば、木の実食を調べているとき、「ドングリを食べると耳が潰れる」という言い伝えを山形県で聞きました……なにかの戒めのような雰囲気もありますが、現代人にしてはドングリをずいぶん食べてきた僕の耳は超健康的です。似たような話をご存知の方がいらしたら教えてください…
2012-09-24 15:47:21どんぐり食の話は広く世界に残っていて、まだまだ話が続きますが、それを書いてるとキリがなく、一日がTwitterで終わってしまうので仕事に戻ります…
2012-09-24 15:51:11思い出しました……どんぐりを食べると どもる・・・僕はその話を福島県白河市の埋蔵文化財収蔵施設「まほろん」で聞きました……続報があればよろしくお願いします… @tiyo_emma 京都ですよー。
2012-09-24 16:11:12森が人々を養えなくなったのは、エネルギー問題に関わりが深いと読んだこともあります。都市の発達と薪炭需要が森の伐採を促し、近代の機械化がそれを加速させたと書いてあった……木の実を常食していた時代には、大人が3・4人で根元を囲むような木が当たり前にあったとも聞きました…
2012-09-25 09:35:22だって、『どんぐりの大木の下には実が層になるほど落ち、ホウキで掃いてスコップですくうほどだった……秋のひと働きで家族が来夏まで食えたほど…』との記述を見たときの羨ましさったらないですよ……今でもそれに近い森は稀に見ることありますがね…
2012-09-25 09:42:38それから、どんぐりについては樹種・種類により一概にいえませんし、同一種でも粒の大きさが極端に違う例もあります……東北で馴染みの深いナラ・クヌギには豊作・不作を周期的に繰り返す観察がみられますが、当たり年には「箒で掃くような」光景もありました… @xiahemyon
2012-09-25 10:34:28僕は主に東北南部で木の実食を調べましたが、木の実食にミジメさを重ねた古老たちの口は重かったです……木の実食は日本各地にも残っていて、高知ではカシのドングリから作った『樫切り豆腐』を伝承してる老夫婦も訪ねました……それは病人の養生食とのことでしたよ… @moriokahiguma
2012-09-25 10:54:42どんぐりを可食するにはいくつか方法がありますが、粒のまま煮出してアクを抜くのはシンプルなやり方……殻をむいた実をすりつぶして水にさらし、根気よくアクを抜くと、ドングリ粉と、どんぐりのデンプンが採れますが、その澱粉をとろ火で煮詰め、冷まして固めると『どんぐり豆腐』の出来上がり…
2012-09-25 11:03:44どんぐり豆腐は水加減で固さがかわるので、プルプルのゼリー状にもなるし、硬く餅のようにもできました……それをやはり厳寒期にフリーズドライにすると、考古学者もびっくりの「ドングリ凍み豆腐」も出来上がり… ユリの球根や、ワラビや葛の根っこでも同じものが作れます…
2012-09-25 11:09:21夫と知り合った日、「でんぐりのどんぷんのプリン」と言われ、森へ誘われたのでした〜 RT“ @norateng でんぐりのどんぷん "
2012-09-25 11:12:36デンプンを取り出した後のどんぐり粉は『どんぐりパン』に焼き上げます… 森の電力自給暮らしでは、余剰がでると電動パン焼き機でパンをこね、温室で発酵させて、蒸しカマドで焼く『どんぐりソーラーパン』がご馳走でした…
2012-09-25 11:14:30どんぐりを可食するまでには大量のアク汁が出るのですが、それも捨てずに暖房を兼ねた薪ストーブでコトコト煮詰め、濃縮して木工品や自作の家の壁に防腐剤代わりに塗るのです……主成分はタンニンですが、今は流行りのロハスやスローな柿渋と同じ効果は実験済み…
2012-09-25 11:23:13どんぐり粉100%だと沢水酵母だけでは膨らまないので、小麦粉ブレンドタイプを売り出していたこともありました……快晴が続き、自給電力に余剰ができたとき限定の幻のパンです… @kumikokatase 食べてみたいです。美味しそうです♪T @のら☆『どんぐりソーラーパン』
2012-09-25 11:35:07さて、どんぐりのハナシになると止まらないので、そろそろ家バスに荷物を積んで出発します……家バスはソーラー電源車にもなったので、電気炊飯器とIHヒーターも積み、晴れさえすれば燃料要らずで料理もできるようになりました…
2012-09-25 11:39:17