120929 archiforum in OSAKA #1「スタディの可能性」長谷川豪×香川貴範 #AF0929
香川:換気について屋根の形(見え方)と窓のスタディ。この辺りで構造の話が入ってくる。木造の2階建て。1階と2階を切るために庇を全体にまわす。/この庇は構造的にも効いてるらしい。 #AF0929
2012-09-29 17:19:23香川:Dアパートメント。敷地は駅のすぐ横。周辺はごちゃごちゃしている。都市計画道路の上に建っていて、道路をつくる際には壊さないといけない。壊すところと壊さないところを考える。 #AF0929
2012-09-29 17:22:24香川:住戸バリエーションを増やすため、長い奥行きのある部屋をD型に曲げる。階段の取り付けで住戸と水回りの関係が決まる。 #AF0929
2012-09-29 17:25:24単身用の20〜30m2の住宅は大抵4x8程度になるが、ここでは2x16のようにすることで住戸内の床を有効利用しながら、奥行きのある平面にした。 #AF0929
2012-09-29 17:26:38賃貸の集合住宅の検索サイトを覗き、そこにある検索条件にできるだけ多く当てはまるようにしている。また、住戸の平面は必ずサイトに出るので、U字型の平面は目立つことになった。 #AF0929
2012-09-29 17:28:52香川:不動産屋のHPで部屋を検索する時、角部屋とかオートロックとか、検索条件になるたけ多くの条件が当てはまることを考えた。検索条件の他にplanも出る。検索条件の最適化について考えていた。 #AF0929
2012-09-29 17:28:57今回のテーマはスタディだが、スタディする際に、集合住宅なら検索サイト、住宅なら室内環境のように、その建築が扱うべき問題を少しずつ絞るようにして、スタディしている。(香川さんのレクチャー終了)#AF0929
2012-09-29 17:33:16続いて長谷川さんのレクチャー。香川さんは塚本研のふたつ上の先輩で、スタディを見せろということで、未発表や新作の物を中心に4作品紹介します。まずは経堂の住宅。 #AF0929
2012-09-29 17:35:05長谷川:経堂の住宅。北側に地主さんがもっている大きな庭がある。まわりが同時に分譲にだされたので、どのような建物が建つか分からない状況。 #AF0929
2012-09-29 17:36:25敷地は周りは5つ同時に分譲されているので、信用ならないが、北側に少し広めの庭がありそこは信用できた。また、施主は編集者で多い蔵書にどう対応するのかも大切なテーマになっていた。 #AF0929
2012-09-29 17:37:15閉じながら開く、を考えて開口部をスタディしていた。予算の問題もあり、規制の規格寸法を使うというのもテーマになっていた。 #AF0929
2012-09-29 17:38:52長谷川:1Fが塀に囲われるので、同じ高さに設定し地下のような空間。2階を開放的な小屋裏のような空間を考えた。解放閉鎖を反復する。 #AF0929
2012-09-29 17:39:53(最終案の断面の絵)一階は風通しのよい床下、二階は小屋のよう。それに合わせて一階を3.6mを4枚割、二階を3.6mの3枚割とパネル割りを上下で変化させたエレベーションが決まった。 #AF0929
2012-09-29 17:41:15長谷川:敷地全体をコンクリートのブロックを並べる。1階は天井の低い書庫のような空間に。1,8mピッチで柱を配置し、その間に本棚。本棚と本棚の間に自分の居場所を見つける。柱のピッチで2階の梁せいを抑えることが出来た。 #AF0929
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