@syuichiao先生からの横取り勉強メモ2012年9月分【大量】

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

個人的にはとても重要な問題と思っています。このような内容で勉強会をするべきではと思いますし。CHEST.2012;142(2):271　むしろ薬学部でも最新の報告は講義に取り入れるべきかと。臨床で使えない知識を積み込んでも患者のためには全くならない。

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

喘息患者にLABA治療へLAMAの追加が行われるような時代が来るかもしれない。http://t.co/kfHNNIHM　COPDへの治療にもLABAがどんどん上市されている。安全性解析を最優先で行うべき。特にCOPDは死因別で見ても上位の疾患。安全な治療薬の開発は必須だろう。

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

BMJ. 2011 Jun 14;342:d3215チオトロピウムと死亡に関する論文からEBMに出会い、それ以来、新薬がどんどん開発され、いまだ明確な安全性解析が出てこない、という。。。とんでもないことになっている気がするのですが・・

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

COPDの真のアウトカムっていまさらながら何だろうか。でもやっぱり死亡を減らさない薬剤は・・と考えてしまうが、呼吸器疾患の場合、日常生活におけるQOLも重要なのか。難しい問題だ。。。

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

喘息増悪のリスクがある小児患児にはステロイドの連日吸入が推奨される。 しかしながらアドヒアランスと成長への影響が心配される、として 連日投与と間欠投与との比較検証したRCTの報告がかつてあった。 N Engl J Med 2011; 365:1990-2001

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

Daily or Intermittent Budesonide in Preschool Children with Recurrent Wheezing N Engl J Med 2011; 365:1990-2001 http://t.co/1tegSnYK

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

N Engl J Med 2011; 365:1990によればブデソニド連日投与群と間欠投与群で有意差なしという結果。喘息増悪の相対発生率0.99（0.71～1.35）ブデソニドの平均曝露量は間欠投与群のほうが連日投与群より 104 mg 少ないという結果であった。

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

Effect of Inhaled Glucocorticoids in Childhood on Adult H・･ N Engl J Med 2012;367:904 http://t.co/sUhEjNDB 小児における吸入ステロイド使用とその後の身長への影響を検討した報告

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

小児喘息管理プログラムに登録された患者1,041人のなかで データが取得できた943人（平均年齢24.9±2.7）について成人時の身長を測定した。 研究開始時点での対象患者の年齢は5～13歳。 N Engl J Med 2012; 367:904-912

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

ブデソニド400μg/日群 nedocromil 16mg/日群， プラセボ群 の3群にランダム化し4～6年間追跡したものである。 成人後の身長を重回帰分析を用いて各群で比較検討 N Engl J Med 2012; 367:904-912

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

プラセボ群に比べてブテゾニド群では成人後の身長が1.2cm有意に低い。‐1.2cm(−1.9 to−0.5)プラセボ群に比べてnedocromil群では身長に有意な差は出なかった。 ‐0.2 cm(−0.9 to0.5) N Engl J Med 2012;367:904-912

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

治療開始から2年間の体重当たりの吸入ステロイド使用料が多いほど 成人時点での身長が低くなる 用量１μg/kgあたり増加で0.1 cm低くなる (P=0.007) N Engl J Med 2012; 367:904-912 http://t.co/sUhEjNDB

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

治療開始２年でのブテゾニド群とプラセボ群での身長差は (−1.3 cm; −1.7 to −0.9)で成人時点での差と同等である点から 主に投与開始後2年間が思春期前の患者おいて成長速度減少が発生するという結論 N Engl J Med 2012; 367:904-912

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

5～13歳という年代のコントロールが良好な小児喘息患者では季節的な変動を考慮しつつもステロイドの間欠投与が望ましいかもしれない。N Engl J Med 2012; 367:904-912　、N Engl J Med 2011; 365:1990-2001

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

メタ分析とその後の大規模無作為対照臨床試験との相違Discrepancies between meta-analyses and subsequent large randomized, controlled trials　http://t.co/jtZixBq8

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

4大医学誌に投稿された対象患者1000人以上の12RCTの1次、2次アウトカムの結果を、同様の内容を扱った先行する19メタ分析の結果と比較。延べ40の1次、2次アウトカムの結果とメタ分析の結果が一致したのはわずか。N Engl J Med 1997; 337 :536 - 42

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

kappa= 0.35; 95 percent confidence interval, 0.06 to 0.64　メタ分析の陽性予測値は 68%，陰性予測値は 67%　N Engl J Med 1997; 337 :536 - 42 http://t.co/WFBbJ4k8

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

イチョウ葉エキスの有効性および安全性http://t.co/9m8yTBwD　

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

認知症患者におけるイチョウ葉エキスの有効性を検討したメタ分析は Effects of Ginkgo biloba in de… BMC Geriatr. 2010 Mar 17;10:14. http://t.co/44kwOf0j 多少効果がありそうな結果ではありますが。

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

認知症やADにおけるイチョウ葉エキスの有効性はンダム化比較試験ではなかなか前向きな結果はでていないようです。Ginkgo biloba for prevention… JAMA. 2008 Nov 19;300(19):2253-62. http://t.co/WlnKqhP8

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

イチョウ葉エキス120mg1日2回投与群1545人VSプラセボ1524人を対象に、専門医による一致した見解の認知症・アルツハイマー病の発生をRCTで検討 JAMA. 2008 Nov 19;300(19):2253-62. http://t.co/WlnKqhP8

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

対プラセボの結果は 全ての認知症　　：1.12 (0.94-1.33; P = .21) アルツハイマー病：1.16 (0.97-1.39; P = .11). JAMA. 2008 Nov 19;300(19):2253-62. http://t.co/WlnKqhP8

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

さらにLancet Neurology,からイチョウ葉エキスの有効性に関するRCTが報告されました。The Lancet Neurology 6 September 2012　http://t.co/Z4Jfc39i

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

患者70歳以上の患者2854例を対象にイチョウ葉エキス120mg　1日2回群1414例とプラセボ1406例を比較。少なくとも1回分の治験薬またはプラセボを投与された登録者のアルツハイマー病への転換を検討 http://t.co/Z4Jfc39i

青島周一☕🎫👟 @syuichiao89

追跡期間：5年でアルツハイマー病の診断は イチョウ葉エキス群：61人（1.2/100人年） プラセボ群：73人（1.4/100人年） hazard ratio [HR] 0•84, 95% CI 0•60—1•18; p=0•306 http://t.co/Z4Jfc39i