@betsumaga 一応プロですが質問します!編集者のクレジットを入れたく無い、と言うのは何故ですか?私は編集、デザイナー、アシスタント、出来れば取次ぎだって、映画みたく全てクレジットした方がいいと思うタチです。理由は各自責任を持って仕事して欲しいから。
2012-10-12 02:44:34@hiroki_endo ありがとうございます。実は、まさに今、遠藤先生のご質問の直前に、なんだか偉そうな文章だと思って、そのくだりを削除してしまいました。担当している作家さんからは、遠藤先生と同じことを言われて、クレジットに名前を入れたこともあります。
2012-10-12 02:48:57ただ、僕個人はクレジットがあろうがなかろうが、仕事への姿勢に変わりはありません。もし誤字脱字などの編集ミスがあれば責任も取るつもりでいます(謝罪して、なるべく早くに修正するしかないかもしれませんが)。デザイナーやアシスタントさんと違って、
2012-10-12 02:52:48デザイナーさんやアシスタントさんと違って、会社員である編集者がクレジットに顔を出すのはおこがましいかなと思っているんです。作家からの強い求めがあれば、これからも、名前を出すことはあるとは思いますが。
2012-10-12 02:54:24今も昔も積極的には名前を入れたくないなあ、という思いです。雑誌は編集者が主導して作りますが、単行本は作家のもの、作家さんが強く望むなら入れるし、そうでないなら黒子に徹するという意識です。 RT @hiroki_endo @betsumaga その考えを改めた理由はなんですか?
2012-10-12 02:57:56@betsumaga 会社員、と言う所がネックみたいですね。作家からの意見としてはクレジットがある事で「次はこの編集と仕事がしたい」欲があるわけです。作家も編集を選べると。今後フリーでエージェント的な仕事をする編集が増えるとそうなるかもしれませんが。
2012-10-12 03:01:06@hiroki_endo なるほど。その通りだと思います。少し驚きました。つまり、遠藤先生の目から見ても、編集者の良し悪しは歴然としてあるというイメージですか?
2012-10-12 03:05:22@betsumaga 編集者と作家のミスマッチが減る、というのもありますが、各自の自己プロデュース能力を養うと言う点ではクレジットした方が良いとおもいます。今後、編集もフリーが増えるでしょうし。個人的にはクレジットの無い新聞の社説は読む気がしないもので。
2012-10-12 03:07:05@hiroki_endo 僕ははっきりと愚鈍なほうなんで間違った未来予想かもしれません。僕はフリーの編集者は増えると思いますが、作家さんのためになるかどうかは微妙だと思っています。中間業者がワンクッション増え、そのコスト負担が作家、読者、出版社に行くだけになる可能性も高い、と。
2012-10-12 03:10:50@betsumaga 編集の良し悪し、では無く、「相性」だと思います。上の誰かに決定される位なら、自分でビジネスのパートナーを選びたい。選択と責任ですね。、
2012-10-12 03:10:31@hiroki_endo そうですね、良し悪しではないですね。間違った言葉でした。そして、クレジットしたほうが編集者個人の売り込みにつながり、作家さんも選びやすくなるというのもその通りだと思います。
2012-10-12 03:12:07@hiroki_endo ただ、極論を言うと、今でも作家さんから編集者の指名はゆるーく、できていません? 編集者がフリー化しなくても。僕でさえ、たまに、僕に見て欲しいという指名の持ち込みがあったりします。新人時代のほうがむしろしやすいだけかもしれませんが。。
2012-10-12 03:14:26@betsumaga その通りで、経済的に恵まれた一部の作家だけがフリーの恩恵を受ける可能性はあります。ただ、漫画が自由競争の売れた者勝ちジャンルである以上、避けられないでしょう。編集者も、出来る奴が全部持っていく。ちょっと辛辣かもしれませんが。
2012-10-12 03:19:24やっぱりそうなりますかー。そういう未来になってほしくないなーと思って、日々、仕事してますが、そうなりますか。でも、僕はやっぱり愚鈍なので今はまだ諦めたくないですね。
2012-10-12 03:29:50遠藤先生のおっしゃるとおり、一言で言うと「どっちが売れるか?」ですね、勝負は。ノマド編集と社畜編集と。5年後、10年後、自分がどうなっているか想像もつきませんが、なるべく多様な漫画が生まれる現場に立ち会い続けたいです。
2012-10-12 03:30:15@betsumaga はい。そこら辺のゆる〜い匙加減はなんとなくわかります。そこから奇跡のカップリングが生まれる可能性も否定出来ない。でも私のような、中堅処の作家だからこそ、自分で選択して勝負したいと思ったりします。別に今の担当に不満は無いですけど(笑)。
2012-10-12 03:43:12@hiroki_endo たしかに現状、「担当を替える」ことはできるけど、「担当を選ぶ」ことはなかなか出来ないですもんね。漫画家さんができるのは「なるべく相性のいい編集者が多そうな編集部の雑誌を選ぶこと」くらい。
2012-10-12 03:48:46遠藤先生もそうだと思いますが、人気作家は複数の編集部から会いに来た編集者の中で、相性の良さそうな人を選ぶことはできますが。。。そのシステムを変えるのは、簡単ではないですね。結局、優秀な編集者が担当できる本数にも限界がありますからね。
2012-10-12 03:51:28たくさんフリー化してもフリーの中で競争があるだけですからね。結局、僕らができることは、部内教育を徹底して、なるべく優秀な編集者を育てること(僕もまだ勉強中の身ですが)なんでしょうか。そして優秀な人が、フリー化してもめげずに、また育て、その編集部ごと人材のブランド化を図る。
2012-10-12 03:54:53そういう道なのかもしれません。フリーの編集者のほうが、より面白い漫画、より新しい漫画が生まれる場に出会えるなら、僕も飛び込むかもしれません。ちなみに話題のコルクさんとも来週、打ち合わせします。まったく敵対しておらず、協力しつつ切磋琢磨していきたいと思っています。
2012-10-12 03:56:29@betsumaga はじめまして、こんばんは。もし今後フリーの編集者さんが増えたなら、クレジットがあることで新人さんも既存の作家さんも「この編集者と仕事がしたい」となるのではないでしょうか。畑違いなのですが、児童文学や絵本では時折りそうしたことがあります。
2012-10-12 03:46:36@qvo_monogym ありがとうございます。漫画しかしらない門外漢なので、見当違いの質問だったらすみません。絵本や児童文学の世界では(でも?)編集者を選ぶメリットは大きくあるのですか? 編集者によって本の出来が違ったり、売り上げが違ったりするものなんですか???
2012-10-12 04:04:26@betsumaga 直接選ぶというシステムはまだ公に確立されてはないですが、その方に持込みして出版されて、というルートはあります。もちろんハードルは高いですが、その目に適う作品であればやはり出ます(100%売れるではないですが)。これはメリットだと思います。
2012-10-12 04:10:39@betsumaga マンガでも、名物編集者に見てもらいたいというのはあると思うのです。クレジットではないですが、有名な作中に取り上げられた編集者さんに読んでもらいたいと思う人は多いです。古くは鳥島さんとか。
2012-10-12 04:12:35