- tanakazuhiko
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@khideaki ありがとうございます。現実世界では環境や時間,また自分の身体的限界により様々な縛りを受けるものですが,そのような中でも心や精神が束縛されない状態,つまり魂が植民地化されてない状態でいられることが,「自由」(free)ということなのではないかなと考えています。
2012-04-08 12:02:44@anmintei 脳の損傷や遺伝によるものならば,彼らに人の痛みや不安を感じろというのは無理(その能力がない)となります。つまり魂が植民地化された状態とは違う。しかしサイコパスは他人の魂を植民地化することには長けていたりします。相当にやっかいな存在だと感じます。
2012-04-09 17:56:19アリス・ミラー『才能ある子のドラマ』読んでます。自分の感覚に正直に生きるのは何と難しいことか。でも、どんなに辛くても、そうするしか自分の人生は生きられない。自分の心の蓋を空けない限り、永遠に自分は自分のものにならない。反対に蓋を空けたら、辛さとともに本来の自分自身を獲得できる。
2012-04-21 23:09:31才能ある子のドラマ―真の自己を求めて
アリス・ミラー
発売日: 1984/01
出版社: 人文書院
ISBN-10: 4409330217
ISBN-13: 978-4409330210
昨日はゼミで私が研究発表。3年生の最初の課題を論文紹介としたので,なら最初に私がやりましょ,ということで発表しました。取り上げた論文は深尾葉子先生の「「魂の脱植民地化」とは何か」です。私はこの論文をぜひ多くの学生に読んでほしいと強く願っています。(続く
2012-04-27 00:43:38続き)学生からは「自分も「魂」が「植民地化」されているような気がしてきました」という反応。そしてその後のゼミコンパではその話で盛り上がりました。今回の発表で学生は何かを感じ取ってくれるといいな,と思っていましたが,予想以上の反応の良さに,この論文の価値の高さを改めて実感しました。
2012-04-27 00:48:18近代以降の日本は,欧米の基準に適うことが目標で,欧米の基準に近ければ近いほど「優れたもの」とされ,そうでないものは「劣ったもの」と考えてきた。時には「欧米の基準」から見て欧米を超えた!と考えてきた。しかしどちらにも「欧米の基準」を絶対視している。思考が植民地化された状態といえる。
2012-05-01 02:31:09@bu_reau まあ、抑圧されているということと同時に、抑圧をかけてくる側が自己呪縛の状態にある、「植民地化」されている人達なんだという点を、考えてみるといいかなと思います。彼らこそが「蓋の上の人格」を生きているのであると。
2012-05-01 23:38:01「東大話法」を理解する上では,アリス・ミラー著『魂の殺人』やアルノ・グリューン著『人はなぜ憎しみを抱くのか』,また深尾葉子先生の「「魂の脱植民地化」とは何か」を読むといいと思います。ただ,これらを真剣に読んでしまうと,世の中の「大人」の相当数が戦慄を覚えるでしょう。
2012-05-08 00:40:27人はなぜ憎しみを抱くのか
アルノ・グリューン
発売日: 2005/2/17
出版社: 集英社
ISBN-10: 4087202828
ISBN-13: 978-4087202823
@hodohododa まあ、色々大変ですが、自主勉強会を学生と一緒にやったりと、楽しいこともありますよ。学生と一緒に魂の脱植民地化を進めています。
2012-05-08 22:19:50@minoridrums まだ解放されたとは言えませんが,以前よりはましになりました。きっかけは「魂の脱植民地化」のコンポジウムです。
2012-05-24 14:00:43@yoshikonome リプありがとうございます。そうですね、彼らにとって魂の脱植民地化は死ぬより怖いことなのだと思います。彼らは若者を縛り、苦しめたくてしょうがないのかなと想像しています。(もちろん彼らの頭の中では「日本のため」「若者の将来のため」となってるでしょうが)。
2012-06-05 23:17:41無知な人達(大衆など)の安易な行動により被害を受けた経験をもつ人は,無知な人(知識がない人,冷静でない人)を憎む。反対に,知識や権威がある人の狡猾な行動により被害を受けた経験を持つ人は,厚顔無恥な権威者・知識人を憎む。実はどちらも魂が植民地化された人という点では全く同じなのだが。
2012-06-09 14:41:42@khideaki 私は,まさに彼らこそが安冨先生・深尾先生のいう「魂」が「植民地化」された人々だと思います。
2012-06-17 14:55:25@khideaki 魂の植民地化は、カルトのようになる場合もあるし、アイヒマンのようになる場合もある、というのが私の理解です。どちらにしても自分の感覚や思考に基づいて生きるのではなく、自らを呪縛し、騙しながら生きていきます。特に自らの保身がかかる時はこの状態になります。
2012-06-17 19:06:28最近よくわかってきた。自己呪縛から脱し、自らの感覚を取り戻す過程にある人は、社会的問題にも自然と関心を持つようになる(今で言えば原発問題などがそう)。よく若い人の「無関心」を嘆く声が聞かれるが、これは自らの生き生きとした感覚に蓋をすることを彼らに強いてきたことに原因がある。
2012-06-28 00:48:24それ以来、私は人間が他人を犠牲にする、他人の人格を蔑ろにする、自分の見方を絶対化して他人にそれを強要する、自らの暴力を正当化する、そうした人間の心理を歴史学的な視点から考えるようになり、それを授業の中に盛り込んでいった。そこでにキーワードは「脱植民地化」だった。
2012-06-28 02:46:24こうした状態にあったので、安冨先生や深尾先生が言われている「魂の脱植民地化」は、まさにこれを探していました!という感じだったわけです。ただ、ここに行き着いたのは今年の3月末のことです。
2012-06-28 02:55:30