“Wind Integration Workshop in Tokyo”
つぎ、スペインのEmilio Gomez-Lazaro氏。スペインとポルトガルにおける風力の現状や普及過程で出てきた課題の紹介。
2012-10-19 11:32:39GL: スペインでは風力が設備容量の21%、電力需要供給の16%を占める。(太陽光もそれぞれ4%、3%。太陽熱1%、1%。) 近年はガス、風力、太陽光が増えている。 #WindInteg
2012-10-19 11:42:48GL:風力による供給割合の記録。2012/4/19、電力需要の61% (瞬間値)。2012/4/12、一日の電力需要の27%。(英語が不正確と思われるところあり、確認が強く推奨される) #WindInteg
2012-10-19 11:47:42GL: スペインの2020年の再生可能エネルギー普及目標は、全エネルギーの2割、電力の4割。 #WindInteg
2012-10-19 11:49:16GL:スペイン国土内における電源と需要の分布は大きく異なる。それを系統設備と運用技術が支えている。 #WindInteg
2012-10-19 11:55:33GL: grid codes, TSO , そして再生可能エネルギー制御センター(CECRE) が風力の利用に重要な役割を果たしている。 #WindInteg
2012-10-19 11:59:12GL: 風力の設備の98.6%がPower Control Center (CECOEL)に繋がっている。 #WindInteg
2012-10-19 12:01:10GL: 800近いWFのデータが12秒毎に収集されている。10MW以上のWFは全て Renewable Energy Source Control Centre (RESCC)から制御可能であり、15分毎に調整される。 #WindInteg
2012-10-19 12:02:45GL: 風力の出力の変化は1.5GW/時間に及ぶこともある。出力予測は有効だが誤差もあり、それに対する備えも必要。 #WindInteg
2012-10-19 12:04:44GL: 連鎖解列防止のため、電圧急変時の対応(Fault-ride-through, FRT)能力も義務づけ。2010年末時点で設備の95%は対応を完了、問題解消。今後もgrid codeの改良を予定。 #WindInteg
2012-10-19 12:08:45GL:強力なサイクロン通過に伴い、半日で7GWの出力減少が起きたこともある。 #WindInteg
2012-10-19 12:10:49MO: シンポ"Shaping the Grid"のスライドがこちらで見られるので、使ってくれ。http://t.co/13BBuBkE #WindInteg
2012-10-19 13:25:04MO: アイルランドの状況を紹介する。面積は北海道程度。英国との間の連系線も、北海道-本州の連系線と同程度。 #WindInteg
2012-10-19 13:25:59MO: アイルランドの発電設備容量に占める風力の割合は17%@2008年末。欧州諸国でも高い。 #WindInteg
2012-10-19 13:29:06MO: 瞬間値では風力が電力の50%以上を供給することもある。現状、その程度までは問題が無い。50-75%で問題が出てくる。75-100%は非常に大変、もしくは不可能。 #WindInteg
2012-10-19 13:33:54MO: 風力の瞬時導入量が増えるに従って、システムの応答性が落ちている。50%では問題ないが、75%に行くにはインフラおよび運用に変更を加えていく必要がある。それを今後5年で達成したいと考えている。 #WindInteg
2012-10-19 13:37:44MO: この比率は今後も変わらない見込み。デンマークや中国でも配電系統への接続が多く行われている。そのままだと電圧変動等の問題が起こるが、少々の工夫で解決した(詳細はすっ飛ばしたw)。 #WindInteg
2012-10-19 13:41:32MO: ルールは破るのが国民性なので、grid codeを満たしてない電源が多い。これを守らせれば、penetrationはもっと高くできる。 #WindInteg
2012-10-19 13:42:56MO: 電力貯蔵設備を全く使わなくても、50%のpenetrationが出来た。 (なんか揚水設備も造ったんだが、しばらく使えなかったらしい…) #WindInteg
2012-10-19 13:45:02