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民主主義って多数決のこと? 意見はどこだって最後には、一つにまとめていかなければなりませんね。 このように集団を一つにまとめ、動かす事を政治と言います (政治 http://t.co/BEsuRbY9 )
2012-10-22 12:41:56政治には、物事を決める手続きと決まったことを行わせる権力とその手続きや権力を人々に受け入れさせる正当性が必要です。 みんなに正しいと認めてもらえることです 昔は、シキタリ通りだとか、王様は神から権威を受けたのだからと納得して、人々は黙って従いました
2012-10-22 12:42:14しかし、いまではほとんどの国が人々が直接にあるいは自分たちの代表を通して間接的に加わります これならば、自分たちが決めたのだから進んで従う事ができます。
2012-10-22 12:42:49このように、自分たちの事は人任せにしない自分たちで考えていくこと、これが「民主主義」「民主政治」なんです 「民主政治」では一般的に多数決を取ることが採用されています。
2012-10-22 12:43:16人数が多くなれば、全員一致が困難になります。そこで一つにまとめる時の決定に、できる限り多くの意思が反映されるようにと多数決に落ち着いたんです 多数はを作るために、様々な意見の自由競争が行われることも期待されました。
2012-10-22 12:43:45「多数決は民衆政治を働かせるために必要な手段なんです」 「多数決は民主主義の手段で民主主義そのものではない。」
2012-10-22 12:43:51○多数決によって自分たちの自由を捨ててはいけない 信頼できそうな誰かに、全て政治を委ねてしまった方が楽で能率的なように見えるかもしれません。 でもだからといって、多数決によって一人の人や、一つの団体に政治をまかせっぱなしにしてはならないのです。
2012-10-22 12:44:57民主主義の本質は、自分たちのことは自分たちで決めるという自由にあります。 という事は、民主政治は一人一人に自分で考え判断していく責任があります。 古代ギリシャやローマでは市民は直接政治に参加しました、近代国家では人々が集まることが困難ですので
2012-10-22 12:45:15代表を通して行う民主政治が多いのです、でも代表は選んでしまえば、お終いではありません。 私たちは代表に意見を伝え代表の発言や行動に注目します。信頼できなくなった場合には代表をやめさせたり変えたりする必要もあります。
2012-10-22 12:45:25○多数決によって他人の自由を奪ってはいけない たとえば近代国家では、特定の宗教を信じるように強制し、それ以外の宗教を禁じることは避けられています 民主主義社会においてはメンバー全員の幸福に関わる幸福の領域と信仰のように多数決になじまないプラインベートな領域は分けられねばなりません
2012-10-22 12:45:50多数決でもし自分の自由をすてたり、他人の自由を奪ったりしたらどうなりますか? それは、民主主義を否定することになってしまいます。そして、民主政治を成り立たせるためには、いくつかの条件が必要です。
2012-10-22 12:46:15まず民主政治では、自由に発言を許され、公開された討論がかかせません。 討論を通して問題はなにか、色々な意見の共通な点や異なる点がなにかということが皆に明らかにされる。討論は反対意見や少数意見があって始めて活発に行われます。民主主義には少数意見の存在が大切なのです。
2012-10-22 12:46:29そして、一人一人が集団の一員としての判断をしていくことが大切です。 討論で利害や主張が対立していたとしても、問われている判断は、その集団にとってなにが正しいのか何が望ましいかという事なんです。
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