為末大さん@daijapanの「【ハードルの設定】について　大人の優しさが、子供の肯定感育成を阻む時もある。」

爲末大 Dai Tamesue　熟達論発売中 @daijapan

伸びてほしい。

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今日は【ハードルの設定】について

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かけっこ教室をお願いされる時に、僕は大体ハードルを用意するのだけど、大体３、４段階位の高さのものを置く。それで転んでもいいし、蹴っ飛ばしてもいいから、好きな所を飛んでいいよと言う。そうすると子ども達は思い思いの高さを飛びはじめる。

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かなりの子供がぶつけて転ぶ。一見するとかなりはらはらするけど、それをしばらく我慢して見ていると、自分にできそうな高さがみんなわかるようになってそれを跳び始める。そして、多くの子供は最初の高さより一つ二つ高い高さを跳び始める。

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個人的な体験で言うと、他人に設定された挑戦と、自分が設定した挑戦は質が違う。周囲が決めてくれた目標は達成した時、達成感はあるけれど、本質的な自信にはなりにくい。何を目指すかを決め、挑むと決めるプロセスが自信には重要で、むしろ達成した事より挑んだ事、逃げなかった事が自信になる

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僕は目標設定がうまいと思う。それは突き詰めると、何は無理で、何は頑張ればできるかを体験的に知っているから。跳べない高さと跳べる高さと、頑張ればいつかは跳べる高さが体感でわかる。それはいつも自分で何を目標にするかを決めてきたから。

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大人になって精神的に苦しむ人は、この目標設定が等身大の自分とずれている人が多い。目標を高くしすぎていつも肯定感が低い人、失敗が怖くていつも簡単な目標ばかりを選びいつまでも自信がつかない人。自分の限界がどの辺りにあるかが体感的にわからないから目標設定が難しい。

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【終わり】目標設定も、挑戦も、転倒も、再挑戦も、成功も、全部自分でやりはじめた時、子ども達の眼が変わる。どの程度やればいいか、何を目指せばいいか、社会に出たら誰も教えてくれない。ハードルを跳ぶ事ではなく、自分が跳ぶ高さを自分で選ぶ事に意味があると僕は思っている。

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大人の優しさが、子供の肯定感育成を阻む時もある。

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期待値を下げる事です。責任感の強さと期待値の高さが合わさると危ないです RT @extra_count: おっしゃる通りだと思います。では、周囲が自分に対して求める目標と、自分がこれくらいなら頑張ればできそうと思える目標がかけ離れていたらどうしたら良いとお考えですか？

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期待されるから頑張れる人ほど、レベルが高くなって期待に応えられなくなった時m自分を許せなくなる事が多い。ほんの一握りの人しか期待には応え続けられない。他人にがっかりされる事に慣れてない人は追い込まれる。

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いざという時はやめるという選択肢がない時に、戦略は行き詰まります RT @extra_count: 例えば会社全体の目標として定められている売上高に対して、自分がどう頑張ってもそれに届かないと。それに対して周囲が「お前の目標が低い。お前はもっとできる」という場合は往々にしてあると

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周りにがっかりされても自分だけは自分にがっかりしない人です RT @dontism: @daijapan 他人にがっかりされる事に慣れていて、それでも前向きになれる人って、どんな心持ち、どんなモチベーションなんでしょうか？RT他人にがっかりされる事に慣れてない人は追い込まれる。