アルシェリでついのべ140文字SS
@r_sakura2 140 字SS! 日が沈む直前。「海を見てると、いろいろ感じるわ」「歌いたくなったのか?」「そうね・・・私は何時でもどんな時でも歌いたいわ。」「そりゃそうだよな」
2012-11-06 12:44:32@r_sakura2 」「でもね・・・うん、魚食べたくなった」「はぁ??」「鯛焼き買いに行きましょう!」キラキラしている彼女の目があまり綺麗で突っ込むのを止めた。鯛焼きの店、どこにあったっけ
2012-11-06 12:44:46@pekepon_x @r_sakura2 「朝の歩道橋」「約束する」「鏡」のお題に挑戦。まだ恋人未満だなぁ…… #アルシェリでお題
2012-11-06 15:52:55遅刻ギリギリになってしまったと急ぎ足の歩道から見上げるといつも通り歩道橋の上で佇む背中。朝の日差しを浴びて光る黒髪を目の当たりに私は、ポケットに忍ばせた鏡を取り出す。前髪OK?リップは縒れてない?一段、二段と段を上りながら「約束したわけじゃないのに」早く名前を呼びたい、アルトと。
2012-11-06 15:49:52@r_sakura2 また書きました・・・、ってどうやったら書いたアドレスをココに貼り付けられるのかよくわからない。2-3分前です。お題は、「出会わなければ」で考えてたけど、「瞳と瞳」みたいな内容です。けっこうがんばって甘くしたんですが、自分的には限界かも・・・。
2012-11-06 20:46:19「ペア香水?」「ええ、ルカが持って来たの。こっちが男性用。これが女性用。成分中のナノ分子カウンターがカップルの特定の接触回数を数えてくれるんですって。」「ふ~ん。」「何を数えるかも選べるって。手を繋ぐ?キス?それとも…」微笑んだ彼女の腕が俺の背を抱く。「それとも何?」
2012-11-06 20:40:56「早乙女アルト真実の舞を!」激しい風切り音を物ともせずにシェリルの声が外部マイク越しに聞こえた。足下のディスプレイに笑顔の妖精。全てから解き放たれた透き通る美しさ。一瞬、手に握ったYF-29の操縦桿の感触が消えた。俺と機体は一つになり、天使に背中を押され、蒼穹を舞台として舞う。
2012-11-06 16:07:55ガウォーク形態のYF-29、左掌の上でとびっきりの笑顔になる。「早乙女アルト真実の舞を!」コクピットに向けて。彼からは死角になって見えないかも。でも、きっと伝わる。私の命はもうすぐ尽きる。だからこそ、この晴れやかな気持ちをアルトの心に刻みつけたい。さあ最後の舞台が待っている。
2012-11-06 16:10:41「もう限界」堪え切れずに回した手で背中を撫でる、もっと大胆に触れたいけど拒まれたら元も子もない。布越しでは物足りない体温、直に触れたいすごく触れたい。ジリジリと追いつめられるもの。「待てない?」こっちを見上げる彼女の綺麗な笑顔。「待てない」正直に吐露したら笑って触れるキスを一つ。
2012-11-06 21:54:36「兎の耳と猫の耳、どっちが好き?」「?」「男の人ってこういうの好きなんでしょ?」「別に…」用意された二種類の耳を代わる代わる付けて見せてくれるけどぴんとこない。「アルトが付けた方が…ほらすごく可愛い!」付けられた猫耳に気まずさ。けれど。「可愛い!」嬉しそうに抱きしめてくれるから。
2012-11-06 22:36:11『羽衣』「またそれ見てるのか」と呟くアルトの声は以前よりは和らいだ。このホログラムは私の宝物「だってあの舞台はとても贅沢だったわ。あの船にはカブキはなかったんだもの」ポスターに見惚れている私にグレイスが言ってくれたの“観に行ってみる?"私の全てが始まったのはあの時からだったのよ。
2012-11-08 09:08:04最初?それは、もう。小っさかったわよー。モブよ、もうモブ。ふふ。けど生意気なモブだったわよね~。勝手に出演機会どんどん増やしちゃって。ちょっ…わたしが近づいたんじゃないわ。アルトのほうから近づいて 来たんじゃない。え?何?何がついてるって…!!…ちっ、近過ぎるわよっ、バカっ。
2012-11-08 00:51:28身の丈に合わない。よくそう思うようになった。私って、自分が思っている以上に小さくて、子供だった。だから、アルトの背に合わせるために、必死に爪先立ちの恋をしてる。考えて、我慢して、でもやっぱり甘えたのまま。いつか、頑張らなくても、アルトの側にいられるようになるかしら。
2012-11-08 09:52:56一人で寒いベッドに眠る夜はいつも考える。いつまでこんな不毛なこと続けるのだろう。でたらめな恋患いにすがって、みっともないとも思う。アルトが欲しくてあんな風に誘惑した卑怯な私なんかじゃなく、アルトのことを待っている女の子はちゃんといる。だから早く、期待する前に私を突き放してほしい。
2012-11-08 09:49:01酔ってすやすやと眠ってしまったシェリルを抱き上げ、寝室へ連れて運ぶ。幸せそうに眠るシェリルを見ると、俺はいつまでシェリルのそばにいてやれるだろうか、と不安になる。そして俺は、自分からは明確なことは何も言えず、流れに身を委ねる虚しさに浸りたいだけの、卑怯な子供のままなのだ。
2012-11-08 09:40:26あおには沢山種類があるけれど、私にとって一番のあおは、アルトがくれた空の色。どこまでも遥かに澄んで、吸い込まれてしまいそう。 「寝るなよ? 落としちまうぞ」「寝てないわ。考えてただけよ」「何を?」「...歌の歌詞」そう、次の歌は、きっとアルトのための歌。この澄んだ青をうたう歌。
2012-11-08 09:34:52